第6の哨戒 1943年5月 - 6月
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「シードラゴン (潜水艦)」の記事における「第6の哨戒 1943年5月 - 6月」の解説
5月9日、シードラゴンは6回目の哨戒でトラック諸島方面に向かった。5月15日、シードラゴンは180度線を通過し、5月19日にカロリン諸島の哨戒海域に到着した。5月20日、シードラゴンは並走する潜水艦を発見し、相手もシードラゴンを発見したのか、間もなく潜航した。5月22日、シードラゴンはトラックを臨む海域に到着し、以後11日間はこの海域で哨戒した。6月4日、シードラゴンはポンペイ島方面の哨戒のため東に移動。ポンペイ島からクェゼリン環礁にいたる交通路を哨戒した。マーシャル諸島での哨戒は、点在する敵基地からの厳重な哨戒によって上手く行かなかったが、6月13日にはルオット島近海で貨物船の撃破を報じた。しかし、この時攻撃された特設運送船山国丸(山下汽船、6,921トン)は雷跡を発見して回避していた。4日後、シードラゴンは哨戒海域を後にした。6月21日、シードラゴンは43日間の行動を終えてミッドウェー島に帰投。舵機の修理のため真珠湾に回航された。
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