琉道一家
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琉球街を治める極道組織。組織としては非常に小さいが組員達は地元の人間にとても信頼されている。
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琉道一家
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「龍が如くシリーズの登場人物」の記事における「琉道一家」の解説
『3』に登場した沖縄の極道組織。琉球街南のアーケード付近に事務所を構え、現地を愛する義理人情に篤い超地域密着型組織のために地元の人からとても慕われている。またアサガオがある住宅街は縄張り、かつ法律上正式に所有している土地であり、仲介人を介して居住者に又貸しして賃貸料を得ている。 名嘉原 茂(なかはら しげる) 声 - 泉谷しげる 琉道一家組長で、名嘉原興業の社長。60歳。刺青はハイビスカスとシーサー(獅子)。義理人情に篤く、沖縄を誰よりも愛している。土地買収の件で桐生と揉めて啖呵を切ったが、アサガオの土地買収による玉城組からの脅迫をきっかけに桐生の男気に惚れたことで和解して兄弟盃を結ぶようになる。一年後はCIAの介入によって再び土地買収の件を迫られて拒否したために権利書を奪われた挙句にリチャードソンに銃撃されたが、手術で一命を取り留める。その後はアサガオを破壊した玉城によって闘技場へと拉致されて闘牛に襲われそうになるが、駆けつけた咲を目にしたことで力を振り絞って闘牛を投げ飛ばした。その後、力也を失った際には己の無力さを嘆くようになる。 島袋 力也(しまぶくろ りきや) 声 - 藤原竜也 身長177cm、体重76kg、B型 琉道一家若頭で、沖縄と仁義を愛する熱い男。25歳。自身が「沖縄の魂」と称するほどにハブには思い入れがあり、素手の喧嘩を得意とする意味で「ステゴロのハブ」を自称し、背中にもシュロの葉を巻いたハブの刺青が彫られている。また、確かな喧嘩の実力やチンピラをひと睨みで追い返すほどの極道としての凄みも持つ一方で、地元の人と気さくに喋ったり太一を立ち直らせるために覆面レスラー「リッキーマスク」を演じるなど地元の人やアサガオの子供達からも慕われている。戦闘では素早い攻撃を軸に飛び膝蹴りやハンマーパンチを織り交ぜてくる。初めは桐生を敵視していたが、決闘に敗れた後に和解して兄貴と呼び慕うようになり、名嘉原が撃たれて以降は真相を突き止めるために桐生に付き従って神室町で行動を共にするようになる。その後、沖縄に戻り、そこで玉城に誘拐された名嘉原を救うために桐生の後を追って闘牛場へ駆けつけたが、桐生を庇って玉城に撃たれてしまい、最後は涙する桐生の腕の中で「峯に負けないで」と言い遺して息を引き取った。 背中のハブの刺青には目に色が入っていない。これは当時の彫師が仕上げ前に亡くなり、沖縄の魂を理解し、自分の背中を任せられる他人が見つからなかった為である。桐生と親交を深めた後、神室町を訪れた際に町全体に魅力を感じ、「この町にいる彫師なら沖縄の魂を理解してくれるかもしれない」と考えるようになる。その後のサブストーリーで桐生に龍神会館にいる二代目歌彫を紹介して貰い、刺青自体は評価されるものの、力也自身の人となりを知らないが為に手を加える事を断られる。不満たらたらで会館を出た直後、堅気に絡んでいたチンピラを桐生と共に撃退し、その親分格として刺青を見せびらかしながら威張っていた室戸をひと睨みで退散させる。その一部始終を見ていた歌彫の問いかけに「自分の刺青は相手を脅す為ではなく、沖縄を背負う為に入れた」、「あんな奴(室戸)は殴る価値も無い。自分が認めた相手としかケンカしないのが俺の流儀だ」と正直に答えたところ、認められてハブの刺青を仕上げて貰う。 新垣 幹夫(あらがき みきお) 声 - 宮川大輔 力也や名嘉原に憧れて極道の世界に足を踏み入れた琉道一家若衆。髪は金髪で、少々太めの体格をしており、まだ新人なためにミスが目立つところもあって特に食費では琉道一家の家計を困らせている。また、琉球街に実の父親がいるために地元住民からも「幹夫ちゃん」と呼ばれたりとどこか憎めないような愛嬌を持ち、また大工を目指していた時期があったためにアサガオに来たマメ用の犬小屋を作ったこともある。協力闘技では戦う事が可能で、戦闘では相撲で戦う。力也が敗れた後は彼と同様に桐生と和解し、以後は桐生のことを叔父貴と呼ぶようになる。その後、強引に土地買収をしようとする峯と玉城組からアサガオを守ろうとしたが、玉城組の構成員が破壊しようとする犬小屋を守ろうとして重傷を負ってしまう(犬小屋も後に破壊された)。その後のエピローグでは一命を取り留め、無事に退院した後に再び犬小屋を作る。 咲(さき) 声 - 庄司宇芽香 名嘉原の養女。12歳。スケッチブックを用いた意思疎通を行うが、年齢に似合わぬ卓越した画力を持っている。両親から虐待を受けた挙句に母に捨てられ、更には父が首を吊って自殺する光景を目撃した経験から心因性失声症となるが、後に名嘉原銃撃事件の襲撃者を目撃した際は犯人の似顔絵を桐生に渡し、また実父のように慕っている名嘉原の似顔絵を玉城や実の母に誘拐されて桐生に救われた後に渡す。その後、闘牛に襲われる名嘉原の窮地に声を発して以降は会話が出来るようになり、アサガオの子供達とも打ち解ける。
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