東京大学空間情報科学研究センター
(Center for Spatial Information Science at the University of Tokyo から転送)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/10/01 01:40 UTC 版)
東京大学空間情報科学研究センター(とうきょうだいがくくうかんじょうほうかがくけんきゅうセンター、英称:Center for Spatial Information Science at the University of Tokyo、略称:CSIS)は、1998年4月9日、東京大学に設立された、空間情報科学の開拓と汎用を目指す全学センター(附属機関)。
東京大学駒場IIキャンパス内に所在する。
当初は学内共同利用施設として設立されたが、2006年4月より全国共同利用施設(現・共同利用・共同研究拠点)に指定されている。
概要
設立の契機は、1988年の日本学術会議第104回総会の決議に基づき、「国立地図学博物館」(仮称)設立の勧告がなされたことを発端としている。5年余の全国運動の結果、博物館機能を切り離し、研究機能を中心とするセンターの設立を目指す動きが始まった。
その間、構想は当初の「新地図学」から「地理情報科学」へと発展し、1996年、センターの設立を実現する大学として、東京大学が適切であるという判断が下される。東京大学では、1996年、工学系研究科に「地理情報科学ラボ」を設立し、学内で研究セミナーや研究情報の交換を開始。工学系研究科、理学系研究科、経済学研究科、生産技術研究所、人文社会系研究科より設立の要望書が提出され、より高く広い視野の学問を目指して「空間情報科学」を標榜するに至る。
支援運動は国内外でも展開され、1997年には、地理情報システム学会、日本地理学会、応用地域学会、都市住宅学会、関連する民間団体である国土空間データ基盤推進協議会、AM/FMインターナショナル日本、海外の研究機関である国立地理情報分析センター(米国)、地域研究所(英国)、高等空間分析センター(英国)より文部省に設立要望書が提出される。
折りしも、世界では国際標準化機構 (ISO) が空間データ標準化策定を進め、日本では政府が国土空間データ基盤整備計画の実施を始めたころと重なる。学内では蓮實重彦総長をはじめとする全学的な賛同と支援を受け、1998年4月9日、「空間情報科学研究センター」が設立となる。
沿革
- 1998年4月 - 東京大学駒場IIキャンパス内に空間情報科学研究センターが設立される(空間情報解析研究部門、空間情報システム研究部門、時空間社会経済システム研究部門の3研究部門)。
- 2005年
- 3月 - 柏キャンパスに移転。
- 4月 - 研究部門を現在の4研究部門に再編。
- 2006年4月 - 全国共同利用施設となる。
- 2008年4月1日 - 空間情報社会研究イニシアティブ寄付研究部門を設置(2011年3月31日まで)。
組織
- 空間情報解析研究部門
- 空間情報工学研究部門
- 空間社会経済研究部門
- 共同利用・共同研究部門
- 「G空間宇宙利用工学」社会連携・寄付研究部門
関連項目
外部リンク
「Center for Spatial Information Science at the University of Tokyo」の例文・使い方・用例・文例
- 5 月15 日の午前8 時30 分から午後3 時まで、Oceanview公園で開催される、毎年恒例のWalk for Petsについてのお知らせです。
- イベントによる収益金の半分は、捨てられたペットのための保護施設であるHome for Petsに使われ、残りはさまざまな動物福祉団体に分配されます。
- 年次監査を行うために、Bradford and Partnersの会計士たちが10 月10 日の午前10 時に当社を訪ねてくる予定です。
- Bradfordの新人会計士2 名が今年の監査を担当すると連絡がありました。
- こんにちは、Bradfordさん。
- 昨日Bradfordさんが受け取られたデスクランプについてお電話を差し上げています。
- 取り違えてしまって申し訳ありませんが、あのランプは別のお客様に送られるはずのもので、誤ってBradfordさんに配送されました。
- Bradfordさんが受け取るはずだった商品は、Anne Keeganさんからの贈り物のご注文でした。
- タックマンモデルとは、チームビルディングにおける5段階、すなわち形成(Forming)、混乱(Storming)、統一(Norming)、機能(Performing)、散会(Adjourning)を示すモデルである。
- 着手する; 〔…の〕端緒を開く 〔for〕.
- 紺 《Oxford 大学およびその選手の色標》.
- 〔音楽会などへの〕優待券, 招待券 〔to, for〕.
- 等位接続詞 《and, but, or, for など; ⇔subordinate conjunction》.
- 【文法】 相関語 《either と or, the former と the latter など》.
- [for a] holiday to [in] France last year. 昨年は休暇をとってフランスへ旅行した.
- (最も奥の), foremost (真っ先の).
- 新大学, 1960 年以降に創設された大学, 板ガラス大学 《Oxford, Cambridge のような石造りの ancient universities, 19 世紀に創設された London 大学のような赤れんが造りの redbrick universities に対して言う; 建築様式がふんだんに plate glass を使ってモダンなことから》.
- コンセプション岬 《California 州にある》.
- être for this policy? この政策はどんな存在理由があるのか.
- から Oxford へ通ずる)オックスフォード街道.
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