JF1/2型(2011年 - )
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「ホンダ・N BOX」の記事における「JF1/2型(2011年 - )」の解説
2011年10月27日 - インサイトのマイナーチェンジおよびフリードハイブリッド・フリードスパイクハイブリッドの発表会見において、市販前提のモデルを公開した。 2011年10月31日 - 公式ティーザーサイトが開設される。発表時のプレスリリースにおいて、同年12月に発表予定を公表した。 2011年11月10日 - 第42回東京モーターショーの出展モデルとして『N CONCEPT』4車種を発表した。 2011年11月30日 - 発売モデルと販売日が公式発表される。 2011年12月16日 - 販売が開始される。 『N CONCEPT 1』と『N CONCEPT 2』の市販モデルで、スタイリッシュなノーマルタイプと強い個性と圧倒的な存在感を求めるユーザーに向け、エアロパーツを装備した「カスタム」の2本立てとなっており、それぞれに標準仕様の「G」とリア左側パワースライドドア(タッチセンサー/挟み込み防止機構付)、スライドドア・イージークローザー、フルオートエアコン、左右独立式リアセンターアームレスト、照明付オーディオリモートコントロールスイッチ、ハーフシェイド・フロントウィンドウ等を追加した充実仕様の「G・Lパッケージ」を設定した。「カスタム」にはさらに、ターボエンジンを搭載するとともに、両側パワースライドドア(タッチセンサー/挟み込み防止機構付)、クルーズコントロール、パドルシフトなどを装備した最上級仕様の「G・ターボパッケージ」も設定される。 2012年2月9日 - 2月10日から開催する『ジャパン・キャンピングカーショー 2012』に『N CONCEPT 3』のエクステリアモデルとインテリアモデルを出品し初公開することが発表される。 2012年4月16日 - 4月19日から開催する『バリアフリー201』に『N CONCEPT 3』の車いす仕様車を出品することが発表される。 2012年7月5日 - Nシリーズ第二弾となる、「N BOX +」が発表される(発売は翌7月6日)。 『N CONCEPT 3』の市販モデルで、N BOXをベースに新設計のパワープラントを組み合わせ、荷室スペースの床を斜めにし、ディーラーオプションのアルミスロープを組み合わせることで車両の床面と地面を地続きにすることができ、バイクなどの車輪付き重量物の積み降ろしを容易にする「ユニバーサルブリッジ」と3つのボード(大小2つのマルチボードとエンドボード)を組み合わせることで多彩な空間アレンジを可能にする「マルチスペースシステム」の採用により日常利用やレジャー、介護まで幅広い用途に対応できる。グレード体系はN BOX同様に、ノーマルタイプと「カスタム」が用意されており、それぞれに「G」・「G・Lパッケージ」・「G・ターボパッケージ」の3タイプが設定されるが、N BOXと異なり、ノーマルタイプにもターボ車の「G・ターボパッケージ」が設定される。さらに、N BOX +には、ボディカラーとルーフカラーが異なる「2トーンカラースタイル」がオプションとして用意されており、「G・Lパッケージ」と「G・ターボパッケージ」の2タイプで設定が可能である。元々の計画は車椅子仕様車の開発で、それだけでは販売台数が限られ、また1台あたりのコストが割高になるので、販路を拡大することで台数を増やし、車両価格を安価にするため、多目的用途車として販売することになった。 2012年8月30日 - 「N BOX +」に車いす仕様車が追加発売される。 車いすでの乗り降りをサポートする電動ウインチが追加され、車いすのハンドルグリップを持ちながらの操作もしやすいリモコンが付く。また、3段階スライド式のアルミスロープの採用により、車いすでの乗り降りがない時は床下に倒して収納することが可能となり、テールゲートからの荷物の出し入れが容易となるだけでなく、大小2つのマルチボード(「G リアシートなしタイプ」を除く)を活用することで日常生活からレジャーまで幅広い用途に対応できる。グレード体系は「G リアシートなしタイプ」・「G」・「G・Lパッケージ」・カスタム「G」の4タイプで、軽規格のハイトワゴン/スーパーハイトワゴンの車いす仕様車では初となる4WD車を全タイプに設定している。 なお、このため「N BOX」自体には福祉車両の設定がない。 2012年10月4日 - 2012年度上半期(2012年4月~9月)の販売台数が11万8,431台となり、軽四輪車新車販売台数No.1を獲得したことを発表した。 2012年12月24日 - N BOX・N BOX +共に一部改良が行われる。 NA車においてエンジンの高効率化により燃費を向上(N BOXのNA・2WD車は2.2km/L、N BOXのNA・4WD車とN BOX +は2.0km/L向上)。これにより、「平成27年度燃費基準+10%」を達成した。併せて、N-ONEに採用したエマージェンシーストップシグナル(急ブレーキ時にハザードランプを高速点滅させ後続車に知らせる機能)を新たに標準装備するとともに、「G(N BOX +の車いす仕様車を除く)」にはフルオートエアコンディショナーとN BOX +に採用されている14インチタイヤを、「G・Lパッケージ」には14インチアルミホイールとドアミラーウインカーをそれぞれ標準装備した。また、ターボ車の「G・ターボパッケージ」が「N BOX」にも追加設定された。本タイプの2WD車は20.8km/Lの低燃費を実現し、平成27年度燃費基準を達成した。 併せて、新たに展開するコンプリートカー「Modulo X(モデューロ エックス)」の第1弾として、N BOXカスタムをベースに、高速道路での走行安定性の向上を目指した形状とした専用エクステリアや専用ローダウンサスペンションを採用し、本革巻ステアリングホイール&セレクトレバー、専用15インチアルミホイールなどを装備した「N BOX Modulo X」を発表した(2013年1月18日販売開始)。 2013年4月4日 - N BOX・N BOX +を合わせた2012年度(2012年4月~2013年3月)の販売台数が236,287台となり、軽自動車新車販売台数で第1位を獲得したことを発表した(なお、年間単位(2012年1月~2012年12月)ではダイハツ・ミラシリーズが第1位であったが、2012年4月から好調な販売実績を維持したN BOXシリーズが年度単位では逆転する結果となった)。 2013年5月16日 - 鈴鹿スペシャル(Suzuka Special)の名を冠する特別仕様車「G SSパッケージ」、「G ターボSSパッケージ」を発売した。 「N BOX」シリーズ4種それぞれに設定されており、標準タイプの「G」をベースに、前者は「Lパッケージ」、後者は「ターボパッケージ」の装備品が備わる。これらに加え、共通の特別装備としてノーマルタイプはクロームメッキ・アウタードアハンドル、運転席ハイトアジャスター(ラチェット式)、ブラックインテリアを装備。「カスタム」はステアリングホイール(ピアノブラック調ガーニッシュ付)とセレクトレバーにシルバーステッチ付本革巻を採用し、運転席ハイトアジャスター(ラチェット式)とLEDランプ(フロントマップ、ラゲッジルーム。「N BOX +」はテールゲートにも装備)を装備。さらに、「SSパッケージ」は共通でリア右側パワースライドドア(「Lパッケージ」で標準装備されているリア左側パワースライドドアと合わせてリア両側パワースライドドアとなる)を装備したほか、ノーマルタイプの「SSパッケージ」にはシルバー塗装のドリンクホルダーとメーターリングを、ノーマルタイプの「ターボSSパッケージ」にはディスチャージヘッドライトを、「カスタム」の「SSパッケージ」にはブラックの14インチアルミホイールを、「カスタム」の「ターボSSパッケージ」にはナビ装着用スペシャルパッケージの装備品をそれぞれ装備した。 2013年6月14日 - リコールを発表した(不適切な油圧制御プログラムにより、CVTの動力伝達装置(ドライブプーリーシャフト)が折損する恐れ)。 2013年7月4日 - シリーズの2013年上半期(2013年1月~6月)の販売台数が118,303台となり、軽四輪車新車販売台数でNo.1を獲得したことを発表した。 2013年10月4日 - シリーズの2013年度上半期(2013年4月~9月)の販売台数が110,155台となり、軽四輪車新車販売台数でNo.1を獲得したことを発表。年度上半期における軽四輪車新車販売台数No.1獲得は2年連続となった。 2013年12月25日 - マイナーチェンジが行われた。エンジンの高効率化を図ったことで、全タイプ燃費が向上され、N-BOXのNA・2WD車は「平成27年度燃費基準+20%」、同「G・ターボLパッケージ」の2WD車は「平成27年度燃費基準+10%」を、同「G・ターボLパッケージ」の2WD車を除くターボ車全車は「平成27年度燃費基準」をそれぞれ達成した。安全面では新たにシティブレーキアクティブシステム、サイドカーテンエアバッグシステム、前席用i-サイドエアバッグシステム(容量変化タイプ)をひとまとめにした「あんしんパッケージ」をオプション設定(カスタムの「G・Aパッケージ」は標準装備)した。ボディカラーには「イノセントブルー・メタリック」と「プレミアムフレイムオレンジ・メタリック」を追加し、これまで、N-BOX+の専用オプションだった「2トーンカラースタイル」をN-BOX(標準タイプ・カスタム共)及びN-BOX+ カスタムにも設定ができるようになった。グレード名も一部変更となり、カスタムの「G・Lパッケージ」・「G・ターボパッケージ」を「G・Aパッケージ」・「G・ターボAパッケージ」に改称し、併せて、ノーマルタイプの「G・ターボパッケージ」を「G・ターボLパッケージ」に改称した。また、このマイナーチェンジを機に、車名の表記にハイフンが入り、「N-BOX」・「N-BOX+」に改められた。 N-BOXG・Lパッケージリヤ(前期型) N-BOX カスタムG・Lパッケージ(前期型) N-BOX カスタムG・Lパッケージリア(前期型) N-BOX+G・Lパッケージ2トーンカラースタイルブルー&ホワイト(2012/7-2012/12) N-BOX+G・Lパッケージ2トーンカラースタイルリヤ(前期型) N-BOX+ カスタムG・ターボパッケージリヤ(前期型)
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