各国初の軌道投入の年表とは? わかりやすく解説

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各国初の軌道投入の年表

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/04/03 01:00 UTC 版)

この項目は各国初の軌道投入の年表(かっこくはつのきどうとうにゅうのねんぴょう)である。多くの国が衛星の製造を行っているが、2022年時点では11カ国が独自のローンチ・ヴィークルを使って地球周回軌道以上の軌道へ物体を送り込む能力を開発した。


  1. ^ 現在も打ち上げ能力を保有する国家・組織は太字で示している
  2. ^ a b c ソ連の継承国のロシアは1991年のソビエト連邦の崩壊ソビエト連邦の宇宙開発を継承しており、またウクライナもソ連の宇宙開発能力の一部を引き継いでいる。ソ連の打ち上げ機設計の遺産は共同事業のシーローンチシステムにも利用された。[注釈 1]
  3. ^ 衛星打ち上げ能力を持つ民間企業も保有する
  4. ^ フランスは初の衛星をアルジェリアから打ち上げている。アルジェリアはロケット開発当時フランス領であり、宇宙基地が建設されたものの衛星打ち上げ前に独立を達成し、1967年に返還している。後にフランスはフランス領ギアナにギアナ宇宙センターを開設し、ESAの設立メンバーとしてESAに発射基地として提供している[注釈 2]
  5. ^ イギリスは単一の衛星をコモンウェルズ参加国のオーストラリアから独自で打ち上げた。 後にESAに参加したが、アリアンスペースの共同事業体には参加しておらず、このため、打ち上げ能力を開発したがそれを正式に失った唯一の国となっている。
  6. ^ 欧州宇宙機関はアリアン系列のロケットを開発し[注釈 3]ギアナ宇宙センターで運用している。初打ち上げ時のESAへの署名国はスウェーデンスイスドイツデンマークイタリアイギリスベルギーオランダスペインフランスアイルランドであった。アイルランドとイギリスを除くこれらの国の官民の企業と政府がロケットの生産、運用、展開を行うアリアンスペース社の持分保有者となった。後にノルウェーもESAの参加国となり、アリアンスペース社の持分保有者となっている。加えて、その後のESA加盟国にはオーストリアフィンランドポルトガルギリシャルクセンブルクチェコルーマニアポーランドが存在する。
  7. ^ この時点でウクライナはロケットをロシアに提供しており、衛星投入のために独自のロケットを利用したわけではない[注釈 4]
  8. ^ イランは宇宙条約署名国であるが、条約を批准していない中、打ち上げ能力を持つ唯一の国である。
  9. ^ 北朝鮮政府は1998年8月31日に舞水端里からの光明星1号の打ち上げ成功を主張しているが、国際的には失敗と認識されている。2009年4月5日には光明星2号の打ち上げが行われ、北朝鮮は軌道に到達したと主張した[4]が、米韓は打ち上げの軌道投入に失敗したと発表している[5]光明星3号1号機も同様である

注釈

  1. ^ シーローンチは国際共同打ち上げ企業であり、ロシアのエネルギア社が85%の株式を保有している[1]。発足時はアメリカのボーイング、ロシアのエネルギア、ウクライナのユージュマシュユージュノエ設計局、ノルウェーのアケル・ソリューションズの4カ国の協業体であった。試験衛星となったDemoSatは1999年3月27日に太平洋上の海上発射基地オーシャン・オデッセイ英語版から、ウクライナ主導のゼニート3SLで打ち上げられた。
  2. ^ 現在のESAは1975年にESA条約でESROESDOの合併で設立された。 フランスはESA条約に1975年5月30日に調印し、条約が発効した1980年10月10日に批准書を寄託した[2]。この間、機関は事実上の形で機能した[3]
  3. ^ 欧州統合ロケットとしてはELDOの下開発し、成就しなかったヨーロッパロケットに次ぐ2例目
  4. ^ 初のウクライナの衛星は1995年8月31日のシーチ1号であり、ロシアのプレセツク宇宙基地からウクライナのツィクロン-3ロケットで打ち上げられた
  5. ^ アルジェリアの最初の衛星であるAlSAT-1は2002年11月28日ロシアのコスモス-3Mでプレセツク宇宙基地から打ち上げられている。
  6. ^ イタリアの最初の衛星であるサン・マルコ1号は1964年12月15日にワロップス射場からスカウトロケットで打ち上げられている
  7. ^ 現在、ロシアのアンガラロケットの打ち上げに対応するバイコヌール宇宙基地250番射点英語版ベイテレクの拡張が行われており、完了は予定より遅れて2017年に計画されている[7]
  8. ^ カザフスタンの最初の衛星であるカズサット英語版は2006年6月17日にバイコヌール宇宙基地からプロトン-Kで打ち上げられた
  9. ^ ウクライナは2009年にロシアがツィクロンの変わりにアンガラを利用することを決定した後、ツィクロン-3を退役させる
  10. ^ ロシアのエネルギア社傘下のシーローンチオービタル・サイエンシズトーラスIIロケットのエンジンなど
  11. ^ a b "ウクライナの専門家は大型輸送機An-225 (航空機)ムリーヤとゼニート-2を元にしたScityazの開発に動いている"、"Ishimコンプレックスは2機のMiG-31I、エンジンナセルの間の合理化された輸送ランチャーの3段式ロケット、Il-76MDミダスからなる。"[21]
  12. ^ 資金供給の決定はないものの空中発射ロケット計画"Svityaz"[注釈 11]が存在し、陸上発射基地の計画は存在しない[16]
  13. ^ "パキスタンは宇宙開発計画を持っている。将来、独自の宇宙基地や打上げ機を開発するだろう。"[23]
  14. ^ 非政府資本

参照

  1. ^ Russian money to drive Sea Launch relaunch”. Flightglobal.com (2010年8月6日). 2010年8月9日閲覧。
  2. ^ ESA Convention
  3. ^ Convention for the establishment of a European Space Agency” (PDF). ESA (2003年). 2009年7月6日時点のオリジナルよりアーカイブ。2008年12月29日閲覧。
  4. ^ “Jornal do Estado long-range rocket: reports”. The Sydney Morning Herald. (2009年4月5日). https://jornaldoestado.com.br/ 2011年11月22日閲覧。 
  5. ^ “North Korea space launch 'fails'”. BBC News. (2009年4月5日). http://news.bbc.co.uk/2/hi/asia-pacific/7984254.stm 2011年11月22日閲覧。 
  6. ^ Woomera, Encyclopedia Astronautica Archived 2013-10-30 at the Wayback Machine.
  7. ^ Bayterek system launch shifted to 2017
  8. ^ SpaceX Launch manifest
  9. ^ Naro-1 space rocket carries future of S. Korean satellites”. Yonhap (2013年1月30日). 2013年2月1日閲覧。
  10. ^ Bergin, Chris (2013年1月30日). “South Korea launch STSAT-2C via KSLV-1”. NASASpaceflight.com. 2013年2月1日閲覧。
  11. ^ ELE & Haas”. ARCA. 2009年2月8日時点のオリジナルよりアーカイブ。2009年11月11日閲覧。
  12. ^ "AirStrato air - robot to start the flight tests in New Mexico" (PDF) (Press release). ARCA Space Corporation. 13 July 2015. 2017年2月10日閲覧
  13. ^ アーカイブされたコピー”. 2013年5月25日時点のオリジナルよりアーカイブ。2012年4月16日閲覧。
  14. ^ Revista AEB 12[リンク切れ] Brazilian Space Agency. Retrieved on 2012-03-06. (ポルトガル語).
  15. ^ Mayak
  16. ^ There do not appear to be any Ukrainian plans to develop a domestic space launch facility
  17. ^ http://www.parabolicarc.com/2011/10/09/argentina-plans-first-domestic-satellite-launch/
  18. ^ “US qualms may have nixed Taiwan space launch program”. Taipei Times. (2011年12月19日). http://www.taipeitimes.com/News/front/archives/2011/12/19/2003521089 
  19. ^ Taiwan’s Space launch Vehicle
  20. ^ Turkey has launched a project to develop a space-launched vehicle (SLV) Archived 2013年6月13日, at the Wayback Machine.
  21. ^ Russia, Kazakhstan to develop unique space system
  22. ^ Taimur SLV
  23. ^ Pakistan Space Program Archived 2015年2月2日, at the Wayback Machine.
  24. ^ ARCOM公式サイト
  25. ^ CHEETAH-1
  26. ^ Satellites for South Africa
  27. ^ MXSPACE公式サイト
  28. ^ メキシコ宇宙機関
  29. ^ Pegasus Mission History”. Orbital.com. 2013年8月12日閲覧。
  30. ^ UNMOVIC report, United Nations Monitoring, Verification and Inspection Commission, p. 434 ff.
  31. ^ https://fas.org/nuke/guide/iraq/deception.htm
  32. ^ http://www.b14643.de/Spacerockets_1/Rest_World/Al_Abid/Description/Frame.htm
  33. ^ ORBIT LSA Archived 2012年2月23日, at the Wayback Machine.
  34. ^ Argentina Missile Chronology
  35. ^ Egypt Missile Chronology
  36. ^ Capricornio”. 2016年4月3日閲覧。


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