白石誠法律事務所
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/20 06:03 UTC 版)
九頭 元人 演 - 豊川悦司 本作の主人公。40歳。白石誠法律事務所に所属する弁護士。女好きでよくナンパをしたり、「区役所職員」と身分を偽ってキャバクラに毎日のように通いつめるなど、弁護士とは思えぬ下品な発言や型破りな行動が多い。その一方で依頼人や当事者のちょっとした言動を鋭く把握する洞察力に長けており、その能力は事務所の同僚にも一目置かれている。また、新人の武田には難しい案件の検証を遅くまで一人で行ったり、国光の営む古書店で必要な知識を仕入れたりなど案件解決のための努力を怠らなかったり、かつての恋人である秋野葉月に対する思いやりを持ち続け、葉月の見合い相手の無神経な言動に激怒したりするなどの真摯な一面も持ちあわせている。 ドラマ版オリジナルの設定としては、初対面の相手には「弁護士のくずです、ヨロシク!」と自己紹介する。浪費癖があり、前述のキャバクラ通いやパチンコのせいで、金銭的に困窮するときがある。手品(特にカードマジック)が得意。事務所の机の上は様々な玩具で埋め尽くされている。好物は生卵を入れた日清カップヌードル(味問わず)。携帯の着メロはイヌ、ネコ、カラス、ウマ、ウシ、セミ、ゾウといった動物の鳴き声。鼻か頬に絆創膏(ばんそうこう)を貼っており、見せ場では剥がす。 武田 真実 演 - 伊藤英明 原作では女性だが、ドラマ版では男性になっている。28歳。鹿児島県出身。白石誠法律事務所に所属する、生真面目で熱血漢の新人弁護士。「人権派の弁護士、白石誠」に憧れ鹿児島から上京したが、九頭とコンビを組まされる。感情の起伏が激しく、興奮すると鹿児島弁が出てしまったり、映画を見て号泣したり、不遜な態度をとる担当した弁護人を怒りに任せて殴ろうとした事もある。女性への免疫が極端に弱く、女性経験は2.5人。結構鈍臭いところがあり、失敗しては「しもた〜!」と叫んでいる。剣道五段で、携帯電話の着メロはアニメ版「赤胴鈴之助」のオープニングテーマ『がんばれ!赤胴鈴之助』。徹子に憧れており、最終回で「徹子と結婚する」と宣言。 加藤 徹子 演 - 高島礼子 39歳→40歳 白石誠法律事務所に所属する弁護士。以前、大企業の顧問弁護士として九頭と対決したことがある。その裁判の後、九頭の弁護士としての考え方に共感し、白石誠法律事務所へ入所。九頭のことを憎からず思っており、武田は可愛い後輩と見ている(すなわち恋愛対象とは思っていない)。結婚していない事を非常に気にしており、年齢や恋愛の話になると機嫌が悪くなる。 小俣 夕花 演 - 星野亜希 26歳。白石誠法律事務所で働く事務員。グラマラスで合コン好きで男の扱いが上手い、いわゆる今風の女性。事務所のマスコット的存在で、お嫁さんにしたい女を目指している。しばしば九頭に尻を触られるが全く意に介さない一方で、武田の同様の行為に対してはセクハラ呼ばわりする。 白石 誠 演 - 北村総一朗 60歳。白石誠法律事務所の所長。テレビのコメンテーターとしてよく出演しており、認知度も高い。人権派として知られるが、実態は小市民的であり、テレビの姿と実際の姿にかなりのギャップがある。「事務所の職員はファミリー」と考えており、型破りな一面を見せる九頭をクビにしない。愛妻家で、妻を「ワイフ」と呼んでいる。「クリリン」という犬を飼っている。毎週、事務所の掛軸に自筆の一言(ことわざなど)を書いている。民事訴訟を得意としているが、自分の信条で少年事件の付添人、家事事件、破産事件等の、いわゆる「金にならない事件」を多く引き受けており、そのためか事務所は飾り気のない小規模なものとなっている。小市民的な面を見せながらも真面目な人物だが、九頭もツッコミを入れるボケ的なキャラクターとなっている。
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