結婚への動向とアメリカ留学
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/14 09:58 UTC 版)
「小室圭」の記事における「結婚への動向とアメリカ留学」の解説
2018年7月、ニューヨークにあるフォーダム大学ロースクールへ入学することが発表され、8月7日、ニューヨークへ出発した。同スクールは大学の公式サイトで「Kei Komuro, fiance of Princess Mako of Japan, to attend Fordham Law」と大々的に発表した。同校では「優秀な成績と潜在的なリーダーシップ」を持つと見なされた学生に与えられるマーティン奨学金を受給した。 他方で、宮内庁は同スクールが本人を「fiance of Princess Mako」と紹介したことについて、「現時点で婚約状態ではない」と同スクールへ説明すると表明し、同スクールはサイトの紹介文を訂正した。 ニューヨーク日系人会会長のゲーリー・モリワキ弁護士や国際基督教大学の先輩の立川珠里亜弁護士の励ましと支援を受け勉学に勤しんだ。 奧野善彦によれば、この間小室は、「司法試験に受かって多くの人たちから信頼を得ることが、眞子さんと結婚する男性としての責務だと考え、物価の高いニューヨークでつつましい生活を送りながら一心不乱に勉強していた」とのことである。 2018年11月22日、秋篠宮文仁親王は、53歳の誕生日に先立って行われた記者会見の際に、「今でもその2人が結婚したいという気持ちがあるのであれば、やはりそれ相応の対応をすべきだ」と指摘し、「多くの人が納得し喜んでくれる状況にならなければ、いわゆる婚約に当たる納采の儀を行うことができない」との認識を示した。 2019年1月22日、かねてから一部で報じられていた母親と元婚約者との間の金銭トラブルについて小室家側の代理人弁護士を通じて、「元婚約者の方から『返してもらうつもりはなかった』という明確な説明があり、母も私も解決済みの事柄と理解」と説明する文書が公表された。小室家側からトラブルについて説明するのは今回が初めてだった。このタイミングでの文書発表は前年の秋篠宮文仁親王の記者会見や婚約延期の発表からまもなく1年であることなどがきっかけであることを、代理人弁護士が説明した。また、2人の結婚への思いに変化はなく、文書の公表は眞子内親王も承知済みであることも言及した。 2019年4月10日放送のワイドショー情報番組『直撃LIVE グッディ!』の中で、本人が在籍する都内の法律事務所スタッフが、留学の今後の見通しとして「2年目以降も授業料全額免除の奨学金を獲得した」と本人から報告を受けたことを報じた。また、このとき法律事務所スタッフから、現時点でも事務所に在籍しているため給料をそのまま留学中の生活費として支払っていることも説明された。 この間奧野善彦弁護士の知遇を得て、その後経済的・精神的に支援を受けてきた。 2019年5月20日、フォーダム大学ロースクールLL.M.コースを修了し、学位を取得した。学位授与式には参加しなかった。8月末にはJ.D.コースの2年次に編入し、ニューヨーク州弁護士資格の取得を目指す予定であることを、代理人弁護士が発表した。 2020年11月13日、眞子内親王は自身の本人との結婚について「お気持ち」として宮内庁を通じて文章を公表した。その中で、「結婚は、私たちにとって自分たちの心を大切に守りながら生きていくために必要な選択」と述べ、改めて結婚への強い意志を表明した。 2020年11月20日、秋篠宮文仁親王は、55歳の誕生日に先立つ記者会見で「結婚することを認める」とし、婚姻の自由を保障した憲法の条文を理由に、2人の結婚を容認する意向を初めて示した。一方で「決して多くの人が納得し、喜んでくれている状況ではない」とも述べ、「やはりそれ(相応の対応)が見える形になるというのは必要」と一定の課題を指摘した。また、「結婚と婚約は違う」との見解を示し、憲法にある結婚は認めるものの、両家の約束に当たる婚約の儀式(納采の儀)実施については含みを残した。 2021年2月19日、今上天皇は誕生日に先立って行われた記者会見にて、眞子内親王の結婚問題に言及し、「国民の間でさまざまな意見があることは私も承知している」とした上で「眞子内親王が、ご両親とよく話し合い、秋篠宮が言ったように、多くの人が納得し喜んでくれる状況になることを願っております」と述べた。
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