鹿威しとは? わかりやすく解説

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しし‐おどし【鹿威し】

読み方:ししおどし

添水(そうず)


鹿威し

読み方:シシオドシ(shishiodoshi)

害鳥追い払うための仕掛


鹿威し

作者坂東眞砂子

収載図書春話二十六夜 月待ちの恋
出版社新潮社
刊行年月2004.10

収載図書春話二十六夜 月待ちの恋
出版社新潮社
刊行年月2007.8
シリーズ名新潮文庫


ししおどし

(鹿威し から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/07/11 04:09 UTC 版)

東山動植物園のししおどし

ししおどし(鹿威し)とは、を荒らす鳥獣を威嚇し追い払うために設けられる装置類の総称。かかし鳴子・添水(そうず)。「鹿脅し」「獅子脅し」「獅子威し」とも書かれるが本来は「鹿威し」である(ニホンジカ#名前を参照)。

添水

添水(僧都、そうず)とは、水力により自動的に音響を発生する装置である。中央付近に支点を設けて支え、上向きに一端を開放した筒にを引き入れる[1]竹筒に水が満杯になるとその重みで竹筒が頭を下げ水がこぼれて空になり軽くなる[1]。その軽くなった竹筒が元に戻る際に支持台(など)を勢いよく叩き音響を生ずる[1]

もともとは鳥獣を追い払う農具であったが、のちに風流としてその音を楽しむようになり、日本庭園の装飾として設置されることが多くなった[1]。代表的なものとして京都詩仙堂のものがある[1]エクステリアの装飾品としても用いられる。

これと同様の仕組みを動力として応用したものが水唐臼である[1]

電子工学においては弛張型発振回路の原理を示す例として採り上げられる。

また吹奏楽曲『鳳凰が舞う』においては楽器の一種として登場する[2]

画像

脚注

出典

  1. ^ a b c d e f 鹿おどし(ししおどし)”. 水の資料館. 独立行政法人水資源機構. 2014年3月20日時点のオリジナルよりアーカイブ。2014年3月20日閲覧。
  2. ^ ただし演奏方法としては竹を木槌や石などで叩く奏法が一般的である。

関連項目


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