練馬線とは? わかりやすく解説

高速練馬線

(練馬線 から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/05/15 05:21 UTC 版)

高速練馬線(こうそくねりません)は、首都高速中央環状線から関越自動車道練馬ICに至る地域高規格道路の候補路線である。地域高規格道路候補路線としての名称は10号線とされている[1]

概要

当初は首都高速5号池袋線江戸川橋付近から分岐し、神田川上空から主要地方道千代田練馬田無線(目白通り)を経て中央環状線と交差、関越自動車道へ至る計画だった。しかし、これでは5号線の渋滞に拍車を掛けることは明白で、分岐が計画されていた箇所は早稲田出口に転用され、その後内環状線に接続させる計画変更等の紆余曲折を経て中央環状線より西側のみの計画に変更された[2]。中央環状線の山手トンネルには、当初、練馬線の分岐を想定した設計がされていたが、環境悪化を恐れる住民の反対運動により、1991年平成3年)に設計変更され[要出典]、分岐構造は造られず、今後JCTを建設するには本線トンネルの大規模な改修工事が必要な状況となっている[2]。また、練馬ICについても、そのまま延伸できる構造ではない。

練馬線が具体化していないため、関越自動車道は東京圏から郊外に延びる高速自動車国道では唯一、首都高速道路と直結していない。このため関越自動車道上り線は東京外環自動車道と接続するまでは、練馬ICを先頭とした渋滞が常態化していた。また現状では都心および中央自動車道東名高速道路の各方面へは練馬ICを経由した方が最短ルートであることが多いため一般道路の交通量も多く、谷原交差点を中心に周辺の生活道路にも通過交通が侵入している状況にある。練馬区は2006年(平成18年)の外環道都内区間の都市計画変更にあたり、高速練馬線の実現に向けた調査、研究を早急に進める意見を提出している[3]

また、国土交通省により2006年(平成18年)9月に策定された首都圏整備計画では調査を推進する路線に位置づけられていた[4][5]。しかし、都市計画等の手続きは行われていない[5]

名称について

本道の名称について、2006年の「首都圏整備計画」では「高速練馬線」としており、首都高速道路株式会社でも同様に「高速練馬線」と表記している[5]。一方、地域高規格道路候補路線の名称は「10号線」[1]、練馬区では「都市高速道路第10号線(首都高速10号練馬線)」という名称を使用しており[3]、表記に違いがある。なお、「首都高速10号」は10号晴海線の名称として既に使用されている。

脚注

関連項目

外部リンク


練馬線

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/16 05:35 UTC 版)

関東バス丸山営業所」の記事における「練馬線」の解説

20中野駅 - 北野神社 - 下田橋 - 丸山営業所24中村橋駅南蔵院豊玉中二丁目総合東京病院(下徳田) → 蓮華寺下 → 下田橋北野神社中野駅平日早朝2便のみ) 中24丸山営業所蓮華寺下 → 総合東京病院(下徳田) → 豊玉中二丁目南蔵院中村橋駅出庫平日早朝1便のみ) 中24-2丸山営業所蓮華寺下 → 総合東京病院(下徳田) → 中新井学田中村南スポーツ交流センター中村南三丁目中村橋駅出庫平日早朝1便のみ) 中27中野駅 - 北野神社 - 下田橋 - 蓮華寺下 - 総東京病院 - 江古田の森28中野駅 - 北野神社 - 下田橋 - 蓮華寺下 - 総東京病院 - 江古田の森 - 新江古田駅 - 江古田駅運行休止中) 練21練馬駅豊玉こうしん通り学田中村南スポーツ交流センター南蔵院豊玉小学校練馬駅日中のみ運行) 練22練馬駅 - 豊玉こうしん通り - 豊玉小学校 - 南蔵院 - 中村南スポーツ交流センター - 学田 - 中新井 - 総合東京病院 - 江古田の森平日朝・夕方のみ運行) (出庫):丸山営業所江古田区民活動センター江古田の森出庫):丸山営業所江古田二丁目総合東京病院(下徳田) → 下新街 → 練馬駅出入庫):丸山営業所 - 蓮華寺下 - 総東京病院 - 江古田の森入庫):練馬駅豊玉こうしん通り中新井総合東京病院(下徳田)→ 蓮華寺下 → 丸山営業所 中野駅から中野通り北上し江古田の森国立療養所中野病院跡地)や西武池袋線の各駅(練馬駅江古田駅中村橋駅)へ向かう。中野駅から新青梅街道北上する路線としては比較新し路線で、1950年代後半頃に開通しているが、当初現行の中野通り未開通だったため新井薬師駅を経由していた。2007年4月1日江古田の森開業したのに合わせ、中23中野駅 - 下徳田)の代替として中27新設された。その後2012年5月16日総合東京病院江古田の森への江古田駅からのアクセス改善為中28新設された。中28当初平日運行だったが、同年10月1日実際10月6日)より土曜・日祭日運行開始した。 しかし、実際江古田の森江古田駅までの利用率著しく悪い為か、2018年4月9日ダイヤ改正で中28平日ダイヤは朝8時台、9時台の計4本、土休日ダイヤではに10時台から18時台のみの運行大幅に削減されそれ以外は中27変更された。また、25もこのダイヤ改正減便され、中27本数大幅に増加した。そのため、中27と中28平日土休日運行内容大幅に異なるというダイヤになりさらに2019年4月16日ダイヤ改正で中28土休日運行廃止された。2020年3月16日ダイヤ改正で、中28系統中野駅 - 北野神社 - 下田橋 - 蓮華寺下 - 総東京病院 - 江古田の森 - 新江古田駅 - 江古田駅)は運行休止となった2013年9月20日ダイヤ改正で、中24中野駅方向平日2便まで減便中野駅からの中村橋駅行き全て廃止され丸山営業所からの出庫便のみが中村橋駅へ向かうこととなったこの際従来から運行されている中24-2の他に、中24中村橋駅行き)の補完として南蔵院経由出庫便が新設された。練馬区議会議員陳情によって中25新設同時に運行路線名も中村橋線から「練馬線」へ変更された。新設された中25中野 - 練馬乗り通しではかなりの遠回りとなるが、京王バスの中92系統練馬方向のみ停車の「新井小学校」「大下」「下田橋」「哲学堂下」の4停留所練馬駅ら行場合格段に便利になった。 中25は、高円寺駅発着10系統西本村橋豊玉南住宅) - 練馬駅間で類似したルート通り、特に豊玉こうしん通り - 練馬駅間で重複する。高10こうしん通り直進するのに対し、中25南蔵院経由迂回ルートを進む。しかし、こちらも京王の中92よりも遠回り状況変わらず利用客伸び悩み結局2020年11月16日ダイヤ改正廃止された。 上記にも述べたように、練馬線では早朝出庫夕方以降ラッシュ終了後入庫運行される出入庫便をいくつか有する。中24-2は、2013年9月まで徳田中村南三丁目において他社含め他路線経由しない独自経路たどっていたが、同年9月20日に中25開業したことで初め他路線との重複発生した。それでも中村橋駅への出庫は、近隣並行路線が多いために早朝出庫時の片道1便に抑えられている。江古田の森への出入庫便は通常総合東京病院経由だが、朝の一部は中41経路で、江古田区民活動センター停留所先の交差点左折して江古田の森へ至る。練馬駅出入庫は中25があった頃は朝と夜間に1本ずつ運行されていたが練21.22が運行されてからは日中帯2.3時間置きに運行されている。 中20中野駅発着系統出入庫系統で、中103045になる便以外は全て系統出入庫する。 中野駅では、中25・中28全便と中2722以降1番のりば始発2番のり場経由、中2722以前)と中20(池11入庫以外)が2番のりば始発、中20の池11と宿08入庫9番のりば始発となるので、各系統ごとに始発地点異なる状態になっていたが、2018年4月9日ダイヤ改正で中28大幅な減便を受け、中20以外は1番乗り場統一され2番乗り場通過となった2007年中村北三丁目停留所中野駅方向のみの停車となった2008年には中村三丁目停留所が、移設によって中野駅方向のみの停車となったまた、2011年9月16日には東京病院停留所が「総合東京病院」に、江古田地域センター停留所が「江古田区民活動センター」に、2011年11月15日には中村橋停留所が「中村橋駅」に、八幡前停留所が「中村八幡」に、2013年9月15日には下徳田停留所が「総合東京病院(下徳田)」に、豊玉南三丁目停留所が「中村南スポーツ交流センター」にそれぞれ改称された。 練21.22は中25廃止に伴い新設され系統で練21平日朝・夕のみ運行される。主に総合東京病院など江古田の森付近西武池袋線練馬駅からの通勤者向けの路線になっている。練22は中25廃止され南蔵院付近循環して練馬駅に向かう循環路線になっている平日は9時から16時まで。土休日は8時から18時までと30分置きに運行される)。これに伴い練馬駅への出入庫路線改編されており、出庫便は2008年9月までの高60出庫と同じルートに、入庫便は豊玉こうしん通りから直接中新井に向かうルート改められた。

※この「練馬線」の解説は、「関東バス丸山営業所」の解説の一部です。
「練馬線」を含む「関東バス丸山営業所」の記事については、「関東バス丸山営業所」の概要を参照ください。

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