Syntaxとは? わかりやすく解説

syntax

別表記:シンタクスシンタックス

「syntax」とは・「syntax」の意味

「syntax」は、言語学において単語どのように組み合わされて文を構成するかという規則構造を指す。言語学では、文法一部として扱われ単語並び構造解析することで、文の意味理解することができる。

「syntax」の発音・読み方

「syntax」の発音は、IPA表記/síntæks/であり、IPAカタカナ読みでは「シンタクス」となる。日本人発音するカタカナ英語では「シンタックス」と読むことが一般的である。

「syntax」の語源・由来

「syntax」は、古代ギリシャ語の「σύνταξις」(súntaxis)から派生しており、その意味は「配列」や「組織」である。さらに、「σύν」(sún)は「共に」、「τάξις」(taxis)は「配列」や「秩序」を意味する。これらの言葉組み合わさって、「単語が共に配列される秩序」という意味になり、「syntax」という言葉生まれた

「syntax」と「grammar」の違い

「syntax」と「grammar」は、どちらも言語学において文法構成する要素であるが、異な概念である。「syntax」は、単語どのように組み合わされて文を構成するかという規則構造を指すのに対して、「grammar」は、言語文法全体を指す言葉であり、音韻論形態論統語論意味論などの要素含まれる

「syntax error」とは

syntax error」は、プログラミング言語において文法に従っていないコード存在することを示すエラーである。このエラー発生すると、プログラム正常に動作しないプログラマは、エラーメッセージ参考にして、コード文法修正する必要がある

「syntax」を含むその他の用語の解説

「syntax(医学)」とは

医学分野においても「syntax」という言葉用いられることがある循環器領域では、「syntaxスコア」という評価指標存在する。これは、冠動脈疾患重症度評価するための指標であり、冠動脈狭窄部位やその重症度基づいて算出される

「syntax」の使い方・例文

1. The syntax of this sentence is incorrect.(この文の構文正しくない。)
2. She is studying the syntax of the English language.(彼女は英語の構文研究している。)
3. The parser checks the syntax of the code.(パーサーコード構文チェックする。)
4. The syntax error caused the program to crash.(構文エラー原因プログラムクラッシュした。)
5. The professor explained the difference between syntax and grammar.(教授構文文法の違い説明した。)
6. The syntax of this programming language is easy to understand.(このプログラミング言語構文理解しやすい。)
7. The syntax of Japanese is different from that of English.(日本語構文は英語の構文異なる。)
8. The syntax of this sentence is ambiguous.(この文の構文曖昧である。)
9. The syntax tree helps to visualize the structure of a sentence.(構文木文の構造視覚化するのに役立つ。)
10. The linguist analyzed the syntax of the ancient text.(言語学者古文書構文解析した。)

シンタクス【syntax】

読み方:しんたくす

シンタックス


シンタックス【syntax】

読み方:しんたっくす

言語学で、単語など意味をもつ単位組み合わせて文を作る文法的規則総体統語法。統辞法。

統語論

論理学で、ある言語の文を記号用いて表し、意味と指示対象無視して記号配列の関係だけに注目し、その言語の構造明らかにようとする分野


統語論

(Syntax から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/03/01 07:21 UTC 版)

統語論(とうごろん、: syntax)とは、ヒト人間言語(いわゆる自然言語)において構成(combine)される仕組み[1]、または、それ以外の形式言語なども含む言語学の対象である言語一般において文が構成される仕組み、及びそれを扱う言語学の一分野[1]である。統辞論(とうじろん)、構文論(こうぶんろん)ともいう。


  1. ^ a b c d Tallerman 2011, p. 1


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