省エネの具体的方法
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/30 10:16 UTC 版)
運用改善 定期的な機器清掃→機器効率の再向上 エアコンや換気扇のフィルター、給排気口の清掃→通気性向上 照明器具の清掃→反射率、透過率向上 熱源設備・給水設備・排水設備・空調設備の負荷に応じた運転制御(補修・交換を含む)→電力・ガス削減 スイッチ付テーブルタップを利用したコンセント個々のON/OFF管理→待機電力削減、不用機器停止 ランプ取り外しによる間引き、過剰な照明を消す→電力削減 カーテン・ブラインド調節などによる自然光の利用→照明電力削減 全般照明(天井灯など)から局部照明(電気スタンド等)への転換→照明の電力削減 窓の開放(網戸等との組み合わせが必要な場合あり)による自然換気→空調負荷低減による電力・ガス等削減 冷房・ 暖房時のカーテンによる断熱→空調負荷低減による電力・ガス等削減 冷房・暖房時の扇風機併用→空調負荷低減による電力・ガス等削減 涼しい服装(通気性の良いシャツや肌着の着用、ビジネス上でのクールビズ)、団扇・扇子の使用、すだれ・暖簾の設置、打ち水・散水、ミスト散布、壁面緑化、屋上緑化→冷房負荷低減による電力削減 暖かい服装(室内での靴下、ひざ掛け、カーディガンなどの上着、暖かい肌着の着用、ビジネス上でのウォームビズ)、こたつの使用→暖房負荷低減による電力・ガス等削減 こたつの温度設定を下げる、布団をさらに重ねる→電力削減 電気カーペットの下に断熱マットを敷く→電力削減 テレビ・パソコンのモニターの明るさを適切なレベルに下げる→電力削減 冷蔵庫に詰め込み過ぎない、暖かいものは冷ましてから入れる、保冷箱を活用して開閉回数・時間を減らす、設定温度を上げる、放熱のために設置スペースを広めにとる→電力削減 食材を小さめに切って加熱調理時間短縮→電力・ガス等削減 洗濯機はまとめ洗いをして回数を減らす→電力削減 浴槽にフタをする、シャワーを流しっぱなしにしない→給湯器負荷低減によるガス等削減 家族が集まる場所・執務場所をまとめる→電力削減、空調負荷低減による電力・ガス等削減 買い物などを計画的に行うことによる車の走行距離削減→ガソリン使用量削減 公共交通機関、自転車や徒歩での移動→ガソリン使用量削減 エコドライブ(加減速を控える、アイドリングを控える、タイヤ空気圧を適正に保つ、不要な荷物を乗せないなど)→ガソリン使用量削減 (産業・業務)物流の高効率化(ミルクランなど)→ガソリン使用量削減 (政策)モーダルシフトやモビリティ・マネジメントを通じた高効率輸送への転換→ガソリン使用量削減 (啓発)電力・ガスなどの使用量の見える化、自発的省エネによる効果の掲示(「冷房設定温度を1℃上げると1か月○○円の削減効果」など) 補修 汎用部品の修理・交換→機器効率の再向上 配管の断熱保温(貯湯式給湯器、太陽熱温水器、大規模施設の冷熱源設備など)→放熱損失低減による電力・ガス削減 建物の断熱化(外断熱、内断熱)→空調負荷低減による電力・ガス等削減 内窓の取り付け、カーテン・ブラインドの障子への取り換え→窓部の断熱性能向上による空調電力・ガス等削減 エアコン室外機の風通しを良くする→冷房負荷低減による電力削減 発泡材による浴槽保温→給湯器負荷低減によるガス等削減 複層ガラス、熱線反射ガラスによる遮熱・断熱→空調負荷低減による電力・ガス等削減 タイムスイッチ、人感センサ、照度センサなどによる照明制御→照明の電力削減 保温・保冷の補助にヒートシールドを用いる (既存施設利用・大規模施設での新規)地域熱供給への転換 機器の交換 普通自動車から燃費性能に優れた小型自動車・軽自動車へのダウンサイジング→燃費改善 白熱電球から電球型蛍光灯・LED照明への交換→照明の電力削減 多用途場所における、調光可能な照明器具への交換→照明の電力削減 小型電気機器への交換→電力削減 ヒートポンプ給湯暖房機器への交換。冷房では気温が低い時間帯に、暖房では気温が高い時間帯に運転させる。→電力・ガス等削減 コジェネレーション給湯暖房機器への交換。給湯能力が高く床暖房など熱を多く用いる用途に適している。→電力・ガス等削減 潜熱利用給湯暖房機器への交換。→電力・ガス等削減 省エネ効果が高いエアコンや冷蔵庫への買い替え→電力削減
※この「省エネの具体的方法」の解説は、「省エネルギー」の解説の一部です。
「省エネの具体的方法」を含む「省エネルギー」の記事については、「省エネルギー」の概要を参照ください。
- 省エネの具体的方法のページへのリンク