第6の哨戒 1942年10月 - 11月
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「トラウト (SS-202)」の記事における「第6の哨戒 1942年10月 - 11月」の解説
10月26日、トラウトは6回目の哨戒でニュージョージア諸島方面に向かった。11月13日朝、トラウトは司令部からの「日本艦隊が付近にいる」という情報に基づいて哨戒をしていたところ、南緯07度09分 東経160度17分 / 南緯7.150度 東経160.283度 / -7.150; 160.283のインディスペンサブル海峡(英語版)近海でまず高速で航行する駆逐艦を発見し、次いで第三次ソロモン海戦から一旦引き揚げてくる戦艦霧島を発見。霧島は単艦で航行しており、絶好の獲物だった。射点に就こうとしたが、霧島がジグザグ航行をし始めたため魚雷発射の機会を逸してしまった。その後、霧島は駆逐艦を伴って反転して再度南下して来た道を戻ってきた。霧島を再度発見したトラウトは魚雷深度を7.6メートルに設定し、距離1,700メートルで魚雷を5本発射。魚雷は霧島に命中したものの、不発だった。11月23日、トラウトは28日間の行動を終えてブリスベンに帰投。その後、トラウトはフリーマントルに移動することとなり、12月2日に到着した。
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