第6の哨戒 1943年10月 - 12月
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「ブラックフィッシュ (潜水艦)」の記事における「第6の哨戒 1943年10月 - 12月」の解説
10月19日、ブラックフィッシュは6回目の哨戒でビスマルク諸島方面に向かった。10月24日まで、同行していた潜水艦救難艦コウカル(英語版) (USS Coucal, ASR-8) を目標艦とする夜間レーダー攻撃の訓練を行いつつ北上。哨区に到着後、11月18日、ブラックフィッシュはトラック諸島に向かう途中、「日本潜水艦に警戒すべし」との無電を受信した。当時周辺にはコーヴィナ (USS Corvina, SS-226) とドラム (USS Drum, SS-228) がおり、ブラックフィッシュは確かに11月13日にレーダーで潜水艦を探知し、18日にも4,500メートル先の潜水艦を確認している。しかし、彼我の区別がつかなかった。やがて浮上しドラムと交信したが「本艦ではない」との返事があった。コーヴィナからの返事はついになかった。11月23日未明、ブラックフィッシュは北緯02度27分 東経140度06分 / 北緯2.450度 東経140.100度 / 2.450; 140.100の地点で輸送船団を発見し、魚雷を6本発射して3回の激しい爆発を確認し、4,500トン級輸送船1隻の撃沈を報じた。ブラックフィッシュはこの輸送船団を追撃し、翌11月24日夜に北緯00度56分 東経144度52分 / 北緯0.933度 東経144.867度 / 0.933; 144.867の地点で二度目の攻撃をかけ、魚雷を6本発射したがその結果は分からなかった。12月4日、ブラックフィッシュは47日間の行動を終えてミルン湾に帰投した。
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