JF28 / KF12 (初代)
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「ホンダ・PCX」の記事における「JF28 / KF12 (初代)」の解説
タイホンダ・マニュファクチュアリングカンパニー・リミテッド(Thai Honda Manufacturing Co., Ltd.)が製造し、本田技研工業が輸入事業者となる。型式名は125ccモデルがEBJ-JF28、150ccモデルがJBK-KF12。 「クラスを超えた質感の高さと先進スタイリング」「高い動力性能と環境性能の両立」「スクーターに求められる快適さと使い勝手の良さ」をキーワードにした車体は、流線型カウルやウインカー一体型のデュアルハロゲンヘッドライトを採用。2010年のグッドデザイン賞を受賞した。 前後ホイールは走行安定性と乗り心地確保の点から14インチとし、ブレーキは前輪が3ポットキャリパーのディスクブレーキ、後輪がドラムブレーキであるが、後ブレーキレバーの動作で連動するコンビブレーキを採用する。 装備面では、ハンドルがスポーツ車と同様のパイプハンドルを採用。キーシリンダーはセキュリティ対策からシャッター付きとしたほか、燃料タンクとシートはスイッチによる操作とし、シート下には容量25Lのメットインスペースを装備する。 エンジンは、排気量124cc水冷SOHC4ストローク単気筒エンジンを搭載。停車時に自動的にエンジンを止めるアイドリングストップ機能のほか、125ccクラススクーターとしては初となるスターターモーターと交流発電機が一体化されたACGスターターを採用し、空燃比フィードバック制御・モノリス型三元触媒・ブローバイガス還元装置を装備する。2011年にオフセットシリンダー、ローラーロッカーアームならびにシャフトへシェル型ニードルベアリングを使用、発電制御の知能化など多岐にわたる徹底的な低摩擦化を実施し、さらに省燃費性能を向上させたグローバルエンジン「eSP」に進化させることが発表され、日本仕様では2012年のマイナーチェンジならびに追加されたPCX150から搭載された。 遍歴 2010年3月16日発表、同月30日発売 以下の車体色を設定.mw-parser-output .legend{page-break-inside:avoid;break-inside:avoid-column}.mw-parser-output .legend-color{display:inline-block;min-width:1.5em;height:1.5em;margin:1px 0;text-align:center;border:1px solid black;background-color:transparent;color:black}.mw-parser-output .legend-text{} パールヒマラヤズホワイト アステロイドブラックメタリック キャンディーロージーレッド 2012年4月20日発表 同年5月11日発売でマイナーチェンジを実施 エンジンをeSPエンジンに換装 エンジンマウント位置・シートバックレストの形状変更 燃料タンク容量が6.1L→5.9Lに減少 車重が126kg→128kgに増加 燃料タンクリッド開口方向を変更 35Lトップボックス・ロングタイプウインドシールドを新たにオプション設定 車体色で以下の変更廃止: キャンディーロージーレッド 新設: キャンディーライトニングブルー PCX150(タイ仕様車) メーターコンソール 2012年4月20日発表、同年6月7日発売で排気量を152㏄へ拡大したPCX150を追加 以下の車体色を設定 パールヒマラヤズホワイト ミレニアムレッド 2012年11月29日発表、同年12月14日発売で総計4,000台限定の特別カラーモデルPCX Special Editionを追加 パールヒマラヤズホワイトxトリコロールストライプ:1,800台限定 マットガンパウダーブラックメタリックxゴールドストライプ:2,200台限定 2012年12月20日発表、2013年1月17日発売でPCX150に以下の車体色を追加 マットガンパウダーブラックメタリック
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