高層ビルのコミュニティ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/17 02:10 UTC 版)
「アイアムアヒーロー」の記事における「高層ビルのコミュニティ」の解説
瀬戸(せと) 高層ビルのコミュニティに属する補給隊の男性隊員。ZQNとの戦闘にも慣れておりスリングショットを武器にしている。現行のコロリ隊のメンバーで、コロリを「俺たちのヒーロー」として慕う。正義感が強く、コミュニティ上層部に対する不満を持っており、コロリに対してクーデターを持ちかけていた。 クルスの襲撃を受けて大量のZQNが基地へ侵入した際にはコロリの指示のもと活躍。屋上の戦闘では1人でも多く救おうと奔走し、苫米地が操縦するヘリコプターでサンライズ60を脱出。避難先の島で平穏な日常を取り戻した。 着用マスクはドクロのフルフェイス。 コロリ隊の女兵士 コロリ隊に属する若い女性隊員。本名不明。口数や感情表現が少ないものの、戦闘能力はコロリ隊随一を誇る。右足を失う怪我を負って入院中にパンデミックが発生、感染した医者に噛まれて一時は変異の症状を見せるも回復し、失った右足も再生されていた。外見は非感染者と変わらないが、半感染者と同じく身体能力が向上していると思われる描写が多々ある。 クルスの襲撃を受けて大量のZQNが基地へ侵入した際には瀬戸と共に活躍。屋上の戦闘ではクルスと互角の戦いをするが、隙を突かれて右足を負傷、症状が悪化し異形の姿に変貌してしまう。変貌した後もコロリとアイコンタクトを取るそぶりを見せ、ヘリコプターの脱出を手助けするかのように屋上へ集まるZQNと戦い続けた。 着用マスクはドクロのハーフフェイスのロアーマスク。 桐谷(きりたに) 警備隊に所属する男性。大隊長に脅され、武器回収に向かったコロリらを先回りするが、来栖一派の策略に嵌って人質となる。混乱の最中、無線で「ぼくらはみんな生きている」(歌詞はうろ覚え)を熱唱し、ZQNを陽動してコロリらの脱出を手助けする活躍を見せた。春樹との戦闘でZQNの血液が付着したナイフで切り付けられ感染し発症、最期は城に執着しているところを射殺された。 着用マスクは継ぎ接ぎされたドクロのフルフェイス。 デブ 警備隊に所属する大柄な男性。本名不明。パンデミック前はニートであったが、コミュニティで労働力とならない子どもや老人たちを見下している。大隊長に脅され、武器回収に向かったコロリらを桐谷と共に先回りするが、来栖一派の策略(城のハニートラップ)に嵌って春樹に刺殺される。 着用マスクは継ぎ接ぎされたドクロのフルフェイス。 楓(かえで) 警備隊の参謀と呼ばれる女性。来栖一派の襲撃を受けた際には大隊長代理として現場で指揮を執っていた。屋上へ向かうコロリ隊と合流しようとするもエレベーターの重量制限を理由に断念。自らすすんで延焼するビル内部に残る。 着用マスクは般若のフルフェイス。 浅田(あさだ) 池袋のサンライズ60ビルを拠点とするコミュニティを支配する金髪の男。ビル屋上に駐機された小型ヘリを操縦できると自称し、都内からの唯一の脱出手段を有しているとしてコミュニティ内での発言力を得た。「浅田教」なる自らを救世主とする宗教を立ち上げ、コミュニティ内ひいては世界に浸透させようとしており、「漫画なら万国共通だろう」との考えからコロリに対して教典の漫画版の制作を依頼している。コミュニティの高齢者を監禁して殉教者として供したり、「適当な捏造物語で後世のバカどもの宗教になってやる」と発言するなど軽薄な思考の下に行動している。最期は苫米地のクロスボウの矢でZQN化した側近の女の所持していた火炎放射器で焼かれ焼死。 大隊長 コミュニティ内の実働部隊を束ねるリーダー。風貌はクイーンのフレディ・マーキュリーに似ている。規律や命令を第一と考えており、人命を優先して武器を投棄し、命からがらで帰還したコロリに対して即時戻って武器を回収するよう命令するなど冷酷な性格。コロリを目の上のコブと見ており、彼を失脚させるために武器回収に向かわせた直後、別働隊を先回りさせて回収させようとするなど打算的な面もうかがえる。コミュニティを襲撃したクルスに投げ落とされ、転落死した。 着用マスクは継ぎ接ぎされたドクロのフルフェイス。 まーくん 高層ビルのコミュニティに避難していた少年。祖母と二人で避難しており、他の高齢者と同様に高層階で隔離されていた。桐谷から浅田教の教典漫画を託されたことで集団殉教を免れるが、それが原因で人質として浅田に連れまわされる。屋上で浅田から見捨てられていたところを瀬戸に救出され、苫米地が操縦するヘリコプターでサンライズ60を脱出。避難先の島では老夫婦から養子縁組に誘われる。
※この「高層ビルのコミュニティ」の解説は、「アイアムアヒーロー」の解説の一部です。
「高層ビルのコミュニティ」を含む「アイアムアヒーロー」の記事については、「アイアムアヒーロー」の概要を参照ください。
- 高層ビルのコミュニティのページへのリンク