床暖房

デジタル大辞泉

ゆか‐だんぼう〔‐ダンバウ〕【床暖房】

読み方：ゆかだんぼう

床下に温水パイプや電熱器を巡らせ、床を加熱して暖房する方式。室内の空気を強制的に対流させる暖房方式とは異なり、放射熱を利用する。オンドルもその一種。

実用空調関連用語

ゆかだんぼう 床暖房 floor heating

床に発熱装置を埋め込み、輻射暖房を行うもの。通常、熱源として温水・蒸気・電気ヒーターなどが用いられる。温めた煙を循環させるオンドルもこれに該当する。「床暖」と略称することもある。

EPS建材関連用語集

床暖房

床面に熱源を入れて暖房する方式。輻射熱で暖房するため室内の温度差が小さいことが特徴。温水式と電気式がある。床下への放熱を防止するため床断熱が重要となる。

ログハウス用語集

床暖房（ゆかだんぼう）

床下に温水を通す、電気による発熱体を敷くなどの方法で行われる暖房のひとつ。床面全体を暖める放射式の暖房で、空気が乾燥せず、足元から温まるため、快適性が高く、近年ログハウスにも多く取り入れられるようになってきた。暖房により床材が乾燥しやすいため、床暖房を取り入れる場合には、専用の床仕上げ材や乾燥による変形の起こらないタイルなどを使うことが望ましい。

ウィキペディア

床暖房

出典: フリー百科事典『ウィキペディア（Wikipedia）』 (2024/11/01 02:44 UTC 版)

床暖房（ゆかだんぼう）とは、床を加温することで生じる熱伝導、対流および放射を利用した暖房方法である。

ウィキペディア小見出し辞書

床暖房

出典: フリー百科事典『ウィキペディア（Wikipedia）』 (2021/12/29 01:14 UTC 版)

「Thin & Economical System」の記事における「床暖房」の解説

床の内部に温水が通るパイプが組み込まれた温水マットという完成品を張り巡らし、床全体を60度の温水で暖める。床の表面温度は25度程度まで上がり、低温火傷などの心配が無い。 敷設率が決まっており、戸建住宅において通常の広さについては床面積に対し70～80％で設計をする。集合住宅においては1Fと最上階を除き、60 - 70％で設計をすることになっている。 床暖房の敷き設工法は大きくふたつに別れており、新築用の床暖房と既築住宅用の後付床暖房(はやわざ)がある。仕上げ材も種類があり、フローリング仕上げ・コルク仕上げ・畳仕上げ・カーペット仕上げ・タイル仕上げなどがあり、在来工法の浴室の洗い場などにも敷設できる。

Weblio日本語例文用例辞書

「床暖房」の例文・使い方・用例・文例

• オンドルという,主に朝鮮で使われている床暖房装置
• 床暖房という暖房方式
• 近年，電気暖房機や床暖房を使う人が増えているが，これらは部屋の空気を乾燥させてしまう。