中63系統
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/08 09:02 UTC 版)
中63:下田橋 - 中野駅 - 東中野二丁目 - 大久保駅 - 新大久保駅 - 国立病院医療センター構内(京王帝都電鉄中野営業所=現・京王バス東と共同運行) 交通局第2次再建計画に伴う追加の路線再編成により、1979年(昭和54年)11月23日付で小滝橋営業所の橋63系統を分割し誕生した路線。 詳細は「都営バス小滝橋営業所#橋63系統」を参照 国立病院医療センター構内(国立病院医療センター正面玄関そば)を起終点とし、通院客には大久保通り上の橋63系統(大久保駅行)のバス停まで徒歩で往来せずに済むメリットがあった。しかし路線分断により都心へ直通しなくなったこと、国電中野駅南口の京王バスと北口の関東バスの両方のターミナルに乗り入れなかったことなどから、乗客数は伸びなかった。また中野駅以北では京王帝都電鉄の練馬線や関東バスの練馬線・茂呂線、中野駅から東中野二丁目ないしは大久保駅前までの区間でも、京王帝都の初台線、関東バスの野方線が重複しており、これらの他社線と歩調を合わせたダイヤが組まれていなかった。 こうしたことから本系統は不採算路線と判断され、1988年(昭和63年)10月15日限りで廃止された。これにより、共同運行相手の京王帝都電鉄は山手線内へ乗り入れる系統が消滅した。 「関東バス阿佐谷営業所#野方線」および「京王バス中野営業所#初台線」も参照
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