物語の起源とは? わかりやすく解説

物語の起源

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/03 02:37 UTC 版)

三湖伝説」の記事における「物語の起源」の解説

室町時代1407年応永14年)に玄棟によって成立した説話集の『三国伝記』には三湖伝説元になったと思われる説話記録されている。巻12第12話次のような話である。 中頃播州書写山辺りに、釈難という法華持者がいた。参詣すでに30度という熱心な熊野権現信者だったが、生きながら弥勒出生会いたい願い3年参籠して祈ったところ、千日目の夜「ただちに関東下向して、常陸出羽との境にある言両の山に住むならば、弥勒下生値遇きるであろう」との夢告があった。さっそくその山に行くと、頂には円形底知れない深さの池があった。その畔で『法華経』を読誦していると、年のころ18、9の女性毎日現れ聴聞する。難不思議に思っていると、女は「私の住処来て衆生のために法華読誦して欲しい」という。難が「私はここで弥勒出生待っているのだから、よそには行けない」と断ると、女は「私はこの池の主の竜女です。竜は一生の間に千仏出生に会うほど長命な生き物、私と夫婦になって弥勒下生待ってはいかが」という。難はなるほどと思案めぐらし、女とともに池に住むことにした。ある日、女がいうには「この山の三里西にある奴可の山の池にいる八頭大蛇が私を妻にしていて、1月の上15日は奴可の池に住み、下15日はこの池に来るので、もうやってくる頃です」と。難は少しも怯まず、『法華経8巻頭上置いた。すると、難の姿はたちまち九頭竜変じ八頭大蛇食い合うこと七日七夜、ついに八頭大蛇負けて大海入ろうとしたが、大きな生じて邪魔をしたため威勢尽きて小身となり、もとの奴可の池に入った。いまでも言両の池の側で耳を澄ますと、波の下に読経の声が聞こえるという。 「中頃」とは、そう遠くない昔のことで、「釈難」は「南祖坊」に相当し、「八頭大蛇」は「八郎太郎」に相当する。「言両の山」は常陸出羽の境にあるというが、常陸出羽は境を接していない。菅江真澄は『いはてのやま』で、盛岡永福寺僧侶南層が八郎太郎追い出してになった伝説記しているが、「しかはあれど」と続いて三国伝記』のこの話を詳述している。しかし真澄も言両の山の位置関係には納得できず、言両の山は「陸奥の国出羽の国の境」にあったと書き換え上で陸奥常陸書き間違っていると念を押し、言両の山は十和田湖、奴可は「八ツ耕田」(八甲田ではないか推定している。後に真澄秋田漫遊した後で十和田湖実際に行った時の記録『十曲湖』では「言両」を削除し「奴可」は「齶田」(秋田)の湖と書き改めている。この結果最初の湖は名前を語らないことでかえって十和田湖であることと、後の湖は八郎潟であるとの考え明確にしている。

※この「物語の起源」の解説は、「三湖伝説」の解説の一部です。
「物語の起源」を含む「三湖伝説」の記事については、「三湖伝説」の概要を参照ください。


物語の起源

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/11/23 09:44 UTC 版)

ジヌー」の記事における「物語の起源」の解説

ハバートはOT III1966年暮れから1967年はじめにかけて北アフリカ書いた。彼はサイエントロジー私有海軍(ザ・「シー・オーグ」)の最初の船、「エンチャンター」に乗り込むため、ラス・パルマス県向かっている道中だった(OT III には「1967年12月に、私は飛込みをしなければいけないものを知っていた」との記述があるが、この文章はこの記述よりずっと前に公表された)。後になって彼はOT IIIは彼自身による発見だと強調したサイエントロジー批判者は他の要因文章働きかけていると主張してきた。彼のメアリー・スーへのあるとき、ある手紙の中で、ハバード彼の研究支持するため、酒を飲み覚せい剤飲み、LSDを飲んでいるといった(「僕はたっぷりのラム酒と、目玉飛び出るようなLSDと、他にもいろんな酒をやっているよ」)。彼の当時アシスタント、ヴァージニア・ダウンズバーロウは彼女は後に習慣となった彼の薬物摂取をやめさせて、引き離さなければならなかったと述べている。『素顔救世主原題:Bare-faced Messiah)』を書いたラッセル・ミラーは、ハバードにとって衰弱した状態で発見されることは重要なことで、それはOT IIIを"差し迫った重要性研究成果"として提示するためだと推測したジヌー要素サイエントロジーOT IIIよりも前から現れていた。ハバード地球外紛争描写はずっと前、1950年の『Have You Lived Before This Life?(この人生、生きてませんでしたか?)』に著されている。そしてそれらの記述は、前世で他の星で生きていたと報告する信者から熱心に励まされていた。

※この「物語の起源」の解説は、「ジヌー」の解説の一部です。
「物語の起源」を含む「ジヌー」の記事については、「ジヌー」の概要を参照ください。

ウィキペディア小見出し辞書の「物語の起源」の項目はプログラムで機械的に意味や本文を生成しているため、不適切な項目が含まれていることもあります。ご了承くださいませ。 お問い合わせ



英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「物語の起源」の関連用語

物語の起源のお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



物語の起源のページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
Text is available under GNU Free Documentation License (GFDL).
Weblio辞書に掲載されている「ウィキペディア小見出し辞書」の記事は、Wikipediaの三湖伝説 (改訂履歴)、ジヌー (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。

©2025 GRAS Group, Inc.RSS