白峯会
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/07/28 14:12 UTC 版)
『3』に登場した組。拠点は港区のマンションで、その付近を中心に株取引(インサイダーなどの非合法も含む)と不動産業で東城会の懐を支えていた。『4』では葛城の発言により解体したことが判明するが、その喪失は東城会にとっても相当の痛手となった模様。 峯 義孝(みね よしたか) 声 - 中村獅童 身長185cm、体重80kg、A型 東城会若頭補佐で、直系白峯会会長。33歳。背中の刺青は麒麟。頭脳明晰かつ普段は冷静沈着な物腰を崩さず、平時は表立って事を荒立てるような事はしない穏健派だが、一度激昂すると、部下であろうと子供であろうと一切容赦しない凶暴性を露わにする。神田からは成り上がりのインテリヤクザとして見られ、「西洋かぶれ」などと舐められているが、自宅に備えたトレーニングルームで日々鍛錬を重ねている。その甲斐あって格闘技の実力にも長けており、本人もそれを自負している。戦闘では総合格闘技を下地とした強力かつ多彩な技を使用する他、連続攻撃と攻撃避けを得意とする橙ヒート、ガード不能攻撃とヒートアクションを繰り出す赤ヒート、固いガードと体力回復能力を持つ青ヒートといった3種類のヒート状態を使い分ける。 幼少時代は成績が優秀だったが、貧しい孤児であったために他の子供達から村八分同然の扱いを受け続け、唯一の身内である「おじさん」(声 - 島田敏)の死をきっかけに成り上って富を得ることを決意し、ベンチャー関係の会社員となる。その後、金を得るためだけに働いた末に膨大な富を手に入れたが、周りは金のことしか考えない人間しかおらず、人間不信になる。その後は人同士の絆に疑問を感じながらも揺るがぬ絆を求めた末、親子杯などの疑似的な家族関係を重視する極道世界に興味を抱き、出所直後の神田強に話を持ちかけて金を積み、神田からの紹介で東城会に足を踏み入れる。その後、会長の大吾と出会い、初めて一人の男として認めてくれた大吾に惚れ込んで彼に尽くした末に東城会の若頭補佐に任命される。その後、大吾が殺されたと思い込んだことや、自身と同じ境遇でありながら正反対の生き方をしている桐生に嫉妬して暴走し、ブラックマンデーに協力して東城会のトップに立つことを画策する。既に神田には愛想を尽かしており、桐生に負けた腹いせに自身のコレクションを破壊、なおも金と構成員を要求する神田を完膚無きまでに殴り飛ばし、部下に命じて殺害させその生首をアタッシュケースに納めた。後に東都大学病院の屋上での桐生との最後の死闘に敗北後は桐生と共にリチャードソンに殺されそうになったところを意識を取り戻した大吾に救われ、極道として最期のケジメを付けるために桐生と大吾の制止を振り切ってリチャードソンと共に身を投げた。。 『ONLINE』では上記の過去のエピソードが深堀りされており元々は神田から紹介され、最初は錦山組組員として活動して、他組織の三次団体をM&Aしシマや優良な物件を地上げする代わりに、以前の親組織より上納金を減らすという双方に利がある経営方法を取り、さらに交渉を有利に進める為相手組織の不利な情報を得て交渉に利用するなどの手法で、勢力と上納金を増やし出世していった。そのことで自身の立場が危うくなった錦山組二代目組長代行に密かに命を狙われるが、逆に二代目代行を神田と共にハメるものの完全には成功せず、その後報復され窮地に陥る。それを堂島大吾によって助けられ、一構成員に対しても家族と呼んで守る彼の器に深い感銘を受け忠誠を誓うようになる。 片瀬(かたせ) 声 - 鈴木真仁 峯の女性秘書。峯の率直な判断を受け入れ、それを実行するなどの峯を中心に考えており、峯からも厚く信頼されていた。最終決戦で敗北した峯に対して仕事(数千億規模の案件)における決定を求めての不安から連絡したが、それが峯本人の身を案じていたわけでは無かったという事実を彼に突き付けることとなり、落胆されて電話を切られた。 白峯会若頭 名前通り白峯会の若頭を務める男。本名は不明。戦闘ではメリケンサック装備状態の玉城に似た格闘スタイルで戦う。東都大学病院に乗り込んで来た桐生を迎え撃つも、組員を全員蹴散らされた後に自身も敗北する。峯と大吾の居場所を白状した。
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