電脳戦機バーチャロンが登場する作品
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「電脳戦機バーチャロン」の記事における「電脳戦機バーチャロンが登場する作品」の解説
クラインの壺 岡嶋二人の同名小説を原作とする1996年のテレビドラマ。ドラマ版の主人公は、本作のゲーム大会で優勝した経験があるという設定で、第1話に大会シーンが登場する。 絶望系 閉じられた世界 2005年に出版された谷川流のライトノベル。2014年には出版社を変更して『絶望系』に改題し復刊された。主要登場人物の一人「悪魔」は、作中の全編に渡って黙々とドリームキャスト版『オラトリオ・タングラム』のシングルプレイに没頭し、撃破されてはコンティニューを繰り返しつつ、他の登場人物に「ツインスティック」の中古品を買いに行かせるなどする。ゲームの持ち主である建御は不平を言いつつ「悪魔」の欲求に甲斐甲斐しく付き合うが、物語の終盤になると「悪魔」は自らの使命を果たすため、ラストボスであるタングラムとの戦いを勝利寸前で放棄して建御の部屋を立ち去ってしまう。 『涼宮ハルヒシリーズ』などの作品で知られる著者は、セガサターン版の発売当時はラストボスの攻略が楽なバル・バス・バウを持ちキャラにしていたといい、同作中ではバル・バス・バウの後継機であるバルバドスが「悪魔」の持ちキャラとして登場する。 〈古典部〉シリーズ 2001年からシリーズ化されている米澤穂信の推理小説シリーズ。2007年に出版された第4巻『遠まわりする雛』収録の短編「手作りチョコレート事件」および、同シリーズを原作とする2012年のテレビアニメ『氷菓』の第21話に、主要登場人物である折木奉太郎と福部里志がゲームセンターで対戦し、語り手である奉太郎が相手のプレイスタイルの変化から推理の着想を得る場面がある。原作では数ページにわたってゲームの内容が詳細に描写され、具体的な固有名詞こそ出ないものの『オラトリオ・タングラム』を想起させる描写となっているのに対し、アニメ版では『OMG』が実名で登場し、筐体やゲーム本編の映像が登場している。原作小説では、奉太郎が「両肩のレーザーや右手の滑腔砲で戦う大艦巨砲主義の機体」、里志は「右手に機関砲を内蔵しボディからはビーム砲が突き出した、空中戦を得意とする細身の機体」を使用している。アニメ版ではそれぞれライデン、バイパーIIを使用する描写になっている。 同エピソードがアニメ化された際には、劇中で使用された機体を痛車風にアレンジしたコラボレーションイラストが『月刊ニュータイプ』2012年11月号に掲載された。 ヴォイス〜命なき者の声〜 2009年のテレビドラマ。第5話において、主要登場人物である桐畑哲平の私物の一つとして、壽屋のライデン(DNA SIDE)1/100スケールプラスチックキットが登場。手にとって弄ぶ場面がある。 阪急電車 片道15分の奇跡 有川浩の小説『阪急電車』を原作とする2011年の映画。映画序盤の場面にて登場人物である森岡ミサの交際相手、カツヤがプレイしているゲームとして、XBLA版『電脳戦機バーチャロン オラトリオ・タングラム Ver.5.66』の映像が登場。カツヤは話しかけてくるミサを無視してシングルプレイを続けるが、ステージ2(mission-02 / WATER FRONT)で何度も撃破されてはコンティニューを続けているうちに苛立ち、ミサに対して暴力を振るう。カツヤの使用キャラクターおよび敵キャラクターは10/80SP。なお原作小説にはカツヤがゲームをする場面がなく、映画版独自の描写となっている。 それゆけ!宇宙戦艦ヤマモト・ヨーコ 1993年から2013年にかけて刊行された、庄司卓のライトノベル。主人公である山本洋子はゲームマニアであり、作中でプレイする様々なゲームの一つとしてO.M.G.が登場。 マブラヴ 2003年にâgeが開発・販売した恋愛アドベンチャーゲーム、こちらも具体的な固有名称は出てこないが作中には操縦方法を含めバーチャロンをモチーフにした「神攻電脳バルジャーノン」というゲームが登場する。原案・製作総指揮の吉宗鋼紀によるとデザイン等はバーチャロンをモデルに名前は「バーチャロン」+「アルジャーノンに花束を」からとっているとのこと。 龍が如く 極2 2017年12月発売のセガのゲーム。作中に登場するクラブセガ店内にO.M.G.の筐体が設置されており、実際に遊ぶことも可能になっている。
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