特定非営利活動法人KOKUA
行政入力情報
|
KOKUA
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/04/22 16:02 UTC 版)
![]() |
種類 | 株式会社 |
---|---|
略称 | KOKUA、コクア |
本社所在地 | ![]() 〒150-0031 東京都渋谷区桜丘町23番17号 |
設立 | 2020年9月 |
業種 | サービス業 |
法人番号 | 9011001135908 |
事業内容 | 防災サービスの企画・開発・販売・卸売、社会問題に関する教育・研修サービス |
代表者 | 代表取締役(共同代表) 泉勇作/疋田裕二 |
外部リンク | https://kokua-social.jp/ |
株式会社KOKUA(コクア、英: KOKUA, Inc.)は、防災関連サービスを提供する日本の企業。2020年に創業し、東京都渋谷区に所在。
防災グッズだけを集めたカタログギフト「LIFEGIFT」などのサービスを運営している。「LIFEGIFT」は2021年度のグッドデザイン賞に選定された[1]。
概要
2020年に泉 勇作(いずみ ゆうさく、1992年生まれ、兵庫県神戸市出身)と疋田 裕二(ひきだ ゆうじ、1992年生まれ、大阪府出身)が設立した企業である。泉は、1995年1月17日に発生した阪神・淡路大震災を当時住んでいた東灘区で被災し、自宅が半壊[2]。
また、泉と疋田の両者が、大学入学の直前の時期である2011年3月11日に東日本大震災が発生し、それをきっかけに、両者は被災地におけるボランティア活動を開始した。以後、様々な被災地で災害救援のボランティア活動を実施した[2][3][4]。
2019年に、任意団体「KOKUA」として田中美咲_(起業家)が代表理事を務める一般社団法人 防災ガールの主催するアクセラレーションプログラムに参加[5]。以降、東北大学災害科学国際研究所の主催する「bosai startups in japan」にて、日本の防災のスタートアップを代表するチームの1つとして選出[6]や、WBF国内実行委員会及びWBF国際実行委員会が主催する「世界防災フォーラム/防災ダボス会議 @仙台2019[7] 」にて、民間主体の取組事例の1つとしてフォーラム及びミニプレゼーションへの登壇などを経て[6]、2020年9月に法人化。「培った経験を災害から命を守るビジネスに生かせないか」という思いが起業に繋がった。[8]
2020年12月より日本初の防災グッズだけを集めたカタログギフト「LIFEGIFT」の一般発売を開始[9]。以降、「LIFEGIFT」は東急ハンズでも取り扱いを開始し[10]、2021年度グッドデザイン賞に選定された。[1] [11]
2023年3月にはインターネット上で幾つかの質問に答えるだけで一人ひとりに最適な防災グッズを提案し、販売するパーソナル防災サービス「pasobo」の提供を開始[12]。
学生時代に東日本大震災を体験した平成生まれのメンバーで構成されている[3]。
主なサービス
沿革
- 2019年4月 - 任意団体「KOKUA」として、田中美咲_(起業家)が代表理事を務める一般社団法人 防災ガールの主催するアクセラレーションプログラムの参加団体に選出される[5]
- 2019年9月 - 任意団体「KOKUA」として、東北大学災害科学国際研究所の主催する「bosai startups in japan」にて、日本の防災のスタートアップを代表する6チームのうちの1チームに選出される[6]
- 2019年11月 - 任意団体「KOKUA」として、WBF国内実行委員会及びWBF国際実行委員会が主催する世界防災フォーラム/防災ダボス会議 @仙台2019[7] にて、民間主体の取組事例の1つとしてフォーラム及びミニプレゼーションに登壇[6]
- 2019年12月 - 任意団体「KOKUA」として、一般社団法人 防災ガールの主催するシークレットミートアップのピッチ団体に選出される[13]
- 2020年7月 - クラウドファンディグサービスREADYFORにて、カタログギフト「LIFEGIFT」の先行予約販売を開始。目標金額の 1,500,000円を大きく上回り、支援者283名から3,577,500円を調達。[14][15]
- 2020年9月 - 「株式会社KOKUA」設立。
- 2020年12月 - 防災グッズだけを集めた、いのちをまもるカタログギフト「LIFEGIFT」の一般販売を開始。[9]
- 2021年2月 - ヤフー_(企業)が主催する「#おくる防災」企画に参画。[16]
- 2021年3月 - 全国の東急ハンズ42店舗でいのちをまもるカタログギフト「LIFEGIFT」の販売を開始[17]
- 2021年10月 - いのちをまもるカタログギフト「LIFEGIFT」が「防災グッズ大賞2021」アイデア賞を受賞[18]
- 2021年10月 - いのちをまもるカタログギフト「LIFEGIFT」が2021年度グッドデザイン賞を受賞。「私の選んだ一品 社会のピント」に選出。[1]
- 2021年12月 - 備蓄食品だけを集めた、いのちをまもるカタログギフト「LIFEGIFT Food」の一般販売を開始。[19]
- 2023年3月 - パーソナル防災サービス「pasobo」の提供を開始。[12]
脚注
- ^ a b c カタログギフト [LIFEGIFT] - グッドデザイン賞(2021年受賞対象一覧)2022年3月23日閲覧。
- ^ a b <月刊 SDGs 2021年10月号>築40年の「教室」から未来つなぐ - 東京新聞 (2021年10月30日) 2022年3月24日閲覧。
- ^ a b “「防災×ギフト」で人気「LIFEGIFT」 3.11を経験した若者が起こす「防災イノベーション」”. ダイヤモンド・リテイルメディア . 2022年3月24日閲覧。
- ^ “防災カタログギフト事業化に挑むスタートアップ代表が、問題意識をかたちにするために大切にしていること”. U-NOTE. 2022年3月24日閲覧。
- ^ a b “日本初・防災特化型アクセラレータープログラムがついに始動!日本の防災の未来を変える6団体が決定しました。”. 一般社団法人防災ガール. 2022年3月24日閲覧。
- ^ a b c d “国際ルールインテリジェンスに関する調査(世界BOSAIフォーラムにおける地産地防のフレームの国際標準化提案に向けた調査)調査報告書”. 東北大学災害科学国際研究所. 2022年3月24日閲覧。
- ^ a b “第2回世界防災フォーラム”. 世界防災フォーラム. 2022年3月24日閲覧。
- ^ “「備え」の想い、あなたに届け 広がる防災ギフト”. 日本経済新聞社. 2024年4月5日閲覧。
- ^ a b “あなたのプレゼントが、大切な人の命を救うかもしれない。この冬、知ってほしいギフトがある”. BuzzFeed Japan. 2022年3月24日閲覧。
- ^ “【防災用品担当バイヤー対談】第2回 今どき防災グッズはインテリア映え”. 防災ニッポン(読売新聞). 2022年3月24日閲覧。
- ^ “グッドデザイン賞に2つの新しい防災、『贈る』と『溶け込む』”. ニュースイッチ(日刊工業新聞) . 2022年3月24日閲覧。
- ^ a b “KOKUA、一人ひとりに最適な防災グッズ提案・販売”. 日本経済新聞社. 2024年4月5日閲覧。
- ^ “次世代の防災を担う6団体が登壇。日本初・防災特化型アクセラレータープログラムのシークレットミートアップを開催”. 一般社団法人防災ガール. 2022年3月24日閲覧。
- ^ “「まさか自分が被災するなんて」そんな一言から始まった、防災グッズを贈るカタログギフト。込められた思い”. BuzzFeed Japan. 2022年3月24日閲覧。
- ^ “「 防災をギフトで広めたい」カタログギフトで防災を身近に”. READYFOR, Inc. 2022年3月24日閲覧。
- ^ “エールマーケット、大切な人に防災食や防災用品を“おくる”ことを提案する、「#おくる防災」企画を開始”. ヤフー株式会社. 2022年3月24日閲覧。
- ^ “全国の東急ハンズ42店舗で「LIFEGIFT」の販売を開始”. 株式会社KOKUA. 2022年3月24日閲覧。
- ^ “「防災グッズ大賞2021〜第3回防災グッズ展」10月13日から東京ビッグサイトで開催!”. 一般社団法人災害防止研究所. 2022年3月24日閲覧。
- ^ “備蓄食をギフトで贈りあう。防災対策の機会を創出するカタログギフト誕生”. TABI LABO. 2022年3月24日閲覧。
外部リンク
- 公式ウェブサイト
- 株式会社KOKUA (@life_gift_kokua) - X(旧Twitter)
- “新興企業が防災分野参入 現場反映し商品開発”. デーリー東北. (2021-06-30 ) 2022年3月24日閲覧。<
- “スタートアップが防災参入”. 神戸新聞 . 2022年3月24日閲覧。[リンク切れ]
- “防災や減災で新興企業が存在感 新製品やサービス開発「小回り利く」”. 京都新聞 . 2022年3月24日閲覧。[リンク切れ]
kokua
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/29 16:07 UTC 版)
ナビゲーションに移動 検索に移動
![]() |
本来の表記は「kōkua」です。この記事に付けられたページ名は技術的な制限または記事名の制約により不正確なものとなっています。 |
kōkua | |
---|---|
出身地 | ![]() |
ジャンル | J-POP ロック |
活動期間 | 2006年 - |
レーベル | BMGジャパン (2006年 - ) ビクターエンタテインメント (2016年 - ) |
メンバー | 武部聡志(キーボード) スガシカオ(ボーカル) 小倉博和(ギター) 根岸孝旨(ベース) 屋敷豪太(ドラムス) |
kōkua(コクア)は、日本を代表する音楽プロデューサー/ミュージシャンたちにより結成されたロックバンド[1][2]。
バンド名のkōkuaはハワイ語で「協力する、協調する」という意味を持つ言葉に由来する[1]。
概要
NHK総合のドキュメンタリー番組『プロフェッショナル 仕事の流儀』の主題歌「Progress」制作をきっかけに日本のトップミュージシャンが集結したスーパーバンド[1]。NHKサイドから「その道のプロたちを扱う番組を立ち上げるのだがどんな主題歌にしたらいいか」という相談を受けたプロデューサーの武部聡志は「それぞれがミュージシャンでありながらプロデューサーでもあるプロ集団のような架空のバンドを作る」というアイディアを提案した[1][3]。そしてメンバーを想像した時にフロントマンとして真っ先に浮かんだスガシカオに声をかけ、武部がギターに推薦した小倉博和とスガがドラムに推した屋敷豪太、ほぼ全員の共通の知り合いだったベースの根岸孝旨の5人で結成することになった[3]。
作品制作においては、メンバー1人1人の曲が入っているイエスのアルバム『こわれもの (Fragile)』が好きだという武部の提案で、1stアルバムからはスガが中心となりつつも楽曲提供なりプロデュースなりでメンバーそれぞれがイニシアチブをとるようになっている[4][5][6]。
スガにとってkōkuaはシンガーソングライターのソロとはミュージシャンとして別の人生であり、歌詞もあまり我を出さずにメンバーが思っていることを言葉にしようと心掛けている[1]。またブラック・ミュージック寄りのソロとは異なるロックバンドなので、提供曲もソロのストック曲は使わずにメンバーと演奏することを想定して作曲している[4][5]。
メンバー
- スガシカオ(ボーカル)
- 1997年に「ヒットチャートをかけぬけろ」でデビューしたシンガーソングライター。[7]
- 武部聡志(プロデュース、キーボード)
- 小倉博和(ギター、ボーカル)
- サザンオールスターズ、桑田佳祐、福山雅治、槇原敬之ほか数多くのアーティストのライブ、レコーディングに参加する日本屈指のギタリスト。ギターデュオ山弦のメンバーとして活動するほか、コンポーザー、アレンジャー、サウンドプロデューサーとしても活動する。[7]
- 根岸孝旨(ベース)
- 屋敷豪太(ドラムス)
来歴
2006年、NHKのドキュメンタリー番組「プロフェッショナル 仕事の流儀」の主題歌「Progress」制作のために結成される。同年12月、第57回NHK紅白歌合戦にソロで出場したスガシカオのバックバンドとして出演する。
2010年10月2日・3日の2日間にわたり、京都・平安神宮で開催されたライブイベント「平安神宮 月夜の宴」に、ホストバンドとして出演[8]。
2013年3月22日、渋谷公会堂にてトータス松本、一青窈、藤井フミヤ、佐藤竹善というゲストを迎え、3年ぶりに一夜限りとなるプレミアムライブ「Inter FM MUSIC MASTER LIVE with kokua」を開催[9]。
2015年、NHK総合「プロフェッショナル 仕事の流儀」の放送開始10周年記念スペシャル番組「あと一歩だけ、前に進もう〜シンガーソングライター スガシカオ」のスタジオライブに出演[10]。翌年に番組挿入歌として新曲「夢のゴール」が起用されることが決定した[11]。
2016年、バンドの結成10周年を機に、スガシカオのデビュー20周年イヤープロジェクトの一環として活動を再開[12]。6月に全国4公演のツアーを開催。5月より番組の放送開始10周年を記念して書き下ろされた「夢のゴール」が、NHK総合「プロフェッショナル 仕事の流儀」の挿入歌として使用される[13]。6月1日、1stアルバム『Progress』をリリース[14]。6月4日より、初の単独公演となるホールツアー「kokua Tour 2016 Progress」をスタート[15]。 2017年2月27日に東京・東京国際フォーラムホール Aにて開催された「武部聡志 Original Award Show」に出演[16]。
2017年、スガシカオのデビュー20周年を記念したライブイベント「スガフェス!」に出演。5月6日に埼玉・さいたまスーパーアリーナにて開催された「スガフェス! 〜20年に一度のミラクルフェス〜」には第2部のホストバンドとして、9月18日に大阪・大阪城ホールで開催された「スガフェス!WEST 〜スガシカオ vs kokua 絶対に負けられない対バンがある in 大阪〜」には対バン相手として出演した[17][18]。
2019年4月17日発売のスガシカオのアルバム『労働なんかしないで 光合成だけで生きたい』にkokuaのメンバーが制作した「黄昏ギター」が収録される[19]。
作品
シングル
発売日 | タイトル | 規格 | 規格品番 | レーベル | 備考 | |
---|---|---|---|---|---|---|
1st | 2006年8月2日 | Progress | CD | AUCK-19017 | BMGジャパン | 『プロフェッショナル 仕事の流儀』主題歌。 |
アルバム
発売日 | タイトル | 規格 | 規格品番 | レーベル | 備考 | |
---|---|---|---|---|---|---|
1st | 2016年6月1日 | Progress | CD | VICL-64578 | ビクターエンタテインメント |
映像作品
発売日 | タイトル | 規格 | 規格品番 | レーベル | 備考 | |
---|---|---|---|---|---|---|
2017年4月26日 | Tour 2016「Progress」 | Blu-ray Disc DVD |
VIXL-191 VIBL-846 |
ビクターエンタテインメント |
タイアップ
タイトル | タイアップ先 |
---|---|
「Progress」 | NHK総合ドキュメンタリー番組『プロフェッショナル 仕事の流儀』主題歌 |
「夢のゴール」 | NHK総合ドキュメンタリー番組『プロフェッショナル 仕事の流儀』挿入歌 |
「黒い靴」 | NHK BSプレミアムドラマ『ふれなばおちん』主題歌[20] |
ライブ活動
- 平安神宮 月夜の宴(2010年10月2日〜3日)
- Inter FM MUSIC MASTER LIVE with kōkua(2013年3月22日、渋谷公会堂)
- kōkua Tour 2016「Progress」 - 2016年6月4日〜6月24日(4会場4公演)
脚注
- ^ a b c d e “1stアルバム『Progress』インタビュー kōkua、メンバー全員インタビュー(前編)「5人の音楽性がミックスされて“らしさ”が生まれる」1”. Real Sound (2016年6月12日). 2019年3月10日閲覧。
- ^ “1stアルバム『Progress』インタビュー(後編)kōkuaが語る、音楽シーンの課題と未来「突き破る精神がないと、オリジナリティは生まれない」1”. Real Sound (2016年6月18日). 2019年3月10日閲覧。
- ^ a b “kōkua「Progress」特集 スガシカオ&武部聡志インタビュー 10年の時を経て結実した プロフェッショナル5人の「Progress」(1/4)”. 音楽ナタリー. 株式会社ナターシャ (2016年6月14日). 2019年3月8日閲覧。
- ^ a b “1stアルバム『Progress』インタビュー kōkua、メンバー全員インタビュー(前編)「5人の音楽性がミックスされて“らしさ”が生まれる」2”. Real Sound (2016年6月12日). 2019年3月10日閲覧。
- ^ a b “1stアルバム『Progress』インタビュー kōkua、メンバー全員インタビュー(前編)「5人の音楽性がミックスされて“らしさ”が生まれる」3”. Real Sound (2016年6月12日). 2019年3月10日閲覧。
- ^ “kōkua「Progress」特集 スガシカオ&武部聡志インタビュー 10年の時を経て結実した プロフェッショナル5人の「Progress」(2/4)”. 音楽ナタリー. 株式会社ナターシャ (2016年6月14日). 2019年3月8日閲覧。
- ^ a b c d e “Profile”. kokua special website. Victor Entertainment. 2019年3月10日閲覧。
- ^ “スガ シカオ、幻想的な京都・平安神宮で会場を魅了”. BARKS (2010年10月5日). 2019年3月8日閲覧。
- ^ “スガ シカオ、武部聡志、小倉博和、根岸孝旨、屋敷豪太によるスペシャル・ユニットkokuaが3年振りに集結した一夜限りのプレミアム・ライブを放送”. BARKS (2013年5月17日). 2019年3月8日閲覧。
- ^ “スガシカオがNHK「プロフェッショナル」に出演、kokuaスタジオライブも”. 音楽ナタリー. 株式会社ナターシャ (2015年10月14日). 2019年3月8日閲覧。
- ^ “kōkuaの新曲がNHK『プロフェッショナル』挿入歌に決定。1stアルバム&初ツアーも”. rockin'on.com (2016年5月2日). 2022年3月29日閲覧。
- ^ “スガシカオ20周年記念しkokua再始動、初の全国ツアーを開催”. 音楽ナタリー. 株式会社ナターシャ (2016年2月26日). 2019年3月8日閲覧。
- ^ “kokua書き下ろし曲が「プロフェッショナル 仕事の流儀」挿入歌に”. 音楽ナタリー. 株式会社ナターシャ (2016年5月2日). 2019年3月10日閲覧。
- ^ “スガシカオのkokua、初アルバム「Progress」は6月リリース”. 音楽ナタリー. 株式会社ナターシャ (2016年4月8日). 2019年3月10日閲覧。
- ^ “スガシカオ参加バンドkokua、結成10年にして初のツアーが開幕”. 音楽ナタリー. 株式会社ナターシャ (2016年6月5日). 2019年3月10日閲覧。
- ^ “<武部聡志 Original Award Show>にスガ シカオ、kokua、さかいゆうの出演決定”. BARKS (2017年1月21日). 2019年3月8日閲覧。
- ^ “「1番最高の時間だった」スガシカオ、豪華ゲスト陣と紡いだ“恩返し”の20周年ライブ”. 音楽ナタリー. 株式会社ナターシャ (2017年5月7日). 2019年3月8日閲覧。
- ^ “金髪になったスガシカオ、大阪でkokuaと対決&豪華ゲスト招きコラボ三昧”. 音楽ナタリー. 株式会社ナターシャ (2017年9月19日). 2019年3月8日閲覧。
- ^ “スガシカオ新作「労働なんかしないで 光合成だけで生きたい」全貌発表、ツアーも決定”. 音楽ナタリー. 株式会社ナターシャ (2019年2月22日). 2019年3月8日閲覧。
- ^ “kokua新曲が長谷川京子主演ドラマ「ふれなばおちん」主題歌に”. 音楽ナタリー. (2016年5月20日) 2016年5月20日閲覧。
外部リンク
- kokua special website - SPEEDSTAR RECORDS (Victor Entertainment)
- kokua - ソニーミュージック オフィシャルサイト
- NHK プロフェッショナル 仕事の流儀
kōkua
(Kokua から転送)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/10/13 06:27 UTC 版)
kōkua | |
---|---|
出身地 | ![]() |
ジャンル | J-POP ロック |
活動期間 | 2006年 - |
レーベル | BMGジャパン (2006年 - ) ビクターエンタテインメント (2016年 - ) |
メンバー | 武部聡志(キーボード) スガシカオ(ボーカル) 小倉博和(ギター) 根岸孝旨(ベース) 屋敷豪太(ドラムス) |
kōkua(コクア)は、日本を代表する音楽プロデューサー / ミュージシャンたちにより結成されたロックバンド[1][2]。
バンド名のkōkuaはハワイ語で「協力する、協調する」という意味を持つ言葉に由来する[1]。
概要
NHK総合のドキュメンタリー番組『プロフェッショナル 仕事の流儀』の主題歌「Progress」制作をきっかけに日本のトップミュージシャンが集結したスーパーバンド[1]。NHKサイドから「その道のプロたちを扱う番組を立ち上げるのだがどんな主題歌にしたらいいか」という相談を受けたプロデューサーの武部聡志は「それぞれがミュージシャンでありながらプロデューサーでもあるプロ集団のような架空のバンドを作る」というアイディアを提案した[1][3]。そしてメンバーを想像した時にフロントマンとして真っ先に浮かんだスガシカオに声をかけ、武部がギターに推薦した小倉博和とスガがドラムに推した屋敷豪太、ほぼ全員の共通の知り合いだったベースの根岸孝旨の5人で結成することになった[3]。
作品制作においては、メンバー1人1人の曲が入っているイエスのアルバム『こわれもの (Fragile)』が好きだという武部の提案で、1stアルバムからはスガが中心となりつつも楽曲提供なりプロデュースなりでメンバーそれぞれがイニシアチブをとるようになっている[4][5][6]。
スガにとってkōkuaはシンガーソングライターのソロとはミュージシャンとして別の人生であり、歌詞もあまり我を出さずにメンバーが思っていることを言葉にしようと心掛けている[1]。またブラック・ミュージック寄りのソロとは異なるロックバンドなので、提供曲もソロのストック曲は使わずにメンバーと演奏することを想定して作曲している[4][5]。
メンバー
- スガシカオ(ボーカル)
- 1997年に「ヒットチャートをかけぬけろ」でデビューしたシンガーソングライター。[7]
- 武部聡志(プロデュース、キーボード)
- 小倉博和(ギター、ボーカル)
- サザンオールスターズ、桑田佳祐、福山雅治、槇原敬之ほか数多くのアーティストのライブ、レコーディングに参加する日本屈指のギタリスト。ギターデュオ山弦のメンバーとして活動するほか、コンポーザー、アレンジャー、サウンドプロデューサーとしても活動する。[7]
- 根岸孝旨(ベース)
- 屋敷豪太(ドラムス)
来歴
2006年、NHKのドキュメンタリー番組「プロフェッショナル 仕事の流儀」の主題歌「Progress」制作のために結成される。同年12月、第57回NHK紅白歌合戦にソロで出場したスガシカオのバックバンドとして出演する。
2010年10月2日・3日の2日間にわたり、京都・平安神宮で開催されたライブイベント「平安神宮 月夜の宴」に、ホストバンドとして出演[8]。
2013年3月22日、渋谷公会堂にてトータス松本、一青窈、藤井フミヤ、佐藤竹善というゲストを迎え、3年ぶりに一夜限りとなるプレミアムライブ「Inter FM MUSIC MASTER LIVE with kokua」を開催[9]。
2015年、NHK総合「プロフェッショナル 仕事の流儀」の放送開始10周年記念スペシャル番組「あと一歩だけ、前に進もう〜シンガーソングライター スガシカオ」のスタジオライブに出演[10]。翌年に番組挿入歌として新曲「夢のゴール」が起用されることが決定した[11]。
2016年、バンドの結成10周年を機に、スガシカオのデビュー20周年イヤープロジェクトの一環として活動を再開[12]。6月に全国4公演のツアーを開催。5月より番組の放送開始10周年を記念して書き下ろされた「夢のゴール」が、NHK総合「プロフェッショナル 仕事の流儀」の挿入歌として使用される[13]。6月1日、1stアルバム『Progress』をリリース[14]。6月4日より、初の単独公演となるホールツアー「kokua Tour 2016 Progress」をスタート[15]。 2017年2月27日に東京・東京国際フォーラムホール Aにて開催された「武部聡志 Original Award Show」に出演[16]。
2017年、スガシカオのデビュー20周年を記念したライブイベント「スガフェス!」に出演。5月6日に埼玉・さいたまスーパーアリーナにて開催された「スガフェス! 〜20年に一度のミラクルフェス〜」には第2部のホストバンドとして、9月18日に大阪・大阪城ホールで開催された「スガフェス!WEST 〜スガシカオ vs kokua 絶対に負けられない対バンがある in 大阪〜」には対バン相手として出演した[17][18]。
2019年4月17日発売のスガシカオのアルバム『労働なんかしないで 光合成だけで生きたい』にkokuaのメンバーが制作した「黄昏ギター」が収録される[19]。
作品
シングル
発売日 | タイトル | 規格 | 規格品番 | レーベル | 備考 | |
---|---|---|---|---|---|---|
1st | 2006年8月2日 | Progress | CD | AUCK-19017 | BMGジャパン | 『プロフェッショナル 仕事の流儀』主題歌。 |
アルバム
発売日 | タイトル | 規格 | 規格品番 | レーベル | 備考 | |
---|---|---|---|---|---|---|
1st | 2016年6月1日 | Progress | CD | VICL-64578 | ビクターエンタテインメント |
映像作品
発売日 | タイトル | 規格 | 規格品番 | レーベル | 備考 | |
---|---|---|---|---|---|---|
2017年4月26日 | Tour 2016「Progress」 | Blu-ray Disc DVD |
VIXL-191 VIBL-846 |
ビクターエンタテインメント |
タイアップ一覧
使用年 | 曲名 | タイアップ |
---|---|---|
2006年 | Progress | NHK総合ドキュメンタリー番組『プロフェッショナル 仕事の流儀』主題歌(2006年 - )[20] |
2016年 | 夢のゴール | NHK総合ドキュメンタリー番組『プロフェッショナル 仕事の流儀』挿入歌(2016年 - )[13] |
田島ルーフィング「屋上は問いかける」篇/「床は問いかける」篇 CMソング[21][22] | ||
黒い靴 | NHK BSプレミアムドラマ『ふれなばおちん』主題歌[23] |
ライブ活動
- 平安神宮 月夜の宴(2010年10月2日〜3日)
- Inter FM MUSIC MASTER LIVE with kōkua(2013年3月22日、渋谷公会堂)
- kōkua Tour 2016「Progress」 - 2016年6月4日〜6月24日(4会場4公演)
脚注
- ^ a b c d e “1stアルバム『Progress』インタビュー kōkua、メンバー全員インタビュー(前編)「5人の音楽性がミックスされて“らしさ”が生まれる」1”. Real Sound (2016年6月12日). 2019年3月10日閲覧。
- ^ “1stアルバム『Progress』インタビュー(後編)kōkuaが語る、音楽シーンの課題と未来「突き破る精神がないと、オリジナリティは生まれない」1”. Real Sound (2016年6月18日). 2019年3月10日閲覧。
- ^ a b “kōkua「Progress」特集 スガシカオ&武部聡志インタビュー 10年の時を経て結実した プロフェッショナル5人の「Progress」(1/4)”. 音楽ナタリー. 株式会社ナターシャ (2016年6月14日). 2019年3月8日閲覧。
- ^ a b “1stアルバム『Progress』インタビュー kōkua、メンバー全員インタビュー(前編)「5人の音楽性がミックスされて“らしさ”が生まれる」2”. Real Sound (2016年6月12日). 2019年3月10日閲覧。
- ^ a b “1stアルバム『Progress』インタビュー kōkua、メンバー全員インタビュー(前編)「5人の音楽性がミックスされて“らしさ”が生まれる」3”. Real Sound (2016年6月12日). 2019年3月10日閲覧。
- ^ “kōkua「Progress」特集 スガシカオ&武部聡志インタビュー 10年の時を経て結実した プロフェッショナル5人の「Progress」(2/4)”. 音楽ナタリー. 株式会社ナターシャ (2016年6月14日). 2019年3月8日閲覧。
- ^ a b c d e “Profile”. kokua special website. Victor Entertainment. 2019年3月10日閲覧。
- ^ “スガ シカオ、幻想的な京都・平安神宮で会場を魅了”. BARKS (2010年10月5日). 2019年3月8日閲覧。
- ^ “スガ シカオ、武部聡志、小倉博和、根岸孝旨、屋敷豪太によるスペシャル・ユニットkokuaが3年振りに集結した一夜限りのプレミアム・ライブを放送”. BARKS (2013年5月17日). 2019年3月8日閲覧。
- ^ “スガシカオがNHK「プロフェッショナル」に出演、kokuaスタジオライブも”. 音楽ナタリー. 株式会社ナターシャ (2015年10月14日). 2019年3月8日閲覧。
- ^ “kōkuaの新曲がNHK『プロフェッショナル』挿入歌に決定。1stアルバム&初ツアーも”. rockin'on.com (2016年5月2日). 2022年3月29日閲覧。
- ^ “スガシカオ20周年記念しkokua再始動、初の全国ツアーを開催”. 音楽ナタリー. 株式会社ナターシャ (2016年2月26日). 2019年3月8日閲覧。
- ^ a b “kokua書き下ろし曲が「プロフェッショナル 仕事の流儀」挿入歌に”. 音楽ナタリー. 株式会社ナターシャ (2016年5月2日). 2019年3月10日閲覧。
- ^ “スガシカオのkokua、初アルバム「Progress」は6月リリース”. 音楽ナタリー. 株式会社ナターシャ (2016年4月8日). 2019年3月10日閲覧。
- ^ “スガシカオ参加バンドkokua、結成10年にして初のツアーが開幕”. 音楽ナタリー. 株式会社ナターシャ (2016年6月5日). 2019年3月10日閲覧。
- ^ “<武部聡志 Original Award Show>にスガ シカオ、kokua、さかいゆうの出演決定”. BARKS (2017年1月21日). 2019年3月8日閲覧。
- ^ “「1番最高の時間だった」スガシカオ、豪華ゲスト陣と紡いだ“恩返し”の20周年ライブ”. 音楽ナタリー. 株式会社ナターシャ (2017年5月7日). 2019年3月8日閲覧。
- ^ “金髪になったスガシカオ、大阪でkokuaと対決&豪華ゲスト招きコラボ三昧”. 音楽ナタリー. 株式会社ナターシャ (2017年9月19日). 2019年3月8日閲覧。
- ^ “スガシカオ新作「労働なんかしないで 光合成だけで生きたい」全貌発表、ツアーも決定”. 音楽ナタリー. 株式会社ナターシャ (2019年2月22日). 2019年3月8日閲覧。
- ^ “NHK総合『プロフェッショナル 仕事の流儀』の主題歌は?”. CDJournal リサーチ (2006年6月26日). 2023年10月12日閲覧。
- ^ “kokua「夢のゴール」が使用された田島ルーフィング企業CMが本日6/20(月)より全国にてオンエアスタート!”. スピードスターレコーズ (2016年6月20日). 2023年10月12日閲覧。
- ^ “本田 翼出演、田島ルーフィングのCM曲は?”. CDJournal リサーチ (2016年6月30日). 2023年10月12日閲覧。
- ^ “kokua新曲が長谷川京子主演ドラマ「ふれなばおちん」主題歌に”. 音楽ナタリー. (2016年5月20日) 2016年5月20日閲覧。
外部リンク
- kokua special website - SPEEDSTAR RECORDS (Victor Entertainment)
- kokua - ソニーミュージック オフィシャルサイト
- NHK プロフェッショナル 仕事の流儀 - ウェイバックマシン(2006年1月4日アーカイブ分)
- Kokuaのページへのリンク