龍雲党
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/20 17:31 UTC 版)
構成員は皆、本作オリジナルキャラクターであり、架空人物。 龍雲丸(りゅううんまる) (旅の男 → 龍雲丸) 演:柳楽優弥(少年期:能浦航汰) 気賀に隠れ家を持つ盗賊の頭。南渓に「男振りが良い」と評される容姿をしている。直虎を「尼小僧(あまこぞう)様」と渾名して呼ぶ。「龍雲丸」の名は盗賊として独立ちしたときの空の雲から自分で名付けている。 井伊谷領内で直虎と出会った際には、「自身は流れ者でお宝を探して流浪している」と語り、第16回で直虎が井伊谷に働き手を欲していたときには人買いの案を、第17回では虎松の手習い不振の際には何かしらに勝たせて自信と楽しみを得させるという知恵を授けている。 第19回では自らが率いる一味で近藤の領内と井伊の領内で木材を伐採して盗んだ盗賊として直虎に再会し、一旦は井伊に捕まるが逃亡する。第21回では逆に気賀で一味の捕囚となった直虎に「武家こそが大泥棒」と言い放ち武家に対して鬱屈のある様子を見せるが、解放した直虎に説得され井伊の材木商いに一味の持つ数々の技能をもって協力することになる。仕事を通じて一味の者と井伊の者とが馴染んだことから、材木商いの後に正式に家臣になることを直虎以下井伊家家臣から望まれて打診されるが、柄ではないとして断って気賀に戻り、第25回で元のような盗賊ではなくよろず請負の「龍雲党」を旗揚げし、気賀で重要な働き手となる。 今川の武田対策の一環として気賀に城を築かれ武士が介入してくることに反発し抵抗運動をしていたが、直虎からの今の世に不満があるのなら、思うような世にするために自ら動くべきという説得を受け入れて、気賀の城を「捕まらぬようにするための城」にすべく浜名湖の水城として縄張りと普請を自ら行うことになる。 龍雲丸が書いたという身代金要求の書付で察せられる教養から武家に近しい者と直虎は推測していた。実際に武家の子だったが、子どもの頃に落城で父親を亡くして逃亡していたところ盗賊に保護され売られるか仲間に入るかの選択を迫られたために盗賊稼業に身を投じることになり、盗賊を続けるうちに世の中の格差に不公平感を募らせるようになったことを直虎に明かしている。 第33回では政次を処刑から助けようと牢に侵入するが、覚悟を決めた政次に拒絶され、託された碁石を直虎に渡し彼の心情を伝えている。井伊谷での情勢から気賀も戦乱に巻き込まれると予想し、龍雲党の仲間と逃れようとしたものの時遅く、徳川軍に堀川城を攻められ仲間を全て失い、自身も生死をさまよう重傷を負うが、直虎の必死の看病で一命を取り留める。その後、井伊家再興を断念した直虎に求愛し、井伊谷にて共に暮らすようになる。 徳川軍による駿河への侵攻から4年ほどは、井伊谷で炭を焼きつつ仲間の生き残りが現れることを待つ暮らしをしていたが、張り合いを無くしていたところに中村与太夫から誘いがきて堺行きを決意する。直虎も同行する意思を示したため一旦は共に行こうとするが、直虎が井伊谷に心を残していることを見てとり離れて生きることを諭し、いつの日かの再会と直虎より先には死なないことを約束し、自らは堺へと旅立つ。その後は堺でポルトガル語の通詞として働きながら直虎との再会を待っていたが、本能寺の変直前に再会した折にはその約束をすっかり忘れられていた。直虎と別れた後は南蛮船に乗り旅立つが、直虎の死没を表現した子ども姿の鶴丸・亀之丞・おとわたちに、同じく子ども姿になって合流するシーンが描かれており、前後して難破船と共に直虎から餞別として渡された水筒がいずこかの浜に打ち上げられた画面が挿入され、直虎と近い時期に死亡したことが示唆されている。 モグラ 演:マキタスポーツ 一味の男。 甲斐の金山からの流れ者で、金掘りの技能を持つ。一味の中では年長者で、龍雲丸の良き相談相手。堀川城の戦いでは既に倒れているのを龍雲丸が発見している。 力也(りきや) 演:真壁刀義 一味の大男。 木を伐る技術を持つ山男。堀川城の戦いでゴクウと共に民を逃そうとするが、徳川軍に攻められ抵抗するも刺される。 カジ 演:吉田健悟 一味の男。 船を操る技術を持ち、結索が巧み。堀川城の戦いで危ないところを龍雲丸に助けられるが、龍雲丸が刺された後の生死は不明。 ゴクウ 演:前田航基 一味の男。 海が荒れた時に人身御供(ひとみごくう)として海に投げ込まれたが生き延びる。船の柱に縛り付けられると良い風が吹くという験の持ち主。堀川城の戦いで徳川軍の矢に射抜かれる。 たまき 演:染野有来 一味の少女。 徳川軍の気賀侵攻から中村与太夫と共に逃れ、堺で生きていたことが第37回にて判明する。
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