BRAINGEAR(ブレイン・ギア)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/12/01 01:09 UTC 版)
「スカルマン」の記事における「BRAINGEAR(ブレイン・ギア)」の解説
大規模な多国籍企業。「黒き幻影」と呼ばれる秘密結社の表向きの名称と考えられる(黒き幻影が結社名であるという公式の設定は無い)。サイボーグで構成された特殊部隊であるSIRKS(サークス)やレーザー兵器を搭載した多脚型(蟹を模した)歩行兵器を運用している。 モデルは『サイボーグ009』に登場する黒い幽霊団(ブラック・ゴースト)。英訳すると頭文字がブレイン・ギアと同じBGとなり、黒き幻影も直訳するとBLACK GHOSTとなり、後述のように『009』へと続くような設定が描かれている。アニメ版のキャストは、そのほとんどが2001年放送のサイボーグ009テレビシリーズ第3作でモデルとなったキャラクターに割り当てられていたキャストがほぼそのまま割り当てられている。 アルカード・ヴァン・ヴォグート 声 - 石塚運昇 第七夜から登場した謎の人物。その正体はブレイン・ギアと呼ばれる複合企業の幹部。肩書きは極東総支配人。 もうひとつの正体は黒き幻影と呼ばれる秘密結社のメンバー。影の声と呼ばれる存在の命令でスカルマンを狙っている。実は彼自身もサークス同様にサイボーグ(加速装置を思わせる、特殊能力を使いクーデター軍首脳陣を鎮圧している)。後述のサークスを改造したガモ博士との会話から、彼自身、戦争に出ていたのか戦場を良く知っている。モデルは『サイボーグ009』に登場するブラック・ゴーストの最高幹部の一人(また三友工学の社長)であるバン・ボグートである。 ヘレン 声 - 雪乃五月 第七夜から登場したヴォグートの秘書を務める謎の女性。 その正体はヴォグートと同じく「黒き幻影」と呼ばれる秘密結社のメンバー。モデルは『サイボーグ009』に登場するプワ=ワーク人女性であるヘレン。声は主人公の一人である003を演じた雪乃五月が担当している。 01 声 - 森久保祥太郎 第十夜から登場したブレイン・ギアの私設部隊SIKKS(サークス)に所属する接近戦仕様のサイボーグ兵士。サークスの事実上のリーダー。彼らサークスは全員ピエロを模したマスクを被っている。02〜05をまとめ、ヴォグートに連絡する一方、戦場を楽しんでいるような描写がある。 戦闘では主にナイフや電磁棒を使用する。スカルマンとは一騎討ちで互角の戦いを繰り広げた。最期は隼人が変身したスカルマンに倒される。なお、ヴォグートと彼らサークスを改造した科学者の会話から、サークスのメンバーは戦場から日常へ戻ることの出来なかった、元兵士たちが改造された姿であることが解る。モデルは『サイボーグ009』に登場する主人公の一人である002。 02 声 - 茶風林 サークスに所属する索敵能力に特化したサイボーグ兵士。 戦闘では主に専用の火炎放射器を使用する。 改造前から、戦場で命乞いをする人間を火炎放射器で虐殺することを趣味としていた異常者。最期は隼人が変身したスカルマンによって、自身が焼き殺される。第十夜冒頭で素顔を見せている。モデルは『サイボーグ009』に登場する主人公の一人である006。 03 声 - 岩田光央 サークスに所属する水中戦仕様のサイボーグ兵士。 戦闘では主に専用の水中銃を使用する。第十夜冒頭で素顔を見せているが、黒人男性であった008と異なり白人男性として描かれている。モデルは『サイボーグ009』に登場する主人公の一人である008。 04 声 - 飛田展男 サークスに所属する砲戦仕様のサイボーグ兵士。 戦闘では専用の特殊車両から味方の後方支援などを行う。改造される以前の記憶が曖昧であり、自分の本名さえ思い出せず、錯乱状態に陥ることがある。スカルマンが「本名」として彼に教えた名前は「ジャック・グッドマン」。なお、この時のスカルマンは神崎が変身しており、南亜戦争での知り合いだったことを思わせる描写がある。モデルは『サイボーグ009』に登場する主人公の一人である004。 05 声 - 大塚明夫 サークスに所属する格闘戦仕様のサイボーグ兵士。 戦闘では一切の武器類を使用せず、その驚異的な身体能力を駆使する。徹郎の変身を見て「ハッタリだけはハリウッドばり」と評した。第十夜冒頭で素顔を見せたが、暗い列車内ではあるものの肌の色が黒いため、有色人種ではあることはわかったが、005同様にネイティブ・アメリカンであるかまでは不明。モデルは『サイボーグ009』に登場する主人公の一人である005。 ガモ博士 声 - 加藤精三 サークスの01〜05を造った博士。サークスならばすぐにスカルマンを捕らえられると楽観視していたが、ヴォグードからは「戦場を知らぬ者の言葉」と返される。サークスが全滅した際、非常な落胆を見せ、ヴォグードの非情な言葉に激高したが、「黒き幻影のため」と一応は納得した。御子神を改造する判断を下したのも彼である。モデルは『サイボーグ009』に登場するイワン・ウィスキー(001)の父親にして、彼に改造手術を施した、ガモ・ウィスキー。 BG総帥 声 - 若本規夫 最終夜に登場。 神代正樹との決戦の後に死亡した御子神隼人(スカルマン)を黒き幻影が改造した姿。歩く際に機械音がする。字幕放送では、名前が「スカール」となっている。モデルは『サイボーグ009』に登場するブラック・ゴーストの最高幹部の一人であり表向きの首領だったスカール。 指令の声 声 - 家弓家正 電話を使用してヴォグートに指令を伝える正体不明の謎の人物。
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