むさしあぶみとは? わかりやすく解説

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むさし‐あぶみ【武×鐙】

読み方:むさしあぶみ

サトイモ科多年草関東地方以西海岸近く林内みられる5月ごろ、仏炎苞(ぶつえんほう)に包まれた太い穂を出す。上部幅広く、鐙状をしている。

武蔵国作られた鐙。鋂(くさり)を用いないで、透かし入れた鉄板にして先端刺鉄(さすが)をつけ、直接に鉸具(かこ)としたもの

[補説] 鐙の端に刺鉄作りつけするところから、和歌では「さすが」に、また、鐙は踏むところから「踏む」「文(ふみ)」にかけて用いられる

「むさしあぶみさすがにかけて頼むには問はぬもつらし問ふもうるさし」〈伊勢一三

武蔵鐙の画像
撮影広瀬雅敏

むさしあぶみ (武蔵鐙)

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むさしあぶみ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2018/04/11 00:26 UTC 版)

むさしあぶみ』は、浅井了意による仮名草子で、万治4年(1661年)刊行。以後何度か刊行された。上下巻から成る。明暦3年(1657年)1月に発生した明暦の大火のことを記しており、被害状況を伝える図版も見られる。




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