Mスポーツ・フォード
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「テーム・スニネン」の記事における「Mスポーツ・フォード」の解説
2018年はブリアン・ブフィエと3台目のシートを共有する形で11戦に参戦。ラリー・ド・ポルトガルではチームメイトのオジェを凌駕するタイムをたたき出し、自身初の表彰台を獲得した。しかし終盤は精彩を欠いたこともあり、ランキングは12位に終わった。 2019年はオジェの離脱によりフル参戦を果たす。ラリー・スウェーデンではオット・タナクを抑え首位を走りながらも、DAY3でコースオフし優勝を逃す。同年途中より、コ・ドライバーをマルコ・サルミネンからかつてミッコ・ヒルボネンと組んでいたヤルモ・レーティネンへと変更。ラリー・サルディニアでは2位完走を果たす。しかし、表彰台はこの1回のみで、ランキングも9位に終わる。 2020年はエルフィン・エバンスが離脱したため、事実上エースドライバーとしてMスポーツから参戦する。ラリー・メキシコでは、トラブルに見舞われることも無く首位争いを繰り広げ、総合3位で完走を果たした。その後新型コロナウイルス感染症によるシーズン中断・再編が行われ全7戦開催へ変更された。第6戦ラリー・サルディニアでは序盤首位に立ちメキシコ同様首位争いを繰り広げるが、第2レグ以降はペースが上がらず最終的には5位に終わった。ランキングでは前年を上回る7位となったが、この年からチームメイトで表彰台ゼロに終わったエサペッカ・ラッピはランキング6位となりチームメイト対決では8ポイント差で敗れた。 2021年も同チームから参戦。レーティネンとのコンビを解消し、再びミッコ・マルックラをコ・ドライバーに迎え入れる。この年は新たに加入したアドリアン・フルモーと2台目のフォード・フィエスタWRCを共有し、フルモーがWRカーで出場する間はWRC2に参戦する。開幕戦ラリー・モンテカルロではSS1の途中まで最速タイムをマークしていたが、残り500mの地点でクラッシュを喫しリタイアに終わる。これが影響し第2戦アークティック(フィンランド)では8位、第5戦ラリー・サルディニアでは開幕戦の再現をするかのようにSS1でまたしてもクラッシュし31位、第6戦エストニアはパンクの影響で6位に終わり精彩を欠いた。思うような成績を残せないスニネンは第8戦ベルギー終了後にMスポーツ離脱を発表した。
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Mスポーツ・フォード
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「エサペッカ・ラッピ」の記事における「Mスポーツ・フォード」の解説
2020年はカート時代から親交があったテーム・スニネンがチームメイトとなりMスポーツから参戦。開幕戦モンテカルロでは序盤マシントラブルで出遅れるも、その後は本来の速さを取り戻し最終的には4位に入った。続くスウェーデンは5位と開幕2戦はまずまずのスタートを切った。しかしメキシコ終了後新型コロナウイルス感染症によりシーズン中断・再編が行われ全7戦開催へ変更となった。しかしシーズン再開後はしばらく精彩を欠き苦戦を強いられたが、最終戦初開催のモンツァでは初日にタイヤ選択が的中し一時首位を快走、しかし第2レグでは難しい路面コンディションに苦しめられ優勝争いからは脱落するが、その後は堅実に走り切り開幕戦以来の4位を獲得した。この年はWRカーで参戦してから初めて表彰台ゼロのシーズンとなったが、メキシコで表彰台を獲得したチームメイトスニネンを上回る年間ランキング6位で終えた。シーズン終了後、フランス出身の若手ドライバーであるアドリアン・フルモーの加入が決定したため、再びシートを失うことになる。
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Mスポーツ・フォード
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「アドリアン・フルモー」の記事における「Mスポーツ・フォード」の解説
2020年はMスポーツ・フォードと契約し、7戦中6戦に出場した。表彰台に上がった回数は前年を上回ったが、優勝には至らずドライバーズランキング3位で終えた。 2021年も引き続きWRC2に参戦するが、チームメイトとなったテーム・スニネンと共有する形で、2台目のフォード・フィエスタWRCで出場する。WRカーデビューとなった第3戦クロアチアでは初日からチームメイトでエースのガス・グリーンスミスを圧倒し2度のステージ2番手タイムを記録するなどデビュー戦ながら5位に入りいきなりその存在感をアピールした。第6戦サファリでは最終日のSS16で自身初のステージ勝利をマークし自己最高の4位でフィニッシュしたが、ラリー終了後にSS14でコーナーをショートカットし過ぎたため10秒ペナルティが加算されたことで、チームメイトグリーンスミスに0.1秒先行され5位に終わった。初開催の第8戦ベルギーでは初日に大クラッシュを喫しリタイア。このラリー終了後にチームメイトのテーム・スニネンが離脱を発表し、これによりフルモーはWRC2参戦を切り上げ最終戦までWRカーでの参戦が決まった。第10戦フィンランドからこれまでコンビを組んでいたルノー・ジャムールに代わり同じフランス出身のアレクサンドル・コリアとコンビを組むことになった。コンビ初戦は7位となったが、残りのスペインでは15位、モンツァでは53位とスピードを発揮しながらミスとクラッシュに泣かされた。しかし年間ランキングでは初のWRカー参戦ながら10位と健闘した。 2022年も同チームから新規定のフォード・プーマラリー1で初のフル参戦。初日SS2では4番手のタイムを記録するが、SS3でアクシデントによりリタイアした。
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Mスポーツ・フォード
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「ガス・グリーンスミス」の記事における「Mスポーツ・フォード」の解説
WRC2プロと並行して第7戦ポルトガルにMスポーツ・フォードから3台目のフォード・フィエスタWRCで出場した。固定ナンバーは「44」を選択した。初日7位につけトラブルで後退するまではチームメイトのエルフィン・エバンス、テーム・スニネンらと遜色ないスピードを発揮した。しかし最終パワーステージのフィニッシュ手前のジャンプの着地直後にクラッシュを喫してしまい、ステージが一時中断になる事態になった。WRカー参戦はこのポルトガルだけの予定だったが、チームのエースであるエバンスが背中の負傷で直前になりフィンランド欠場を余儀なくされたことで急遽グリーンスミスが代役で出場することとなった。ちなみにフィンランドは急遽ということもありエバンスの固定ナンバー「33」のままでラリーに出場した。終盤チームメイトに次ぐ9位につけていたが、SS21でまたしてもクラッシュを喫してリタイアとなる。続くドイツにも出場し、トラブルはあったものの無事に走り切り総合9位に入った。 2020年はテーム・スニネン、シトロエンから移籍したエサペッカ・ラッピのチームメイトとして9戦に参戦することが決定した。第3戦メキシコでは6位につけていたが、SS14でマシントラブルによって10分ロスし9位に終わる。その後、新型コロナウイルス感染症の影響によるシーズン中断・再編により彼の参戦イベント数も減ることとなった。再開後の第4戦エストニアは8位だったが、続くトルコでは最終日上位勢にパンクやトラブルが相次いだ中グリーンスミスはノートラブルで走り切り、SS9では3番手タイムをマークする活躍を見せ、荒れたサバイバルラリーでチームメイトのラッピを上回る自己最高となる5位を獲得した。翌戦のサルディニアはオルタネーターのトラブルで25位、最終戦初開催のモンツァではSS10のクラッシュでリタイアに終わりポイント獲得はならなかったが、本格参戦初年度ながらドライバーズランキング11位と健闘した。 2021年はスニネンがスポット参戦となることに伴い事実上エースドライバーとして同チームから初のフル参戦を果たす。同年第3戦より、コ・ドライバーをエリオット・エドモンドソンからかつてペター・ソルベルグとコンビを組んでいたクリス・パターソンへと変更。第6戦サファリでは最終日にチームメイトのアドリアン・フルモーと4位争いを繰り広げ5位でフィニッシュしたが、フルモーがSS14でショートカットをし過ぎたため10秒ペナルティが加算されたことにより、グリーンスミスが0.1秒差で自己最高の4位を獲得した。その後パターソンが第12戦を最後に引退すると、最終戦にマッズ・オストベルグのコ・ドライバーを務めた経験があるヨナス・アンダーソンと組んだ。最終的にスピード面ではチームメイトに劣ったが、コンスタントにポイントを獲得できる安定感を発揮し、ドライバーズランキング9位でシーズンを終えた。 2022年は新規定のフォード・プーマラリー1で引き続きフル参戦。開幕戦ではSS7で初のトップタイムをマークし速さを発揮、総合5位に入り幸先良いスタートを切った。
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