SF編の登場人物
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/14 03:40 UTC 版)
「ライブ・ア・ライブ」の記事における「SF編の登場人物」の解説
カトゥー 日本人のメカニック(機械技師)。キューブの製作者。ロボットを動物や小さな子供のように優しく扱う。カークやレイチュルに対する愚痴をヒューイに対して打ち明けている所から彼との仲は特に問題は無かった様である。 スーパーファミコン版の説明書では名前が初期設定の「カトゥ」と表記されている他、各クルーの肩書きの設定も実際のゲームとは一部異なっている(攻略本では全てゲームと同じ設定に修正されている)。 ヒューイ 貨物管理、船長補佐。いつかは船長の資格を取得しようと日夜努力する真面目な性格だが、船長試験の成績はあまり良くないらしい。レイチェルとは元恋人だが、煮え切らない性格のせいでふられてしまった。彼女を陰ながら今でも愛している。最悪な人間関係の乗組員の中で、唯一他人を罵倒することの無かった人物。 カーク パイロット(航海士)。ガラが少し悪く派手好きな性格。レイチェルの今の恋人で、ヒューイと仲が悪い。嫉妬深く短気で度量の小さい性格からヒューイを一方的に罵倒し、それを見ているカトゥーに不快感を与える船内一のトラブルメーカーである。ゲーム「キャプテン・スクウェア」にはまっている。車好きらしく、彼の日記には「地球に帰還したらデトロイトのモーターショーに直行だ」などと書かれている。 レイチェル オペレーター(通信技師)。船内では唯一の女性。ヒューイの元恋人で、今はカークと愛し合っている。思い込みが激しく感情的なところがある。ヒューイとカークといった今と過去の恋人のタイプの違いからカトゥーに異性として不信感及び不快感を懐かれている。カークと共に船内の人間関係を最悪なものとしている元凶である。 ホル船長 民間輸送船コギトエルゴスム号の船長。乗組員達から信頼を得ている人格者だったが、なぜか部屋に閉じこもり挙動がおかしくなっていく。 ダース伍長 異種生命体「ベヒーモス」輸送任務のため、惑星マシーナから積荷と共に船へ乗り込んだ軍人。極度の機械嫌いでキューブを邪険にするが、エンディングでその理由が明らかになる。 ベヒーモス 惑星マシーナで宇宙軍が捕獲した新種の生命体。美しいエメラルド色の毛並みをした大型四足歩行の生物で、能力・生態系などは全て不明。鋭く大きな2本の牙を持ち、恐ろしい雄叫び声を上げる。積荷として船の地下の倉庫に入れられているが、何者かの手引きにより脱走し、船内を徘徊するようになる。 OD-10/コギトエルゴスム コギトエルゴスム号を管理するメインコンピュータに搭載された人工知能。その役割は「船内の調和を維持する」こと。船内の端末室などを通してキューブにアドバイスを授けるが、次第に不審な動きが目立つようになる。後に仮想空間内で「マザーCOM」としてキューブの前に現れる。 キャプテン・スクウェア (CAPTAIN SQUARE) * コギトエルゴスム号のリフレッシュルームに設置されているゲーム、およびそのゲームの主人公。「ARUMAT SOFT」から2099年に発売された。全9ステージを通常のバトルと同じ形式で戦っていく。シナリオの進行には直接関係しないミニゲームであり、ゲーム内のバトルの勝敗は展開に影響しない。実際に操作するときの名前はキューブと同じになる。 物語終盤にて、キャプテン・スクウェアの筐体が思わぬ形でキューブ達を助けることとなる。 なお、作中のゲーム発売元である「ARUMAT」とはSF編のキャラクターデザイナーである田村由美の名字 (TAMURA) を逆に綴ったもの。タイトルロゴには田村の漫画作品『BASARA』に登場するフクロウの「新橋(しんばし)」のようなキャラクターも登場する。
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