盗難・とは? わかりやすく解説

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とう‐なん〔タウ‐〕【盗難】

読み方:とうなん

金品盗まれること。また、その災難。「—にあう」


盗難

作者江戸川乱歩

収載図書陰獣新装版
出版社春陽堂書店
刊行年月1987.6
シリーズ名江戸川乱歩文庫

収載図書白髪鬼新装版
出版社角川書店
刊行年月1987.8
シリーズ名角川文庫

収載図書屋根裏の散歩者
出版社講談社
刊行年月1987.11
シリーズ名江戸川乱歩推理文庫

収載図書屋根裏の散歩者復刻版
出版社春陽堂書店
刊行年月1993.11
シリーズ名創作探偵小説

収載図書恐怖王
出版社春陽堂書店
刊行年月1995.10
シリーズ名春陽文庫

収載図書江戸川乱歩短篇 1 本格推理
出版社筑摩書房
刊行年月1998.5
シリーズ名ちくま文庫

収載図書夢遊病者の死
出版社角川書店
刊行年月2000.6
シリーズ名角川ホラー文庫

収載図書屋根裏の散歩者江戸川乱歩全集 第1巻
出版社光文社
刊行年月2004.7
シリーズ名光文社文庫

収載図書白髪鬼暗黒星 覆刻
出版社沖積舎
刊行年月2007.11
シリーズ名江戸川乱歩全集


盗難

作者宮本百合子

収載図書宮本百合子全集33習作2
出版社新日本出版社
刊行年月2004.1


窃盗

(盗難・ から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/08/10 17:00 UTC 版)

靴を盗もうとしている子供たち

窃盗(せっとう)とは、窃かに盗むこと、あるいは単に盗むことをいう。倫理的・道徳的に反社会的行為とされ、また、法的にも、不法行為責任および刑事責任が問われるのが通常である[1][2][3][4][5]

概要

『窃』も『盗』も、それぞれ他人の物を持ち主の意に反して持ち去ることを意味するが、特に『窃』という語は『こっそりと、気付かれず』という意味合いが強い。

窃盗と法

窃盗と宗教

仏教

仏教においては、窃盗は「 不偸盗戒 ふちゅうとうかい」の名の下で行ってはならないとされている。

窃盗の分類

日本国の警察庁が犯罪統計[6]において用いている窃盗の手口による分類を示す。

  • 侵入盗
    • 空き巣、忍込み、居空き、ATM破り、金庫破り、旅館荒し、官公署荒し、学校荒し、病院荒し、給油所荒し、事務所荒し、出店荒し、工場荒し、更衣室荒し、色情ねらい(下着泥棒、後述)、倉庫荒し、その他
  • 乗り物盗
  • 非侵入盗
    • 職権盗、慶弔盗、追出し盗、買物盗、訪問盗、払出盗、ATMねらい、窓口ねらい、途中ねらい、室内ねらい、客室ねらい、病室ねらい、ひったくり、すり置引き、仮睡者ねらい、車上ねらい、部品ねらい、脱衣場ねらい、自動販売機ねらい、色情ねらい(下着泥棒、後述)、工事場ねらい、万引き、職場ねらい、同居ねらい、賽銭荒らし、資源ごみの持ち去りその他

その他、窃盗の手法や対象物に基く呼び名としての分類であり、法律上の分類ではないが、よく見られる用語を示す。

窃盗犯の分類

美術窃盗対策組織
  • 国際美術研究財団英語版 - 美術品の研究、窃盗品などの情報を収集する非営利団体
  • ヨーロッパ盗難美術委員会英語版 - ヨーロッパで盗難された美術品に関する情報を美術館などに提供するウェブポータルを持つ。
  • アート・ロス・レジスター英語版(Art Loss Register) - 世界最大の盗品・紛失作品のデータベース提供会社
  • アート・リカバリー・グループ英語版 - イタリアに本部がある芸術市場や文化遺産機関に盗難美術品の情報提供・捜索を手掛ける会社

著名な泥棒

架空の人物については「怪盗」を参照。

窃盗への対策

  • で固定(例:鎖付図書
  • 警告文を表示する(例:ブックカース
  • 持ち出したことをわかるようにする:RFID(無線通信技術を応用したもの)

脚注

  1. ^ 盗んだカードで金引き出す、中国人再逮捕・1人手配」『読売新聞読売新聞社、2005年1月14日。オリジナルの2005年1月14日時点におけるアーカイブ。2025年8月11日閲覧。
  2. ^ 現金を紙にすり替え、信金支店長代理を窃盗容疑で逮捕」『読売新聞』読売新聞社、2005年1月16日。オリジナルの2005年1月17日時点におけるアーカイブ。2025年8月11日閲覧。
  3. ^ 元北京大助教授、新幹線内で窃盗容疑で逮捕…兵庫県警」『読売新聞』読売新聞社、2005年3月19日。オリジナルの2005年3月19日時点におけるアーカイブ。2025年8月11日閲覧。
  4. ^ 風俗店員女性の財布から8万円盗む、元五輪選手を逮捕」『読売新聞』読売新聞社、2005年12月6日。オリジナルの2005年12月7日時点におけるアーカイブ。2025年8月11日閲覧。
  5. ^ 「湾岸に行きたくなかった」 脱走後窃盗の米兵に有罪判決」『朝日新聞朝日新聞社、2006年3月15日。オリジナルの2006年3月17日時点におけるアーカイブ。2025年8月11日閲覧。
  6. ^ 犯罪統計書 平成23年の犯罪
  7. ^ 住宅のガラス焼いて割り侵入…埼玉・羽生で窃盗6件」『読売新聞』読売新聞社、2005年1月21日。オリジナルの2005年1月23日時点におけるアーカイブ。2025年8月11日閲覧。
  8. ^ 現金2億円と宝石類、わずかな留守中に盗難…京都」『読売新聞』読売新聞社、2005年2月6日。オリジナルの2005年2月7日時点におけるアーカイブ。2025年8月11日閲覧。
  9. ^ 鈴木宗男・衆院議員宅に空き巣」『朝日新聞』朝日新聞社、2006年5月3日。オリジナルの2006年5月4日時点におけるアーカイブ。2025年8月11日閲覧。
  10. ^ 盗難カード被害、3カ月で約9億円の不正引き出し」『朝日新聞』朝日新聞社、2006年2月21日。オリジナルの2006年2月22日時点におけるアーカイブ。2025年8月11日閲覧。
  11. ^ 銀行カードをスキミングで偽造、中国人ら20人摘発へ」『読売新聞』読売新聞社、2005年1月19日。オリジナルの2005年1月21日時点におけるアーカイブ。2025年8月11日閲覧。
  12. ^ 八巻正治は自著『君は麦畑の風の中を』の中で「秋の紅葉が過ぎ冬場になると、あたりの山々がもうミカン色いっぱいになります。そしてドライブをしながらヒョイと手を伸ばせば道端のミカンが簡単に取れるのです(ゴメンナサイ)」(同書pp.168)と軽い口調で窃盗の告白をしている。当時、大学教授であった人物が、このような文章を冗談めかしつつも平然と書いていることが、いかに「畑泥棒」が軽い犯罪であるかのように考えられているかの一例である。
  13. ^ 社会保険庁の職員が下着ドロ未遂、逮捕」『読売新聞』読売新聞社、2004年9月12日。オリジナルの2004年9月12日時点におけるアーカイブ。2025年8月11日閲覧。
  14. ^ 車内で発見の仏像、秋篠寺蔵と確認 奈良・法隆寺窃盗」『朝日新聞』朝日新聞社、2006年2月7日。オリジナルの2006年2月9日時点におけるアーカイブ。2025年8月11日閲覧。
  15. ^ 故高田博厚さんの作品盗んだ男逮捕」『朝日新聞』朝日新聞社、2006年3月15日。オリジナルの2006年3月17日時点におけるアーカイブ。2025年8月11日閲覧。
  16. ^ 市重要文化財の仏像15体盗難 岐阜・羽島市の薬師寺」『朝日新聞』朝日新聞社、2007年12月8日。オリジナルの2007年12月10日時点におけるアーカイブ。2025年8月11日閲覧。

関連項目



盗難

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2017/10/11 15:00 UTC 版)

安国寺 (壱岐市)」の記事における「盗難」の解説

朝鮮半島から流出した文化財の返還問題」を参照 1994年7月23日591帖のうち493帖が宝物殿から盗まれていることが発覚した1995年にしみや汚れ巻末署名などが酷似したもの3帖が韓国「発見」され、韓国の国宝284号に指定された。日本の外務省1998年韓国政府に対して調査依頼したが、個人所有であるとして返還認められなかった。所有者は、コリアナ化粧品(코리아나화장품)会長韓国博物館会長の兪相玉(유상옥、ユ・サンオク)である。

※この「盗難」の解説は、「安国寺 (壱岐市)」の解説の一部です。
「盗難」を含む「安国寺 (壱岐市)」の記事については、「安国寺 (壱岐市)」の概要を参照ください。

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盗難

出典:『Wiktionary』 (2019/09/29 01:25 UTC 版)

名詞

とうなん

  1. ものを盗まれること。

関連語

翻訳


「盗難」の例文・使い方・用例・文例

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