半感染(クルス・狂巣)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/17 02:10 UTC 版)
「アイアムアヒーロー」の記事における「半感染(クルス・狂巣)」の解説
例外的に比呂美や江崎など発症後も生体としての死には至らず意識を保っている者もわずかに存在する。発症後は驚異的な身体能力を持ち、興奮状態になると右目および顔面右側に血管が浮き出た外見になる。また半感染者同士での意思疎通やZQNのコントロールなども可能となる。 名称 作中序盤において来栖(クルス)とはあくまで個人名を指す単語であったが、中盤でスコップの男が「狂巣」と称し、終盤では「クルス」は覚醒した半感染者の総称として使われている。 習性 比呂美の場合、健常な人間とは大きく異なる脈拍などの生体反応を示し、ある程度以上の言語・思考能力も残っていて、英雄の指示に従順に従うなどの行動が見られた。しかし、周囲の環境や文物に対する外見認知能力は発症前と大きく変質しているようで、彼女の目には周囲の人間がぬいぐるみのような異形の怪物として認識されていたようである。 江崎の場合、身体能力の大幅な向上・負傷箇所の高速治癒・頭髪の急速な成長など新陳代謝の活発化による体質変化がみられる。また代謝活性化による体温の上昇からか衣類を身につけなくなるようになる。 感染 - 発症 第236話において英雄を例に「心を閉じている人は感染しにくい」第258話において「このウイルスは絶望状態の人間には希望の光になる」との記述があり、引きこもりであった来栖や江崎、いじめられていた比呂美、半身不随になっていたスコップの男、右脚を切断していたコロリ隊の女兵士などが半感染に留まっていたこととも整合性が取れている。
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