すさきパラダイス【洲崎パラダイス】
洲崎パラダイス
洲崎 (東京都)
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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/12/01 06:53 UTC 版)
洲崎(すさき)は、東京都江東区東陽一丁目の旧町名。元禄年間(1688~1704)に埋め立てられた土地であり[1]、古くは「深川洲崎十万坪」と呼ばれた海を望む景勝地であった。明治21年(1888)に根津から遊郭が移転し[1]、1958年(昭和33年)の売春防止法成立まで吉原と並ぶ都内の代表的な遊廓が設置され、特に戦後は「洲崎パラダイス」の名で遊客に親しまれた歓楽街であった。三浦哲郎の小説『忍ぶ川』の舞台として知られる。
- ^ a b 『大辞泉』
- ^ 現在の地下鉄木場駅上空から北北東を望む。舞っている鳥はイヌワシ。左中の「広重画」の下に立って見えるのは深川木場の材木、イヌワシが見つめる先の海上に漂うのは、安政江戸地震で出た死者のための棺桶。
- ^ 東京市 編『東京市史稿. 変災編 第2』東京市、1915年7月15日、p542,543頁 。2013年4月14日閲覧。
- ^ 東京日日新聞9月17日
- ^ 下川耿史 『環境史年表 明治・大正編(1868-1926)』289頁 河出書房新社刊 2003年11月30日刊全国書誌番号:20522067
- ^ 小島貞二『禁演落語』筑摩書房、2002年4月、pp186-187。
- ^ 「おおが」ではなく「タイガー」と呼ばれていた。
- 1 洲崎 (東京都)とは
- 2 洲崎 (東京都)の概要
- 3 沿革
- 4 主な名所・遺構・キーワード
- 5 参考文献
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