新潟大学脳研究所とは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 辞書・百科事典 > 百科事典 > 新潟大学脳研究所の意味・解説 

新潟大学脳研究所

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/04/01 00:51 UTC 版)

新潟大学脳研究所
正式名称 新潟大学脳研究所
英語名称 Brain Research Institute, Niigata University
組織形態 附置研究所
共同利用・共同研究拠点
所在地 日本
951-8585
新潟県新潟市中央区旭町通1-757
所長 那波宏之
活動領域 脳研究
設立年月日 1967年
前身 医学部附属脳外科研究施設
上位組織 新潟大学
ウェブサイト 新潟大学脳研究所
テンプレートを表示

新潟大学脳研究所(にいがただいがくのうけんきゅうじょ)は、新潟大学に設置されている研究所共同利用・共同研究拠点)である。

国立大学附置研究所では唯一、脳を研究対象にした施設である。基礎研究のみならず、神経病理、神経内科、脳神経外科の臨床分野も有する特色的な研究所である。3基幹部門(8講座)と、2附属センター(統合脳機能研究センター・生命科学リソース研究センター)からなる。神経内科学分野と脳神経外科学分野は、新潟大学医歯学総合病院に診療科を開設している。初代所長は中田瑞穂教授。

沿革

  • 1957年昭和32年) - 医学部附属脳外科研究施設が設置された。
  • 1967年(昭和42年) - 医学部附属脳外科研究施設が脳研究所に昇格した。
  • 2007年平成19年) - 脳研究所創立50周年記念祝賀会を挙行した。

組織

基礎神経科学部門

  • 分子神経生物学分野
  • 細胞神経生物学分野
  • システム脳生理学分野

病態神経科学部門

  • 病理学分野
  • デジタル病理学分野
  • 分子病態学(客員)分野

臨床神経科学部門

  • 脳神経外科学分野
  • 神経内科学分野

統合脳機能研究センター

生命科学リソース研究センター

  • バイオリソース研究部門
  • 脳科学リソース研究部門

診療活動

神経内科学分野と脳神経外科学分野は、新潟大学医歯学総合病院に診療科を開設している。

病理学分野は神経病理診断を行っている。

大学院教育

新潟大学脳研究所は、新潟大学医学部医学科、歯学部と共に新潟大学大学院医歯学総合研究科を構成し、修士課程・博士課程の学生を積極的に受け入れている。

夏期セミナー

新潟大学脳研究所共同研究拠点国際シンポジウム

共同利用・共同研究拠点事業として、国際シンポジウムを平成22年度から毎年開催している。第10回までは脳研究所内で開催されていたが、2021年2月19日開催の第11回からはZoomによるオンライン開催となっている。2024年3月24日に開催された第14回は4年ぶりに現地のみの開催となった。

過去のシンポジウムのテーマ

  • 第11回: From single cell to systems neuroscience
  • 第12回: The Old and New Crossroads of Microorganisms and Neurodegeneration
  • 第13回: State-of-the-Art of Brain Pathological PET Imaging and Future Prospects[1]
  • 第14回: ALS/FTD: in-depth understanding and up-to-date

在籍する研究者

脚注

外部リンク




英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「新潟大学脳研究所」の関連用語

新潟大学脳研究所のお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



新潟大学脳研究所のページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアの新潟大学脳研究所 (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。

©2025 GRAS Group, Inc.RSS