第6の哨戒 1943年8月 - 9月とは? わかりやすく解説

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第6の哨戒 1943年8月 - 9月

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2019/12/21 04:48 UTC 版)

ハリバット (潜水艦)」の記事における「第6の哨戒 1943年8月 - 9月」の解説

8月20日ハリバット6回目哨戒でシーレイヴン (USS Searaven, SS-196) 、ポンパーノ (USS Pompano, SS-181) とともに日本近海向かった8月29日朝、ハリバット北緯4003東経14201分 / 北緯40.050度 東経142.017度 / 40.050; 142.017の野田湾内に時雨駆逐艦思われる艦艇護衛され輸送船発見し駆逐艦に対して魚雷3本ずつ二度発射するが、逆に察知され爆雷攻撃を受け、ハリバット深深潜航避退爆雷43投下されハリバットは8時間もの間じっとせざるを得ずその後浮上した目標去った後だった。翌8月30日ハリバット北緯4153東経14110分 / 北緯41.883度 東経141.167度 / 41.883; 141.167の恵山岬灯台沖で輸送船文丸太洋海運、6,581トン)を発見して魚雷3本発射し、1本を命中させて撃沈。この時も護衛艦から24発の爆雷投下されたが、ハリバット機雷敷設されているこの海域難なく切り抜けた9月5日早朝ハリバット北緯4122東経14130分 / 北緯41.367度 東経141.500度 / 41.367; 141.500の地点で3隻の輸送船団探知し魚雷3本ずつ二度発射したが、輸送船泰来丸(大連汽船、4,273トン)などに向かった魚雷全て回避された。9月6日早朝には北緯4213東経14200分 / 北緯42.217度 東経142.000度 / 42.217; 142.000の門別沖で輸送船正元丸(酒井商店、3,362トン)をレーダー探知し、まず2本を発射して2本とも命中させ、続いてもう2本発射する命中はしなかったが、正元丸は間もなく沈没艦首発射管装備してあった魚雷全て撃ち尽くしたハリバットは、正元丸を撃沈した南下する同日2026分ごろ、ハリバット北緯4140東経14220分 / 北緯41.667度 東経142.333度 / 41.667; 142.333の地点レーダーにより高速航行する目標探知ハリバット相手駆逐艦であると判断しつつ攻撃艦尾発射管から魚雷4本を発射し、1本が命中したのは確認できたが、別段変化はなかった。この相手大湊から幌筵島向かっていた重巡洋艦那智であり、魚雷那智後部煙突直下と舵付近艦尾命中したものの2本とも不発終わり船体がへこんだことと若干浸水生じたこと以外は何もなかったが、爆発していれば航行不能可能性もあった。この時点で、残り魚雷がたった1本になったので、ハリバット哨戒切り上げて帰る事とした。帰途9月8日には北緯4051東経14538分 / 北緯40.850度 東経145.633度 / 40.850; 145.633の地点150トンサンパン破壊した9月16日ハリバット28日間の行動終えて真珠湾帰投した。 哨戒合間修理中の10月5日から8日にかけて、ハリバットカホオラウェ島近海魚雷に関する試験従事した以前から不発真っ直ぐに走らない魚雷対する不満が潜水艦艦長から挙がっており、起爆装置などを改良することとなったハリバットには改良され魚雷搭載され実験実施その結果は、従来のものより3倍も成績向上していた。しかし、この試験最終日ハリバット潜望鏡深度護衛駆逐艦衝突し潜望鏡破損した

※この「第6の哨戒 1943年8月 - 9月」の解説は、「ハリバット (潜水艦)」の解説の一部です。
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