4位争い
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2019/04/05 22:12 UTC 版)
「第36回日本ハンドボールリーグ」の記事における「4位争い」の解説
プレーオフ進出を賭けた4位争いは例年激しいものとなるので、ここで36回の4位争いの状況を記す。 プレーオフ出場を目指す四強争いは12月17・18日において大崎電気・トヨタ車体が出場権を獲得。3位の大同特殊鋼もプレーオフを手中に納めており4位でのプレーオフ進出を賭けた湧永製薬とトヨタ紡織九州の4位争いは最終週までもつれた。 残り2戦を残した状態での両チームの勝敗および得点は、湧永製薬(7勝5敗・14得点)トヨタ紡織九州(5勝7敗・10得点)であった。4点の得点差があったが両チームによる直接対決も残っておりその得失点差によっては、トヨタ紡織九州のプレーオフ進出の可能性は残されていた。前回の試合は、33-26(7点差)で湧永製薬が勝利しており、トヨタ紡織がプレーオフに進出するには、2勝して4得点し湧永製薬が0得点となって得点で並ぶことと同時に、対戦カード上での得点差で直接対決において湧永よりも上位になるか、対戦カード上での得点差が一致した場合には総得点差で上回らなければならなかった。 イ)湧永製薬に8点差以上で勝利し(対戦カード内に置いての優位)、翌日の試合で湧永が敗北し(14得点)、トヨタ紡織九州が勝利(14得点)する。ロ)湧永製薬に7点差で勝利し(対戦カード内に置いて対等)、翌日の試合で湧永が敗北(14得点)し、トヨタ紡織九州が勝利(14得点)する。同時に最終日の得失点差が32点以上となる。 というのがトヨタ紡織九州の4位への条件であり、最終戦の湧永の敗北に期待しなければならないという点においては自力優勝が出来ない厳しいものであった。ちなみに最終戦の湧永製薬の対戦相手は琉球コラソンで、一巡目での対戦は28-27で湧永製薬が勝利しており、トヨタ紡織九州の対戦相手は大同特殊鋼で一巡目での対戦は31-33で大同特殊鋼が勝利している。 3月3日における直接対決において、トヨタ紡織九州は前半を17-14と有利に進め後半も同様にリードを保つが16-13。試合には勝利するものの、結果は33-27と6点差であり、1点差で前回の差に迫ることが出来ず、翌日の結果を待たずして湧永製薬の進出が決まった。
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