125ccモデル
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/02/23 02:13 UTC 版)
型式名JC10。MBX125Fの車名で1983年3月17日発表、同月18日発売。フレームは50cc・80ccモデル同様のセミダブルクレードル型であるが互換性はないほか、前輪サイズを18→16インチへ小径化ならびに燃料タンクを13Lへ増量しており、ビキニカウルなどの外装がMVX250Fと共通デザインにするなどの差異がある。 搭載される内径x行程:56.0x50.6(mm)・排気量124ccのJC10E型エンジンは、圧縮比7.5・PF60型キャブレターによる燃料供給を行うほか、排気系にATACならびにベンチュリー型チャンバーを装着。自主規制値限度となる最高出力22ps/9,000rpm・最大トルク1.8kg-m/8,500rpmのスペックを発揮し、6段マニュアルトランスミッションを介してチェーンドライブにより後輪を駆動する。 サスペンションはフロントフォーク径を50・80ccモデルの29mmから31mmへ拡大したほか、キャスター角26°30′・トレール87mmに設定。乾燥重量は96kgである。 日本国外向け仕様も製造されたが、日本国内年間販売目標は12,000台、標準販売価格は279,000円に設定された。 1987年にイタリア現地法人のホンダ・イタリア・インダストリアーレ(HONDA ITALIA INDUSTRIALE S.P.A.)が製造するNS125Rが500台限定で販売された際にも継続して併売されたが、1988年に生産終了した。
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