池65系統
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/08 09:02 UTC 版)
(20→)池65:練馬車庫前 - 桜台駅前 - 豊玉中二丁目 - 江古田二丁目 - 哲学堂前 - 落合南長崎駅 - 目白五丁目 - 目白駅前 - 東京音楽大学 - 池袋駅東口 池65:江古田二丁目 - 哲学堂前 - 落合南長崎駅 - 目白五丁目 - 目白駅前 - 東京音楽大学 - 池袋駅東口 池65:目白駅前 → 東京音楽大学 → 池袋駅東口 都心の駅から住宅街に向かう都営バスとしては珍しい路線で、池袋駅東口から明治通りを千登世橋まで南下した後、目白通り、新青梅街道を哲学堂公園・中野区江古田・練馬区豊玉中方面へ西進する路線である。新青梅街道沿いのやや鉄道利用が不便な地域をカバーし利用客は多いが、江古田二丁目付近では中野駅方面へ向かう関東バスや京王バスも走っている。 戦前からの歴史ある路線で、ダット自動車により開業され、東京乗合自動車(通称「青バス」)へ統合後、戦時統合により東京市営の路線となった。戦後すぐの改編で20系統として開業し、池袋 - 豊島区役所、練馬方面は桜台駅前から千川通りを左折して練馬駅前を経由し、白61・橋68と共に豊島園まで乗り入れていた。1973年(昭和48年)に豊島区役所乗り入れを廃止、続いて第2次再建計画に伴う路線再編成で豊島園乗り入れを他の系統共々廃止した。下りの終点を丸山一丁目と練馬車庫前とし、さらに1978年(昭和53年)の追加再編成で丸山一丁目 - 江古田二丁目間の新青梅街道直進部を廃止すると同時に池袋サンシャインシティへの乗り入れを新設した。だが乗降客が定着しなかったこと、サンシャインシティ構内への乗り入れに支払う賃料の観点から、1982年(昭和57年)の第3次再建計画に伴う路線再編成で廃止され、現在まで続くルートが完成した。 長く練馬車庫と池袋の全区間運転を主流としてきたが、国立療養所中野病院(現・国立国際医療研究センター)の廃止などで利用が減少したことから減便が続き、現在は江古田二丁目止まりがほとんどである。 「国立国際医療研究センター#国立療養所中野病院」および「江古田の森公園#歴史」も参照 大江戸線開業によるダイヤ見直しは行われているが、白61系統と隣接しているとはいえ練馬区南部・中野区北部と目白駅前を別ルートで結び、乗り換えなしで池袋駅東口へ向かうことができるため需要は大きい。 江古田一丁目付近には関東バスの丸山営業所があるが、営業所前のバス停に停車するのは関東バスと京王バスの各系統(関東は「丸山営業所」、京王は「丸山車庫」)のみで、都営バスは停車しない。 「京王バス中野営業所#練馬線」、「関東バス丸山営業所#練馬線」、および「都営バス杉並支所#中77系統」も参照 過去に中63系統が運行されていた頃は、池65系統として練馬車庫 - 江古田二丁目間を営業運行していた。
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