第6の哨戒 1944年7月 - 9月・対馬丸とは? わかりやすく解説

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第6の哨戒 1944年7月 - 9月・対馬丸

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/14 07:06 UTC 版)

ボーフィン (潜水艦)」の記事における「第6の哨戒 1944年7月 - 9月・対馬丸」の解説

対馬丸#「対馬丸事件」」も参照 7月16日ボーフィン6回目哨戒南西諸島方面向かった8月9日まではどんな目標にも遭遇しなかったが、その8月9日南大東島に向かう4隻の船を発見ボーフィンは4隻が係留した直後魚雷を6本発射機帆船静洋丸(不詳)と報国丸不詳)を撃沈したその他の魚雷は、その爆発バス海中吹き飛ばしたかのように見え別の魚雷岸壁命中して爆発した8月19日には、沖縄島北西で609船団接触し浮上攻撃試みたものの逃げられた。この609船団顔ぶれ対馬丸日本郵船、6,754トン)、和浦丸三菱汽船、6,804トン)、暁空丸拿捕船、6,854トン)と砲艦宇治駆逐艦であった。609船団は第62師団沖縄輸送し以外の5隻はナモ103船団として2日後8月21日1835分に那覇出航した対馬丸には児童787人を含む、疎開する民間人1,484人が乗船したこの前後、ボーフィン久米島北方海域浮上して哨戒していた。 8月22日4時10分、ボーフィンレーダー5つ目標探知し、やがて目標輸送船団ナモ103船団)であることを視認した。ナモ103船団哨戒機2機の護衛がついており、ボーフィン哨戒機避けるべく潜航観察続けるとジャミング行っていることがわかり、ボーフィンは重要船団判断。コーブス艦長夜間攻撃指示した10時34分に浮上し、再びレーダーナモ103船団との程よい距離を保ち哨戒機攻撃のために接近しないのを不審思いながら追跡続けた日没前後、ボーフィン諏訪瀬島近海ナモ103船団が近づいたときに攻撃すべく、全速ナモ103船団追い越して待ち伏せることとなった2053分、ボーフィン左舷前方諏訪瀬島右舷前方悪石島後方平島配する地点到着。コーブス艦長戦闘配置令し、やがて二列縦陣航行中ナモ103船団確認。コーブス艦長は、まず艦首発射管からの魚雷ボーフィンに近い3つの目標対馬丸暁空丸)を倒し急旋回したのち艦尾発射管からの魚雷残り目標和浦丸宇治)を倒す計画立てた22時9分、ボーフィン浮上のまま艦首発射管から魚雷発射魚雷全て狙った目標命中したように思え対馬丸には4番目と5番目の魚雷命中した考えられた。ボーフィン予定通り急旋回し、艦尾発射管から魚雷発射。この魚雷宇治粉砕した考えられた。ボーフィン魚雷の次発装てんのため西方移動したナモ103船団方に視線を移すと、対馬丸船尾から沈んでいくのが見えた2221分、ボーフィン対馬丸沈没確認しボイラー爆発音思われる重い音を聴取したボーフィンはこの攻撃対馬丸を含む4隻を撃沈破壊したものと考えていた。 8月28日ボーフィン北緯2556東経12854分 / 北緯25.933度 東経128.900度 / 25.933; 128.900の地点漁船発見し、4インチ砲で炎上させた。9月4日にも北緯3154東経15205分 / 北緯31.900度 東経152.083度 / 31.900; 152.083の地点海上トラック発見し砲撃破壊した両方戦闘に於いて止めとして最後に残っていた魚雷を、それぞれ3本と4本発射したが、これは無駄撃ち終わったボーフィン帰途ミッドウェー島寄港した9月13日ボーフィン59日間行動終えて真珠湾帰投西海岸回航されて9月21日サンフランシスコ到着メア・アイランド海軍造船所オーバーホール入ったまた、艦長アレクサンダー・K・タイリー(アナポリス1936年組)に代わった。オーバーホール終えたボーフィンは、12月16日真珠湾向かった

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