メルセデスとハミルトンの2連覇
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/04 15:45 UTC 版)
「2015年のF1世界選手権」の記事における「メルセデスとハミルトンの2連覇」の解説
昨年に続きメルセデスが好調を維持し、19戦中16勝、18ポールポジション、ワンツーフィニッシュ12回を記録。ドライバーズチャンピオンはルイス・ハミルトン、コンストラクターズチャンピオンはメルセデスがそれぞれ2連覇を達成した。ハミルトンは昨年チームメイトのニコ・ロズベルグと最終戦まで王者を争ったのとは対照的に、今年は19戦中17戦で表彰台に上る安定感を見せ、開幕からトップを譲ることなくシーズンを独走した。 メルセデスに次ぐ位置につけたのはフェラーリだった。レッドブルから移籍したセバスチャン・ベッテルはマレーシアGPで移籍後初優勝。その後も3勝を挙げ、中盤ではロズベルグとのランキング2位争いも展開した。現役最年長のキミ・ライコネンはなかなか結果が出せず解雇の噂も流れたが、最終的にウィリアムズのバルテリ・ボッタスとのランキング4位争いを制した。 2008年以来の未勝利に終わったレッドブルはルノー製のパワーユニット (以下、PU) への不満を募らせ、他メーカーへの乗り換えを模索するもワークスレベルでの供給を断られ、F1撤退の可能性まで示唆したが、最終的には2016年もルノーPUをタグ・ホイヤーのバッジネームのもとで搭載することになった。
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