アフマダーバード空港
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/09/30 09:50 UTC 版)
アフマダーバード空港 સરદાર વલ્લભભાઈ પટેલ આંતરરાષ્ટ્રીય હવાઈ મથક Ahmedabad Airport |
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ロゴ
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ターミナル
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IATA: AMD - ICAO: VAAH | |||||||||
概要 | |||||||||
国・地域 | ![]() |
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所在地 | グジャラート州アフマダーバード | ||||||||
種類 | 公共 | ||||||||
運営者 | Airports Authority of India | ||||||||
拠点航空会社 | Blue Dart Aviation | ||||||||
標高 | 58 m (189 ft) | ||||||||
座標 | 北緯23度4分38秒 東経72度38分5秒 / 北緯23.07722度 東経72.63472度座標: 北緯23度4分38秒 東経72度38分5秒 / 北緯23.07722度 東経72.63472度 | ||||||||
公式サイト | aai.aero/.../Ahmedabad | ||||||||
地図 | |||||||||
アフマダーバード空港 | |||||||||
滑走路 | |||||||||
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空港の一覧 |
アフマダーバード空港(アフマダーバードこくさいくうこう、グジャラート語: સરદાર વલ્લભભાઈ પટેલ આંતરરાષ્ટ્રીય હવાઈ મથક、英語: Ahmedabad Airport)は、インドのグジャラート州アフマダーバードにある空港である。
正式名称は、インドの初代内務大臣のヴァッラブバーイー・パテールの名を冠し、サルダール・ヴァッラブバーイー・パテール国際空港(グジャラート語: સરદાર વલ્લભભાઈ પટેલ આંતરરાષ્ટ્રીય વિમાનમથક、英語: Sardar Vallabhbhai Patel International Airport)という。
歴史
- 1937年に開港。
- 1991年1月26日、初の国際線が就航。
- 2000年5月23日、空港分類が国際空港になった。
- 2004年3月、エア・インディアが、ボーイング747を使用して、ロンドン/ヒースロー線が就航した。(2008年に運航休止)
- 2009年6月、エア・インディアが、ボーイング747を使用して、フランクフルト線が就航した。
- 2010年、国際線向けのターミナル2が開業。
- 2016年8月、エア・インディアが、ボーイング787を使用して、ロンドン/ヒースロー経由ニューアーク線を開設した。(2018年11月からロンドン-ニューアーク間を廃止)
- 2017年3月、屋上において、700kWpの太陽光発電所が稼働を開始。
- 2017年、国際空港評議会によって、アジア太平洋地域で最も改善された空港として表彰された。
- 2018年12月、空港の運営、管理、開発を民営化する入札が行われた。
- アダニ・エンタープライズ・リミテッド(AEL)が落札し、アーメダバード国際空港リミテッド(AIAL)を設立した。
- 2025年6月12日、エアインディアのロンドン/ガトウィック行きのボーイング787-8が離陸直後に墜落する事故が発生した。
施設
ターミナル
国際線、国内線の二つのターミナルがある。現在、国際線、国内線ともに大規模な改修工事をおこなっている。
T1(国内線ターミナル)
第1ターミナルは国内線ターミナルとして使用されている。32のチェックインカウンターがあり、面積は45,000 m2(480,000平方フィート)である。2018年12月に、プラザプレミアムラウンジが新設された。
T2(国際線ターミナル)
第2ターミナルは、2010年に開業した国際線ターミナルである。このターミナルは、2009年のNational Structural Steel Design and Construction Awardsで最優秀鉄骨構造賞を受賞した。ターミナルには、4つのボーディングブリッジ、32のチェックインカウンターがあり、総床面積は約41,000平方メートルとなっている。2018年11月、国際線出発エリアにプラザプレミアムラウンジが新設された。
貨物施設
2009年、3,685平方メートル(39,670平方フィート)の生鮮貨物のセンターが開設された。2014年には、空港に専用の貨物ターミナルが建設されることが発表された。
滑走路
滑走路は1本で、3,505 メートル (11,499 フィート)の滑走路05/23がある。滑走路に沿って、並行誘導路が整備されているが、わずか1,895 メートル (6,217 フィート) と半分程度の長さしかなく、運用のボトルネックとなっている。そのため、誘導路を滑走路の全長まで延長する計画が実行中である。
就航航空会社と就航都市
国際線
航空会社 | 就航地 | ターミナル |
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ガトウィック空港(ロンドン)、フランクフルト空港(フランクフルト)、ニューアーク・リバティー国際空港(ニューアーク)、クウェート国際空港(クウェート)、マスカット国際空港(マスカット) | 2 |
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ドバイ国際空港(ドバイ) | 1 |
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ドバイ国際空港(ドバイ) | 2 |
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シャールジャ国際空港(シャールジャ) | 2 |
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ハマド国際空港(ドーハ) | 2 |
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マシュハド(2025年10月31日より運航開始予定) | 2 |
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シンガポール・チャンギ国際空港(シンガポール) | 2 |
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バンコク/スワンナプーム(2025年12月4日より運航開始予定) | 2 |
国内線
航空会社 | 就航地 | ターミナル |
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インディラ・ガンディー国際空港(デリー)、チャトラパティ・シヴァージー国際空港(ムンバイ)、チェンナイ国際空港(チェンナイ)、ラジーヴ・ガンディー国際空港(ハイデラバード) | 1 |
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チャトラパティ・シヴァージー国際空港(ムンバイ) | 2 |
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インディラ・ガンディー国際空港(デリー)、チャトラパティ・シヴァージー国際空港(ムンバイ)、ラジーヴ・ガンディー国際空港(ハイデラバード)、ケンペゴウダ国際空港(バンガロール)、チェンナイ国際空港(チェンナイ)、ボーパール空港(ボーパール)、コーチン国際空港(コーチ)、Devi Ahilyabai Holkar Airport(インドール) | 1 |
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チャトラパティ・シヴァージー国際空港(ムンバイ)、ケンペゴウダ国際空港(バンガロール)、コーチン国際空港(コーチ) | 1 |
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インディラ・ガンディー国際空港(デリー)、チャトラパティ・シヴァージー国際空港(ムンバイ)、ケンペゴウダ国際空港(バンガロール)、ネータージー・スバース・チャンドラ・ボース国際空港(コルカタ)、コーチン国際空港(コーチ)、プネー空港(プネー) | 1 |
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インディラ・ガンディー国際空港(デリー)、チャトラパティ・シヴァージー国際空港(ムンバイ)、ダーボーリム空港(ゴア、季節運航便) | 1 |
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インディラ・ガンディー国際空港(デリー)、チャトラパティ・シヴァージー国際空港(ムンバイ)、ラジーヴ・ガンディー国際空港(ハイデラバード)、ケンペゴウダ国際空港(バンガロール)、ネータージー・スバース・チャンドラ・ボース国際空港(コルカタ)、チェンナイ国際空港(チェンナイ)、コーヤンブットゥール、ダーボーリム空港(ゴア、季節運航便)、グワーハーティー国際空港(グワーハーティー) | 1 |
貨物便
航空会社 | 就航地 |
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事故
2025年6月12日、ロンドン・ガトウィック空港行きのエア・インディア171便が離陸直後にB. J. メディカルカレッジの寄宿舎に墜落した。乗員乗客242人中241人と地上の19人が死亡した[3]。
脚注
関連項目
外部リンク
固有名詞の分類
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