フォード復帰
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/06/22 07:57 UTC 版)
「フランソワ・デュバル」の記事における「フォード復帰」の解説
2008年開幕戦となるラリー・モンテカルロではストバートVK MスポーツフォードチームからフォーカスRS WRC07で出場し、スバルのクリス・アトキンソンと激しく争ったが、1.1秒差で3位を譲った。モンテカルロと同じくターマックイベントである2008ラリー・ドイチュランドにも出場し、フォードワークスチームのミッコ・ヒルボネンを破り3位入賞。同ラリーでジジ・ガリが負傷した後、ガリの代わりとして残りのグラベルイベントにも出場することとなった。この後のターマックイベントではヤリ=マティ・ラトバラに代わってBPフォードチームのセカンドドライバーに抜擢された。ラリー・ニュージーランドにおいては5位にいながらも最後から2番目のSSでクラッシュ、リタイアした。しかし、この後もターマックにおいての高い実力を発揮し続け、ラリー・カタルーニャ、ツール・ド・コルスでそれぞれ4位、3位を獲得した。ラリー・ジャパンではSS5を終えた時点で2位につけていたが、その直後のSS6でコースアウトし、彼のマシンはコンクリート柱に激しく衝突した。このクラッシュで、コ・ドライバーを務めていたパトリック・ピバトが骨盤と大腿骨を骨折する重傷を負った。この出来事で最終戦は、ディディエ・オリオールのコ・ドライバーでもあったデニス・ジロウデが代役を務めた。そして2010年は約2年振りにストバート Mスポーツフォードチームからラリー・ドイチュランドに出場した。総合5位にいながらSS14でクラッシュ、リタイアとなった。
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