洲崎パラダイスとは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 辞書・百科事典 > デジタル大辞泉 > 洲崎パラダイスの意味・解説 

すさきパラダイス【洲崎パラダイス】

読み方:すさきぱらだいす

芝木好子短編小説赤線よばれた戦後下町歓楽街生きる人々の姿を描く。同作表題作とする短編集昭和30年(1955)刊。昭和31年(1956)川島雄三監督により「洲崎パラダイス赤信号」の題名映画化


洲崎パラダイス

作者芝木好子

収載図書洲崎パラダイス
出版社集英社
刊行年月1994.9
シリーズ名集英社文庫

収載図書芝木好子名作選 上
出版社新潮社
刊行年月1997.10

収載図書網野菊芝木好子中里恒子
出版社角川書店
刊行年月1999.5
シリーズ名女性作家シリーズ

収載図書湯葉青磁砧
出版社講談社
刊行年月2000.10
シリーズ名講談社文芸文庫


洲崎 (東京都)

(洲崎パラダイス から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/12/01 06:53 UTC 版)

洲崎(すさき)は、東京都江東区東陽一丁目の旧町名。元禄年間(1688~1704)に埋め立てられた土地であり[1]、古くは「深川洲崎十万坪」と呼ばれた海を望む景勝地であった。明治21年(1888)に根津から遊郭が移転し[1]1958年昭和33年)の売春防止法成立まで吉原と並ぶ都内の代表的な遊廓が設置され、特に戦後は「洲崎パラダイス」の名で遊客に親しまれた歓楽街であった。三浦哲郎の小説『忍ぶ川』の舞台として知られる。


  1. ^ a b 『大辞泉』
  2. ^ 現在の地下鉄木場駅上空から北北東を望む。舞っている鳥はイヌワシ。左中の「広重画」の下に立って見えるのは深川木場の材木、イヌワシが見つめる先の海上に漂うのは、安政江戸地震で出た死者のための棺桶。
  3. ^ 東京市 編『東京市史稿. 変災編 第2』東京市、1915年7月15日、p542,543頁https://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/1915633/2922013年4月14日閲覧 
  4. ^ 東京日日新聞9月17日
  5. ^ 下川耿史 『環境史年表 明治・大正編(1868-1926)』289頁 河出書房新社刊 2003年11月30日刊全国書誌番号:20522067
  6. ^ 小島貞二『禁演落語』筑摩書房、2002年4月、pp186-187。
  7. ^ 「おおが」ではなく「タイガー」と呼ばれていた。


「洲崎 (東京都)」の続きの解説一覧


英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「洲崎パラダイス」の関連用語

洲崎パラダイスのお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



洲崎パラダイスのページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
デジタル大辞泉デジタル大辞泉
(C)Shogakukan Inc.
株式会社 小学館
日外アソシエーツ株式会社日外アソシエーツ株式会社
Copyright (C) 1994- Nichigai Associates, Inc., All rights reserved.
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアの洲崎 (東京都) (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。

©2024 GRAS Group, Inc.RSS