M.S.B.S.
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/07 07:24 UTC 版)
「電脳戦機バーチャロン」の記事における「M.S.B.S.」の解説
「Mind Shift-Battle System」の略称であり、戦闘バーチャロイドの戦闘用OS。元々XMUプロジェクトと呼ばれる人型戦闘兵器開発計画において、人の精神と機械(兵器)の制御系を直結させて制御するためのオペレーション用ソフトウェアとして作られた。XMUプロジェクト自体は失敗に終わったが、精神と機械の直結を制御するのに最適だったことから、精神に干渉するV.コンバータの制御用に採用されたのが端緒となる。人の精神に戦闘時の興奮状態を強要させる機能があり、長時間の利用は人の精神にかなりの負担になる。またリバース・コンバートに必要なマインドフォーマット用ソフトウェアでもあるが、元々が人型兵器の制御に特化したものであることから人類がリバース・コンバートで作り出せる建造物は戦闘バーチャロイドにほぼ限定される。なお開発元はS.E.(Sentinel Electronics)社、供給元はG.A.(General Aerodyne)社(合わせてSEGA)である。詳細はバーチャロイドの一覧#M.S.B.S.を参照。
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M.S.B.S.
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「バーチャロイドの一覧」の記事における「M.S.B.S.」の解説
M.S.B.S.(Mind Shift-Battle System)とは、戦闘用バーチャロイドの制御用OS兼火器管制システムのことである。開発はSentinel Electronics社、供給はGeneral Aerodine社が担当した。作品世界内ではVer.3系はビデオゲーム「バーチャロン」でバーチャロイドを遠隔操作するためのものであり、O.M.G.当時の一般機はVer.2系がインストールされているという設定になっている。 また、現実のゲームにおいては、最初のプロトタイプから数えて3バージョン目がO.M.G.、さらに社内で2回バージョンアップしたのがオラトリオ・タングラムであるため、このバージョン表記でリリースされている。 以下は主にフィクション内の設定について説明する。フィクション外におけるゲームバージョンの仕様や差異については、「電脳戦機バーチャロン#シリーズ構成」を参照。 M.S.B.S.Ver.1.00 V.プロジェクトの前身であるXMUプロジェクト向けに開発された初のM.S.B.S.。完成度が低く、プロジェクト自体が頓挫する原因の一つとなった。 M.S.B.S.Ver.1.60 後にバル・バス・バウの下半身部となるBBBユニットの制御実験用。 M.S.B.S.Ver.2.56 ドラマCD『COUNTERPOINT 009A』において、「フェイ-イェン捕獲作戦」に参加したVRにインストールされていたバージョン。 M.S.B.S.Ver.2.58 副読本『SCHEMATIC』に登場。O.M.G.当時の一般機の大多数にインストールされていたが、セキュリティホールがあったのかムーンゲートの自動防衛機構に浸食され、機体を乗っ取られてしまう。O.M.G.のゲーム終盤で対峙するVR(アファームド、フェイ-イェン、ライデン)は乗っ取られた機体であるという設定。 M.S.B.S.Ver.2.66 O.M.G.当時の一般機の最新バージョン。これがインストールされていた僅かな機体が自動防衛機構による浸食を免れ、O.M.G.支援作戦に従事した。 M.S.B.S.Ver.3.0 ゲーム「初代」のロケテストバージョン。 M.S.B.S.Ver.3.01 ドラマCD『COUNTERPOINT 009A』において、「フェイ-イェン捕獲作戦」に参加したVRに(密かに)インストールされていたバージョン。C.I.S.での活動が試験的にサポートされている。 M.S.B.S.Ver.3.2 副読本『SCHEMATIC』の物語中においてビデオゲーム「バーチャロン」用の機体にインストールされていたバージョンとして登場する。遠隔操作用であるVer.3系は、Ver.2系とはシステムが根本的に異なるため、Ver.2.66と同様に浸食を免れO.M.G.本戦に参加する。これらの機体を使うには「バーチャロン」をプレイして好成績を収めなくてはならないが、事情を知らない一般人が紛れ込んでしまう可能性があったことに加え、Ver.2系を再インストールする時間の余裕もなかった。そこでDNAパイロットが一般人より有利になるよう調整されたVer.3.3に急遽置き換えられた。 M.S.B.S.Ver.3.3b ゲーム「初代」の初期バージョン。 M.S.B.S.Ver.3.3c 「初代」のバグを改修したバージョン。 M.S.B.S.Ver.3.3p PlayStation 2版のバージョン。 M.S.B.S.Ver.3.3s セガサターン版のバージョン。 M.S.B.S.Ver.3.3w Windows95用MMX/PowerVR版のバージョン。 M.S.B.S.Ver.3.52 小説『One-Man Rescue』に登場。テムジン四之影を遠隔操作するためにインストールされた。 M.S.B.S.Ver.3.9 漫画『電脳戦機バーチャロンキッズ』におけるバーチャルシミュレーションマシンのバージョン。 M.S.B.S.Ver.4.2 ムック『電脳戦機バーチャロン スキマティック』 『電脳戦機バーチャロン パースペクティブ』に登場。 M.S.B.S.Ver.5.2 「オラトリオ・タングラム」アーケードMODEL3基板の初期バージョン。Ver.5系はタングラムが潜んでいるC.I.S.での活動が短時間ながらもサポートされており、オラトリオ・タングラムに参戦する機体はすべて書き換える必要があった。 M.S.B.S.Ver.5.4 ゲームにおける、Ver.5.2のゲームバランスを改良したバージョン。このバージョン以降で動作する第2世代バーチャロイドは、V.コンバータのデザインがセガサターンからドリームキャストへ変更されている。 M.S.B.S.Ver.5.45 ドリームキャスト版オラトリオ・タングラムのバージョン。 M.S.B.S.Ver.5.55 ゲーム『とある魔術の電脳戦機』ストーリーモード劇中で、最終決戦のために使用されるバージョン。劇中で通常使われているVer.55.55を、C.I.S.での活動がサポートされているVer.5系のエミュレート版へとダウングレードする場面が登場する。 M.S.B.S.Ver.5.66 アーケードNAOMI基板、およびXbox 360(XBLA)版のバージョン。ゲームにおいては、Ver.5.45以前とは使用可能な機体に違いがある。 M.S.B.S.Ver.6.4 「フォース」のロケテストバージョン。 M.S.B.S.Ver.7.5 「フォース」の最初のバージョン。 M.S.B.S.Ver.7.6 「フォース」の改良バージョン。ゲームにおいては、Ver.7.5とは使用可能な機体に違いがある。 M.S.B.S.Ver.7.7 「フォース」の改良バージョン。ゲームにおいては、Ver.7.6以前とは使用可能な機体に違いがある。 M.S.B.S.Ver.8.1 「マーズ」の体験版バージョン。 M.S.B.S.Ver.8.5 「マーズ」のバージョン。 M.S.B.S.Ver.55.55 ゲーム「とある魔術の電脳戦機」のバージョン。
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