iOS/iPadOSデバイス向け
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/22 06:44 UTC 版)
「iMovie」の記事における「iOS/iPadOSデバイス向け」の解説
Appleは、iOSデバイス向けiMovieを提供している。当初はiPhone 4のみであったが、HD動画撮影が可能となった第4世代のiPod touchとiPad 2にも対応するようになった。 macOS向けとはインタフェースが異なるが、基本的に機能は同じ。保存されているビデオクリップをタップで新しい映像に付け加えたり、長さを調節したりなど、直感的に、自然にムービーを作ることができるようになっている。また、iMovieにいくつかのテーマが用意されているため、雰囲気を加えることができる。もちろん、音楽を追加することも可能。そのほか、多数の機能が搭載されていて、簡単にビデオを作ることができる。完成したビデオをウェブやEメール、YouTubeなどにアップロードすることができる。また、アップデートを重ねていくにつれ、macOS版のiMovieと同様な機能も搭載されるようになった。 iPad 2と同時に公開されたiMovie for iPhone 1.2には、今まで以上の新機能が追加され、さらにMac版のiMovieに近くなり、より便利なものになる。また、最初に起動される画面のエフェクトが新しくなり、何もムービーが作られていない場合は、"Coming soon" と表示される。また、編集画面も刷新され、より便利になった。 iPad 2、iPhone 4、iPod touch(第4世代)で使えるユニバーサルアプリケーションになった。 当初の価格は600円であったが、2017年4月19日から無料化された。App Storeでアプリを入手することができる。 バージョン 1.0(2010年6月24日) iMovie for iPhoneの初代バージョン。 iPhone 4対応。 1.1(2010年9月9日) 以下の新機能が追加された。 第4世代iPod touchに対応。 ビデオクリップを分割できるようになった。 ミュージックトラックよりもビデオのほうが長い場合に、音楽が自動的にループ再生にするようになった。 ビデオブラウザでクリップして、ビデオをプレビューすることができるようになった。 使い方に関するヒントのページを用意。 アップデートされたフォトブラウザで、最新の写真が最上部に表示可能となった。 ミュートバッジ機能で、オーディオが無効になっているビデオクリップが一目でわかるようになった。 パフォーマンスと信頼性の同上。 1.2(2011年3月3日) マルチタッチ詳細機能を追加(iPad 2のみ)。 テーマに合わせた8つのサウンドトラックと、50以上のハンドルされたサウンドエフェクトが使えるマルチトラックオーディオ編集機能を追加。 タイムラインにオーディオを直接録音できる機能を追加。 オーディオ波形表示を追加(iPad 2のみ)。 「ネオン」「シンプル」「CNN iReport」の3つの新しいテーマを追加。 YouTube、Facebook、Vimeo、CNN iReportにHDビデオを直接公開できるようになった。 AirPlayを使ってApple TVにストリーミングできるようになった(Apple TV 第2世代が必要、iOS 4.3以降)。 iTunesを経由して、コンピューターや互換性のあるiOSデバイスにプロジェクトを転送できるようになる。 写真タイトルを追加できる機能を追加。 黒バックからのフェードイン、黒バックへのフェードアウトを加えられるオプションを追加。 「ビデオブラウザ」でのトリミング、使用中のマーカー、ビデオの回転など、多彩な編集ツールを追加。 1.3(2012年3月7日) 魅力的なグラフィックスとワールドクラスのサウンドトラックを使った、美しい予告編を作ることが可能。(iPhone4以降およびiPad2以降) 再生ヘッドを上にスワイプすることによって、ビデオ中のフレームをフリーズさせることが可能。 オーディオブラウザで音楽とサウンドエフェクトをプレビュー可能。 GarageBandで作った曲を、iMovieに直接送信可能。 2.0(2013年10月23日) UIの刷新 スローモーション対応 共有機能の改善 2.1(2014年9月18日) iOS 8対応 可変速編集対応 iCloud Driveへの保存対応 2.2(2015年9月17日) 感圧タッチ対応 4K解像度(3840 x 2160)対応 60fpsの1080p対応 2.2.1(2015年10月23日) 機能改善 2.2.2(2016年4月21日) 機能改善 2.2.5(2018年4月13日) iPhone XのSuper Retinaディスプレイ対応 Metal対応 iOS 11.2以降対応 2.2.6(2018年11月7日) 外部ディスプレイ対応 2.2.7(2019年6月11日) 2.2.8(2019年9月24日) 2.2.9(2020年3月31日) 2.2.10(2020年8月25日) コミック、コミック-モノ、インクの3つの新フィルタにより、手書き風対応 アクション、チル、センチメンタル等のジャンルの25種類の新しいサウンドトラック、自動調整 タイムラインで写真の複製後にビューアをアップデートできない問題に対処 予告編の編集中にやり直す操作の信頼性向上 iOS 13.4以降対応 2.3(2020年10月22日) タイトルに関する機能追加。 ムービーに単色、グラデーション、パターンの背景を追加。 カラーピッカーを使用し背景の色をカスタマイズ可能。 スライダをドラッグして、写真やビデオに適用したフィルタの強度を変更可能。 60フレーム/秒の4Kビデオを読み込みおよび共有が可能。 ハイダイナミックレンジ(HDR)ビデオを写真ライブラリから表示、編集、共有が可能。 共有シートの上部にある新しいオプションボタンをタップして、プロジェクトやビデオファイルの共有や解像度、フレームレート、HDRなどのプロパティを選択したりすることが可能。 2.3.1(2020年11月16日) 機能改善 2.3.2(2020年12月14日) 機能改善 3.0(2022年4月12日) マジックムービーとストーリーボード機能
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