混雑率とは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 辞書・百科事典 > デジタル大辞泉 > 混雑率の意味・解説 

こんざつ‐りつ【混雑率】

読み方:こんざつりつ

《「混雑時の乗車率」の意》特に、通勤・通学列車ラッシュ時混雑度合い座席吊り革全部使用されており、扉付近に数人立っている状態を100パーセントとする。実際乗客数駅員車掌推定よる。乗車率

[補説] 150パーセントでは新聞広げて楽に読めるが、250パーセントになると扉の開閉が不自由になるという。


混雑率

鉄道の混雑率は、輸送人員÷輸送力算出されます。混雑緩和は、民鉄サービス向上大きな目標ですが、この目標数値として最混雑区間におけるラッシュピーク1時間の混雑率が使われ国土交通省長期目標新聞楽に読める程度緩和したいとしてます。

このため大手民鉄各社では、毎年度ごとに莫大な設備投資行い線路増設車両増強連結車両増加運転間隔短縮大型化、駅ホーム延長変電所増設などが実現されきました混雑度の目安次の通りです。

100%]=定員乗車座席につくか、吊り革につかまるか、ドア付近につかまることができる。
150%]=肩が触れ合う程度で、新聞楽に読める
[180%]=体が触れ合うが、新聞読める
200%]=体が触れ合い、相当な圧迫感がある。しかし、週刊誌なら何とか読める
250%]=電車揺れるたびに、体が斜めになって身動きできない。手も動かせない

関連ページ:輸送力増強と安全輸送の強化


混雑率

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/06 10:23 UTC 版)

東京都交通局日暮里・舎人ライナー」の記事における「混雑率」の解説

2009年11月25日平日の朝ラッシュ時では、始発駅見沼代親水公園駅では座席が埋まる程度である。しかし、江北駅発車した辺り定員乗車超え吊り革が埋まる。扇大橋駅発車すると、以降は各駅ごとの乗車人員少なくなり、都電荒川線との乗換駅である熊野前駅では降車人員見られる西日暮里駅では全乗客のうち4割程度降車し日暮里駅到着する2020年度の朝ラッシュ時の最混雑区間赤土小学校前駅西日暮里駅間であり、ピーク時(7:20 - 8:20)の混雑率は140%である。 2014年度以降は混雑率が180%を超える状況続き全国鉄道路線中でも高レベルとなっており、輸送力増強急務となっているが、現行の信号保安装置及び閉そく割では、2020年3月改正の3分14ヘッド限界となっている。2020年度新型コロナウイルス感染症COVID-19流行影響を受け前年度より50ポイント近く下落したが、他の路線軒並み下落したことにより全国ワースト1位の混雑率となった次点信越本線新津駅新潟駅間の135%)。沿線足立区では混雑緩和策として、従前からの並行路線である都営バス里48系統への利用分散呼び掛けている。 2017年より東京都交通局公式サイト公開された「混雑見える化」では、西日暮里駅を7:40 - 8:10到着する列車が最も混雑する開業時から運行していた車両300形は、当初車両中央部ロングシートとする予定であったが、混雑時に重量超過恐れがあるためにクロスシート採用した。しかし、車両付近に乗客集中して詰め込みが効かなかったため、2009年度から増備された編成車両中央部一部箇所ロングシートになった300形開業当初12編成から16編成まで増備し、既存編成2011年度まで車両中央部一部箇所ロングシート変更された。2015年度以降導入され330形320形は、車両軽量化して車両中央部ロングシートとなり、定員増加し混雑時の詰め込みが効くようになった2019年度末に増備された330形2本は、全車両にフリースペース設け車内空間拡大している。 さらに2022年度より、座席全てロングシート化して定員増やした車両順次更新する計画がある。 300形クロスシート)の車内2008年3月31日330形車内2015年10月10日

※この「混雑率」の解説は、「東京都交通局日暮里・舎人ライナー」の解説の一部です。
「混雑率」を含む「東京都交通局日暮里・舎人ライナー」の記事については、「東京都交通局日暮里・舎人ライナー」の概要を参照ください。

ウィキペディア小見出し辞書の「混雑率」の項目はプログラムで機械的に意味や本文を生成しているため、不適切な項目が含まれていることもあります。ご了承くださいませ。 お問い合わせ


英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「混雑率」の関連用語

混雑率のお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



混雑率のページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
デジタル大辞泉デジタル大辞泉
(C)Shogakukan Inc.
株式会社 小学館
日本民営鉄道協会日本民営鉄道協会
(C) 2025 (社)日本民営鉄道協会
ウィキペディアウィキペディア
Text is available under GNU Free Documentation License (GFDL).
Weblio辞書に掲載されている「ウィキペディア小見出し辞書」の記事は、Wikipediaの東京都交通局日暮里・舎人ライナー (改訂履歴)、常磐緩行線 (改訂履歴)、日豊本線 (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。

©2025 GRAS Group, Inc.RSS