江戸の人口とは? わかりやすく解説

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江戸の人口

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/12/29 15:35 UTC 版)

江戸の人口(えどのじんこう)では戦国時代安土桃山時代江戸時代明治初期における江戸(現在の東京)の人口を解説する。


  1. ^ R. Price-Williams, "The Population of London, 1801–81", Journal of the Statistical Society of London, Vol. 48, No. 3 (1885), pp. 349–440. なお1801年当時の行政区分であるシティ・オブ・ロンドンの人口は12万8129人、後世のグレーター・ロンドンに相当する地域の人口は101万1157人。
  2. ^ 清朝時代の戸籍人口は都市別集計が余り残っていないものの、北京は1845年に164万8千人とあり、1800年頃はこれよりも人口が少なかったと見られる。
  3. ^ a b 鈴木理生, 『幻の江戸百年』, 筑摩書房, 1991年.
  4. ^ 澤太郎左衛門, 「徳川家家八朔祝賀の起因」, 『舊幕府』, 第2巻(第2号), pp.75–84 (1898年).
  5. ^ a b Tertius Chandler, "Four Thousand Years of Urban Growth: An Historical Census", Lewiston, NY: The Edwin Mellen Press, 1987.
  6. ^ a b c d e f 小宮山綏介, 「府内の人口」 『江戸旧事考』, 2巻, pp. 19–23 (1891年). なお一部計算結果が合わない箇所がある。
  7. ^ 中部よし子, 『近世都市の成立と構造』, 新生社, 1967年.
  8. ^ (a) 内藤昌, 「江戸―その築城と都市計画―」, 『月刊文化財』, (175号), pp.15–29 (1978年). (b) 内藤昌, 『江戸の町』, 草思社, 1982年. (c) 内藤昌, 「都市構造における職人町のありかた」, 『歴史公論』, 9巻 (8号, 通巻93号), pp.76–82 (1983年).
  9. ^ a b 幸田成友, 「江戸の町人の人口」, 『社会経済学会誌』, 8巻 (1号), pp. 1–23 (1938年).
  10. ^ a b c d 勝海舟, 「江戸人口小記」, 「正徳ヨリ弘化迄江戸町数人口戸数」, 『吹塵録』, 大蔵省, 1890年.
  11. ^ a b c 山下重民 「江戸市街統計一班」, 『江戸会雑誌』, 1冊(2号), pp. 18–26 (1889年).
  12. ^ 柚木重三、堀江保蔵 「本邦人口表」 『経済史研究』7号, pp. 188–210 (1930年).
  13. ^ a b c d e 鷹見安二郎「江戸の人口の研究」『全国都市問題会議』, 第7回1(本邦都市発達の動向と其の諸問題上), pp. 59–83 (1940年).
  14. ^ 高橋梵仙『日本人口史之研究』三友社, 1941年.
  15. ^ a b 関山直太郎『近世日本の人口構造』吉川弘文館, 1958年.
  16. ^ 南和男『幕末江戸社会の研究』吉川弘文館, 1978年.
  17. ^ a b 三田村鳶魚, 『江戸の女』, 早稲田大学出版部, 1934年.
  18. ^ 高島正憲, 『経済成長の日本史 古代から近世の超長期GDP推計 730―1874』, 名古屋大学出版会, 2017年.
  19. ^ (a) 西山松之助, 竹内誠編, 『江戸三百年② 江戸ッ子の生態』, 講談社, 1975年. (b) 山城由紀子, 「吉原細見」の研究 ―元禄から寛政期まで―, 駒澤史学, (24号), pp. 111–134 (1976年).
  20. ^ a b 吉田東伍, 「江戸の歴史地理」, 『日本歴史地理之研究』, 冨山房, pp. 1–83 (1923年).
  21. ^ 勝海舟, 『氷川清話』, 河野成光館, 1909年.
  22. ^ 三田村鳶魚, 『足の向く儘』, 國史講習會, 1921年.
  23. ^ 後藤新平, 『江戸の自治制』, 二松堂書店, 1922年.
  24. ^ 阪本敦, 「平安京及江戸の人口に就て」, 『柳沢統計研究所季報』, 24号, pp. 41–68 (1928年).
  25. ^ (a) 北島正元, 『江戸時代』, 岩波書店, 1958年. (b) 北島正元, 「都市域の拡大と都市問題」, 『東京百年史 第一巻』, pp. 1081–1109, 1973年.
  26. ^ a b 鮫島龍行, 「れい明期の日本の統計」, 『統計』, 13巻(11月号) pp. 31–36 (1962年).
  27. ^ a b 内藤昌, 『江戸と江戸城』, 鹿島研究所出版会, 1966年.
  28. ^ a b 斎藤誠治, 「江戸時代の都市人口」, 『地域開発』, (9月号), pp. 48–63 (1984年). なお元論文では『明治十一年共武政表』記載の人口を明治11年(1878年)調の人口として表に引用しているが、実際には明治12月(1879年)1月1日調のものである。
  29. ^ 鬼頭宏, 「江戸=東京の人口発展:明治維新の前と後」, 『上智経済論集』, 34巻(1,2号) pp. 48–69 (1989年).
  30. ^ 今井登志喜, 「江戸の社會史的一考察」, 『社會經濟史學』, 2巻 (7号), pp. 693–706 (1932年).
  31. ^ 幸田成友, 『江戸と大阪』, 冨山房, 1934年.
  32. ^ 阪谷芳郎, 『最近の東京市』, 通俗大學會, 1915年.
  33. ^ a b 東京府, 『東京府史 行政編 第一巻』, 東京府, 1935年.
  34. ^ 『東京市史稿』による明治3年旧暦閏10月の東京府の族籍別本籍人口は, 平民59万2758人, 士族2万0530人, 士族家来1万7822人, 士族同居之者8人, 卒2万6724人, 卒家来並小者796人, 卒同居之者36人, 幕府附諸職人116人, 幕府附諸職人少者19人, 社務人1478人, 社務人召仕494人, 僧5165人, 僧召仕2743人, 尼25人, 穢多1143人, 非人2891人.
  35. ^ a b c 『統計集誌』による明治3年〜明治4年中の東京府の族籍別本籍人口は, 士族2万0552人, 卒2万6746人, 神職1176人, 僧尼5190人, 平民61万6571人, 穢多1143人, 非人2891人. 合計は『明治史要』の数字67万4269人と同一. 死刑171人を加えると67万4440人で、『府藩県石高人口表』の数字67万4447人とほぼ同一. 『明治史要』の人口は明治4年旧暦7月14日(1871年8月29日)調、『府藩県石高人口表』の人口は明治2年旧暦1月1日(1868年11月19日)調とあるが、『統計集誌』の人口を含め、実際にはこれらは明治3年旧暦閏10月の調査結果を族籍別に整理し直したものと思われる。
  36. ^ 『内務省第二回年報』による明治9年1月1日の東京府の族籍別本籍人口は, 華族2411人, 士族6万4694人, 平民80万4272人, 僧2151人, 尼94人.
  37. ^ 『東京府管内統計表』による明治10年1月1日の東京府の族籍別本籍人口は, 華族2497人, 士族5万9795人, 平民82万8389人.
  38. ^ 『東京府統計表』による明治10年1月1日の朱印六大区内の族籍別現住人口は, 華族2246人, 士族11万4699人, 平民59万9783人; 東京府内の族籍別現住人口は華族2586人, 士族13万5318人, 平民90万9690人.
  39. ^ 『東京府統計表』による明治11年1月1日の朱印六大区内の族籍別本籍人口は, 華族2241人, 士族6万2957人, 平民53万0226人; 朱印六大区内の族籍別現住人口は, 華族2309人, 士族12万5052人, 平民60万9458人; 東京府内の族籍別本籍人口は, 華族2571人, 士族7万5017人, 平民83万6733人; 東京府内の族籍別現住人口は, 華族2639人, 士族14万6052人, 平民92万3869人.


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