第6の哨戒 1944年7月 - 9月
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「ポンポン (潜水艦)」の記事における「第6の哨戒 1944年7月 - 9月」の解説
7月19日、ポンポンは6回目の哨戒でオホーツク海方面に向かった。7月27日に北緯37度18分 東経142度57分 / 北緯37.300度 東経142.950度 / 37.300; 142.950の地点でトロール船を浮上砲戦で撃沈。8月7日、ポンポンは北緯46度12分 東経150度03分 / 北緯46.200度 東経150.050度 / 46.200; 150.050の地点で輸送船と「千鳥型水雷艇」を発見し、魚雷を4本発射して2つの爆発音が聞こえたものの、何も変化はなかった。8月12日午後には、北緯49度52分 東経144度50分 / 北緯49.867度 東経144.833度 / 49.867; 144.833の樺太東方海面で、オハに向かっていたキラ003船団を発見。ポンポンは悪天候の中で追跡を行い、夜に北緯50度35分 東経144度02分 / 北緯50.583度 東経144.033度 / 50.583; 144.033の地点にいたったところで魚雷を3本ずつ発射し、さらに4本発射する。最初の3本は2本が命中し、二度目の3本も、うち2本命中。三度目の4本は命中しなかった。一連の攻撃で、「第二十御影丸(武庫汽船、2,718トン)」型に擬せられた輸送船まやち丸(三井船舶、2,159トン)を撃沈した。この戦闘の最中、ポンポンは自らが発射した魚雷のうち1本が艦尾を掠め去り、ポンポンは危ういところを助かった。9月3日、ポンポンは46日間の行動を終えて真珠湾に帰投。メア・アイランド海軍造船所に回航されてオーバーホールに入り、終了後の12月13日にマジュロに到着し、間もなく哨戒に備えてサイパン島タナパグ港(英語版)に進出した。
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