運用中の車両一覧
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/09/21 09:10 UTC 版)
以下に貨車と保線車両を除く運用中の車両を示す(休車となっている車両・形式も含める)。製造国は製造当時を基準とした。 形式製造工場車両数備考画像TE114K形ディーゼル機関車 ソ連・ヴォロシロフグラード機関車工場 108 ソ連国鉄TE114形ディーゼル機関車の関連形式。現在は運用から離脱。 TEM2TKディーゼル機関車 ソ連・ブリャンスク機械工場 79 DVM-9ディーゼル機関車 ハンガリー・ガンツ・マーバグ 70 MX624ディーゼル機関車 カナダ・モントリオール・ロコモティブ・ワークス(MLW) 50 1975年に輸入 。 GM900形ディーゼル機関車 アメリカ・エレクトロ・モーティブ・ディーゼル(EMD) 51 EMDによる多国籍展開ブランドのディーゼル機関車形式G8形の一つ。 TEM4形ディーゼル機関車 ソ連・ブリャンスク機械工場 40 040-DEディーゼル機関車 フランス・Brissonneau et Lotz 42 フランス国鉄 BB 63000形ディーゼル機関車と同型。 TEM15ディーゼル機関車 ソ連・ヴォロシロフグラード機関車工場 25 61形ディーゼル機関車 ソ連・ヴォロシロフグラード機関車工場 20 メーカー制式はM62K形ディーゼル機関車。1974年から1975年にかけて製造。現在は2両が休車、1両が博物館で保存。 C30-7ディーゼル機関車 アメリカ・GEトランスポーテーション・システムズ 19 メキシコ国鉄より導入。 DF7G-Cディーゼル機関車 中国・中国北車北京2月7日機関車工場 159 2005年 - 2006年に47両・2008年 - 2010年に112両を導入。 DF7K-Cディーゼル機関車 中国・中国北車 5 2008年に導入。 GMD1ディーゼル機関車 カナダ・ゼネラルモータース・ディーゼル電気機関車部門 20 1999年にカナディアン・ナショナル鉄道から供与。 TGM8形ディーゼル機関車 ロシア・リウディノヴォ車両工場 752020年現在は43 2017年から2021年にかけて75両が導入予定。 ブリル製気動車 アメリカ・ブリル 様々な形態が存在する。1930年代にアメリカ国内で製造・使用された車両の中古も存在。 RDC アメリカ・バッド社 新車で導入 - 15または16カナダ・VIA鉄道から供与 - 5 新車で導入された車両は機関撤去で客車として運用。VIA鉄道から1998年に供与された車両は冷房撤去、さらに一部は機関撤去で客車として使用。 FIAT気動車 イタリア・FIAT Ferroviaria 新車で導入。冷房完備。番号は2000/2050番台。 FIAT気動車 アルゼンチン・FIAT-Materfer 50 上記のFIAT気動車の増備車であり、新車で導入。冷房完備。番号は2111 - 2160。 2502形気動車 ソ連・リガ車両製作工場 5(1編成) メーカー制式はDR6形。新車で導入。踏切事故により休車。 DM11形気動車 スペイン・アルストムスペイン元MACOSA 6 フィンランド国鉄が発注したものの、車両重量他が同国鉄の規格に合わなかったことから余剰となっていたところを中古で購入。冷房撤去し、一部は客車として使用。 Y1形気動車 イタリア・FIAT Ferroviariaスウェーデン・Kalmar Verkstad 「ノルウェーより中古で取得」と伝えられるが、詳細は不明。 BR 771形レールバス 東ドイツ・VEBバウツェン客車工場 17 全て2000年以降に購入 。 BR 971形レールバス 東ドイツ・VEBバウツェン客車工場 3 BR 772形レールバス 東ドイツ・VEBバウツェン客車工場 15 BR972形レールバス 東ドイツ・VEBバウツェン客車工場 22 ロシア製CB10形レールバス ロシア・Muromteplovoz 2013年より新車で導入。 レールバス キューバ国内で製造と推定される。 FERRO BUS(二軸レールバス) キューバ国内で製造と推定される。 Ferro Bus(二軸レールバス) ロシアもしくはキューバ国内で製造と推定される。 貨車改造客車 有蓋車をキューバ国内で改造。様々な形態が存在。 Tempo客車 カナダ・ホーカーシドレー・カナダ メキシコ国鉄より導入。セミステンレス製。写真左のビードが見える車両。 TEE Mistral 69客車 フランス・Carel et Fouche SNCFより2001年に導入。下記の中国中車製客車に交代し、現在は定期運用を持たない。 FIAT客車 アルゼンチン・FIAT-Materfer 新車で購入。一等客車は冷房完備と推定される。 日本・メキシコ製客車 日本・近畿車輌メキシコ・Concarril(メキシコ国営鉄道車両製造) メキシコ国鉄より導入。上写真中央の車両。冷房装置(AU13)は撤去されており、車内にその吹き出し口(キセ)の撤去跡が見える。 東ドイツ製客車 近郊形仕様車と中・長距離形仕様車が存在。写真の機関車が牽引している客車、および左奥に停車している客車。 中国製客車 中国・中国中車 新車で購入。一等客車は冷房完備。 出典はより。貨物輸送用の車両はソ連をはじめとする東側諸国から導入されたのに対し、旅客輸送用の車両はアルゼンチン、スペイン、カナダ、フランスなどその他の友好国から導入された。日本からは詳細は不明であるものの、日本車輌で製造された「バーバー式」台車NT46を履く、貨車と推定される車両が新車で輸出された記録が残るほか、近畿車輛で製造され、メキシコへ輸出された一等客車の一部が同国から再輸出されている。
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