クウェート航空
(Kuwait Airways から転送)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2026/03/22 14:57 UTC 版)
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| 設立 | 1954年3月16日 | |||
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| ハブ空港 | |
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| マイレージサービス | Oasis Club | |||
| 会員ラウンジ | Dasman Lounge | |||
| 航空連合 | 未加盟 | |||
| 親会社 | |
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| 保有機材数 | 26機(発注中28機) | |||
| 就航地 | 34都市 | |||
| スローガン | Earning Your Trust | |||
| 本拠地 | |
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| 代表者 | Abdulmohsen Salem Alfagaan (Chairman & CEO) | |||
| 外部リンク | www |
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クウェート航空(クウェートこうくう、الخطوط الجوية الكويتية; al-khuṭūṭ al-jawwīya al-kuwaytīya, 英語: Kuwait Airways)は、クウェートの航空会社である。
概要
アラブ航空会社機構の一員で、主に中東、南アジア、東南アジア、ヨーロッパ、北アメリカを結んでいる。
イギリスのスカイトラックス社による航空会社の格付けで「ザ・ワールド・スリー・スター・エアラインズ(The World's 3-Star Airlines)」の認定を得ている[1]。
歴史
1953年にクウェート・ナショナル・エアウェイズとして設立された。1954年にダグラス・ダコタで運航を開始し、翌年の1955年に現在の社名になった。当初はクウェート政府が50%を出資していたが、1962年にクウェート政府が全額出資することになり国有化された。
1963年に初のジェット機であるデ・ハビランド コメットを受領。その後、ボーイング707やボーイング747、エアバスA310などを導入しさらに規模を広げていった。
しかし、1990年のイラクによるクウェート侵攻で保有機がイラク軍に奪われ、イラク航空に編入された。翌1991年の湾岸戦争でボーイング767が9K-AIB/AICの2機、エアバスA300が9K-AHF/AHGの2機、計4機が破壊され、大きな打撃を被った。
湾岸戦争終結後、破壊された施設・機材を復旧し、現在に至っている。2016年12月のボーイング777-300ERを導入を機にブランドイメージを一新した。2017年7月にB777-300ERの導入が完了し、エアバスA340、ボーイング777-200の運航を終了した。そして、2019年1月31日に自社の唯一の商業的使用が可能なボーイング747-400の9K-ADEが定期便の役目を終えた。ラストフライトの区間はドーハ - クウェート線であった。その後、同年5月24日にオランダのエンスヘデへのフェリーフライトを行った。
機内サービス
ファーストクラス(エアバスA320を除く)、ビジネスクラス、エコノミークラスの3クラス制である。イスラム教国のためアルコール飲料は提供されない。
就航路線
2023年2月現在[2]
機材
ボーイング製航空機の顧客番号(カスタマーコード)は69である。
この他にも、1機のエアバスA319、1機のエアバスA320、2機のエアバスA340-500、1機のボーイング747-8が似た塗装を施しているが、これらは政府専用機としてクウェート政府が所有する。
なお、退役したボーイング747-400Mにおいては、アッパーデッキ(2階席)へは、収納式の階段があった。これは要人専用のフロアであり、主に要人などを載せていたが、主に中長距離国際線でミドルデッキにある客室が商業的に使われる時もまれにあった。なお、ミドルデッキの真ん中に手術台になる場所もあった。
現在の保有機材
| 機材 | 保有数 | 発注数 | 乗客数 | 備考 | ||||
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| R | C | W | Y | 計 | ||||
| エアバスA320neo | 9 | - | - | 12 | - | 122 | 134 | |
| エアバスA321neo | 2 | 4[5][6] | - | 16 | - | 150 | 166 | |
| エアバスA321LR | - | 3[5][6] | 未定 | 169 | ||||
| エアバスA330-800 | 4 | - | - | 32 | - | 203 | 235 | ローンチカスタマー[7] |
| エアバスA330-900 | 3 | 4[5][6] | - | 32 | 21 | 225 | 291 | |
| エアバスA350-900 | - | 2[6] | 未定 | 326[5] | ||||
| ボーイング777-300ER | 10 | - | 8 | 36 | 54 | 236 | 334 | |
| 合計 | 28 | 13 | ||||||
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エアバスA320neo
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エアバスA330-800
-
ボーイング777-300ER
過去の保有機材
- エアバスA300B4
- エアバスA300B4-600R/C4-600
- エアバスA310-200/300
- エアバスA320-200
- エアバスA330-200
- エアバスA340-300
- ボーイング707-320/320C
- ボーイング727-200
- ボーイング737-200Adv
- ボーイング747-400M
- ボーイング767-200ER
- ボーイング777-200ER
- ダグラス C-47 スカイトレイン
- ダグラス DC-6
- ダグラス DC-8-32/62HF
- ハンドレページ ハーミーズ
- ホーカー・シドレー トライデント
- ロッキード L-1011-200 トライスター
- マクドネル・ダグラス DC-10-30
- ビッカース バイカウント
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エアバスA300-600R
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エアバスA310-300
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エアバスA320-200
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エアバスA330-200
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エアバスA340-300
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ボーイング707-320C
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ボーイング747-400M
提携航空会社
クウェート航空は以下の航空会社と提携を行っている[8]。
コードシェアパートナー
サウディア(スカイチーム)
ミドル・イースト航空(スカイチーム)
エア・ヨーロッパ(スカイチーム)
オマーン航空(ワンワールド)
スリランカ航空(ワンワールド)
ターキッシュ エアラインズ(スターアライアンス)
エチオピア航空(スターアライアンス)
エーゲ航空(スターアライアンス)
タイ国際航空(スターアライアンス)
エティハド航空
ITAエアウェイズ
インターライン・パートナーシップ
ベトナム航空(スカイチーム)
エア・ヨーロッパ(スカイチーム)
ターキッシュ エアラインズ(スターアライアンス)
ルフトハンザドイツ航空(スターアライアンス)
エア・インディア(スターアライアンス)
タイ国際航空(スターアライアンス)
エジプト航空(スターアライアンス)
エーゲ航空(スターアライアンス)
アメリカン航空(ワンワールド)
マレーシア航空(ワンワールド)
ITAエアウェイズ
フィリピン航空
バンコクエアウェイズ
ビーマン・バングラデシュ航空
インターモーダル・レール
ドイツ鉄道(スターアライアンス、インターモーダルパートナー)
事件・事故
- 1966年6月30日、32便ベイルート発クウェート行きが大破。死者なし、負傷者多数。
- 1984年12月3日、221便クウェート発カラチ行きが4人のレバノン人によってハイジャックされた。
- 1988年4月5日、422便バンコク発クウェート行きのボーイング747-269B(機体番号9K-ADB)が16日に渡ってハイジャックされた。乗員乗客112人のうち2人の人質が死亡。犯人は複数のレバノン人であった。
- 1990年8月、イラク軍による航空機(前述)の略奪。
脚注
- ^ “The World’s 3-Star Airlines”. SKYTRAX. 2026年3月16日閲覧。
- ^ [1] - Kuwait Airways
- ^ “Our Fleet”. Kuwait Airways. 2025年8月3日閲覧。
- ^ “Kuwait Airways Fleet Details and History”. Planespotters.net. 2025年8月3日閲覧。
- ^ a b c d “Kuwait Airways rejigs Airbus order; adds A330-900s, A321LRs”. ch-aviation (2022年2月21日). 2025年8月3日閲覧。
- ^ a b c d “Orders and deliveries”. Airbus. 2025年8月3日閲覧。
- ^ “Kuwait Airways takes delivery of its first two A330neos”. Airbus (2020年10月29日). 2025年8月3日閲覧。
- ^ “Our Partners”. Kuwait Airways. 2025年8月3日閲覧。
外部リンク
- 公式ウェブサイト
- Oasis Club
- クウェート航空 (@kuwaitairways) - Instagram
固有名詞の分類
- クウェート航空のページへのリンク