高津監督時代とは? わかりやすく解説

高津監督時代

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/16 10:07 UTC 版)

東京ヤクルトスワローズ」の記事における「高津監督時代」の解説

2020年 新型コロナウイルス感染拡大影響3月20日予定されていたプロ野球開幕延期されることになり、6月19日無観客試合開幕した序盤上位争い展開していたが、徐々に失速していった。10月14日DeNA戦からベンチ担当斎藤隆投手コーチブルペン担当石井弘寿投手コーチ入れ替えるどしたが2年連続最下位終わった五十嵐亮太中澤雅人井野卓現役引退したオフ風張蓮近藤一樹自由契約となった(風張はDeNA近藤香川オリーブガイナーズ移籍)。長打力不足解消のため、前パイレーツホセ・オスナ、前インディアンスドミンゴ・サンタナソフトバンク退団した内川聖一獲得2021年 開幕前に読売ジャイアンツから廣岡大志とのトレード田口麗斗獲得前半戦新型コロナ感染影響新外国人オスナサンタナ欠き昨年同様に長打力不足による貧打解消されず、開幕カード全敗して3連敗スタート切った。4戦目でようやく初勝利を挙げるも、直後濃厚接触者判定され2番打者青木代打切り札川端離脱してしまい、早々に厳しい状況陥った。この状況下で、昨年から4番担った村上中心に塩見泰隆中軸据え2番には正捕手中村回って打線牽引する投手陣奮起して苦し状況にも関わらずチーム一気盛り返していくことになる。6月以降2番戻った青木復調したこと、オスナサンタナ加入以降中軸から塩見リードオフマン固定されたことから、より打線の厚みも増すことになり、前半戦10年ぶりの貯金10首位阪神2.5ゲーム差3位に付けた。 後半戦オスナが大不振陥ったことで、打線全体的に低調になるも、投手陣前半戦以上に奮起した。9、10日上の登板間隔開け変則ローテーションながら抜群安定感見せた奥川恭伸勝ち星見放されたが交流戦以降快投続けた高橋奎二の両先発陣を軸に、9月からは両名加えてサイスニード石川小川原樹理アルバート・スアレス高梨裕稔の8人を先発ローテーション抜擢した従来ローテーションより人数増やして調整期間伸ばす起用法確立しいずれの投手安定感見せたことで先発防御率昨年より大きく向上。また、今野龍太清水昇スコット・マクガフ勝利の方程式中心としたブルペン陣は前半戦引き続き活躍終盤には田口スアレスブルペン配置転換してより厚みを持たせた打線復調し投打ともに盤石となった9月後半からは一気調子上げて9連勝13負け無し成績阪神かわして首位立った。なお、ヤクルトの9連勝2011年9月以来で、13試合連続負け無し球団史上初のことであった10月26日横浜スタジアム行われたDeNA戦を5対1で勝利し2015年以来6年ぶり8度目のリーグ優勝決めた2015年以来6年ぶりに前年度最下位からのリーグ優勝となり、セ・リーグでは5度目パ・リーグ含めると6度目事例となったシーズン最終戦となる11月1日明治神宮球場行われた引退試合最後に雄平現役引退したチーム最多勝小川奥川の9勝。2勝利投手0人でのレギュラーシーズン最高勝率日本シリーズ出場2000年ダイエーホークス以来21年ぶり史上2度目。なお、リリーフ陣の勝利12球団トップ24勝だった。規定投球回以上投手不在でのレギュラーシーズン優勝2019年西武以来2年ぶり2度目であり、二桁勝利投手0人年規定投球回数クリア投手0人のリーグ優勝NPB史上であったクライマックスシリーズ3位から勝ち上がってきた読売ジャイアンツ対戦初戦奥川プロ初の無四球完封勝利すると続く2戦目は高橋が6回無失点好投見せて勝利王手をかけた3戦目は打球直撃で緊急降板した原樹理の後を受けた金久保優斗が5回まで1失点好投見せると、7回に青木タイムリー逆転。8回に同点追いつかれたが、そのまま逃げ切って初となる9回表引き分け打ち切りによる優勝勝ち取り6年ぶり8回目日本シリーズ進出決めたMVPには初戦に無四球完封飾った奥川選出された。 11月20日から始まった日本シリーズ同様にリーグ制覇からCS突破したオリックス対戦。第1戦は投手タイトル独占して沢村賞獲得した相手先発山本由伸に対して奥川が譲らず7回1失点好投し、8回に村上シリーズ本塁打勝ち越すマクガフ撃ち込まれサヨナラ負け喫した。しかし、第2戦の高橋プロ完封勝利皮切りに東京ドーム開催されホームゲーム第3戦と第4戦目も1点差のゲーム制して3連勝となり、日本一への王手をかけた。王手迎えた第5戦は9回表勝ち越し点を取られ1点差で敗戦11月27日行われた第6戦は1-1同点迎えた延長12回表に代打川端勝ち越し点を挙げて延長戦制し2001年以来20年ぶり6度目日本一となったMVPには中村悠平選ばれた。セ・リーグ球団日本一になるのは2012年巨人以来9年ぶりとなった12月2日発表されゴールデングラブ賞中村悠平6年ぶり2度目となるセ・リーグ捕手部門受賞した球団捕手ゴールデングラブ賞複数受賞するのは古田敦也10回、大矢明彦の6回に次いで3人目となり、捕手部門での球団合計18回の受賞は両リーグ最多である。 オフに前トロント・ブルージェイズA.J.コール、前LGツインズアンドリュー・スアレス獲得2022年

※この「高津監督時代」の解説は、「東京ヤクルトスワローズ」の解説の一部です。
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