武道関係
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/11 22:48 UTC 版)
本作に登場する武道関係の人々。 理子の父 声 - 青野武 演 - 佐藤二朗(テレビドラマ版、2020年劇場版) チョビ髭の赤坂流当主。テレビドラマ版・2020年劇場版では名前は赤坂哲夫(あかさか てつお)。娘がどうして三橋に惚れているのか理解できず、三橋を敵視している。三橋が目の前に現れると容赦なく攻撃を仕掛ける。良など門下生には、敵の背後を狙うように言い含めている。 黒崎 鉄矢(くろさき てつや) 声 - 古澤徹、演 - 阿部亮平(テレビドラマ版) 黒崎道場の跡取りであり、空手家。元忠高の不良でかなりの強さだったらしく、当初は卑劣な手でカツアゲしたり仲間を容赦無く殴るなど粗暴な性格。 赤坂道場と互いの道場の看板を懸けた交流試合には先鋒として参戦。谷川・良・今井を圧倒し、伊藤をも場外からの眼突きで下すが、激怒した三橋に畳を使った反則攻撃であっけなく敗れた(判定は三橋の反則負け、OVA版では原作より重傷を負った)。後日伊藤に再戦を挑まれ、完敗。その後はすっかり更生、世界一の空手家を目指して日夜河川敷で鍛錬を重ねていた。 登場当初は三橋伊藤に及ばない実力だったが、更生後は地道な努力でかなり実力を上げており、三橋伊藤が苦戦した凧葉の弟子たちを利き手が使えない状態で一蹴した。 鉄矢の父 声 - 飯塚昭三 黒崎道場の師範で、理子の父に看板を賭けた交流試合を持ちかけた男。審判なのにもかかわらず、試合中に自分の門徒を贔屓していた。OVA版では三橋に骨折沙汰の大怪我を負わされた。 樹茂(きも) 凧葉道場門下生。廻し蹴りを得意とする。凧葉が空手を教えて更生させた元不良の手本として三橋のクラスの体育の授業に連れて来るが、性根は変わっておらず、凧葉の目を盗んで月謝の名目で暴行と恐喝を繰り返していた。空手の試合で一度は三橋を失神させたが、後に汚い手段で黒崎の拳を潰したことに怒った三橋に完敗する。その後、報復のために凧葉に三橋・伊藤が悪人だと訴える。しかし、「正しいものが勝つ」と主張する凧葉が見守る中で黒崎との再戦となり、まったく歯が立たなかったばかりか、「月謝」を支払わせていた少年が来たことで悪事が露見した。その後、どうなったのかは田井と共に不明。 田井(たい) 凧葉道場門下生。ローキックを得意とする。樹茂と同じく凧葉に連れて来られたが、性根は変わっておらず、入門生を連れて来なかった軟高空手部員に練習の名目で執拗に暴行し、道場破りに来た黒崎に1人では勝てないと見るや、複数でリンチし拳を潰すなど汚い手段も平気で使う。空手の試合で一度は伊藤に勝つが、汚い手段で黒崎の拳を潰したことに怒った伊藤に完敗する。その後、樹茂と共に凧葉を利用し、けしかけることで三橋たちに報復しようとしたが逆に悪事が露見してしまった。 凧葉(たこば) 軟葉高校理事長の甥で凧葉道場の師範。理事長に頼まれ、主に三橋など不良生徒に空手を教え更生させようとする。空手の腕前は相当なものだが、単純な性格で人を見る目が無く樹茂、田井を始めとする弟子達には裏では馬鹿扱いされている。このことに凧葉は気づいておらず、二人は改心したと信じ込んでいた。 弟子たちに騙され三橋・伊藤と決闘するようにけしかけられるが、凧葉に戦いの意志はなく二人を非難するだけにとどめた。が、黒崎まで非難したことで二人の怒りを買い、三橋に痛打を受ける。その後、黒崎の方が門下生二人より強いと訴えられ、門下生を圧倒する黒崎の戦いぶりを見守り、彼らに対する認識を改める。更に樹茂と田井の悪事が露見すると激しい怒りを見せて自白を引き出した模様。その後、三橋たちに「仲間のために怒れる素晴らしい少年たち」と泣いて詫びるも、三橋に高級レストランで散々奢らされ、「やっぱり三橋は嫌いだ」という結論に落ち着いた。 森川 涼子(もりかわ りょうこ) 声 - 黒田由美 演 - 山本舞香(2020年劇場版) 北根壊事件で今井に惚れた剣道少女。2020年劇場版では永架高校の生徒。正義感が強く腕も立つが、思い込みが激しく口が悪い上にカッとなりやすい性格のため、しばしば怪我をする。北根壊編ではその思い込みのせいで三橋達を付け狙うが、散々悪態をついた自分を最後まで守ってくれた今井の姿に心を打たれ涙を流した。それ以来今井に想いを寄せ、今井の前では女性らしい振る舞いが多くなる。しかし恋愛には不器用で、良かれと思ってバナナをプレゼントするという天然な面も。双子の妹・湘子と共に、本作の女性版(厳密には逆版?)のような読み切り作品『今日からあたしゃ!!』の主演。転校を機にツッパリを辞め普通の女の子になろうとするも、湘子とスケバンが揉めた際、不良男が女の喧嘩に入ってきたことと湘子の髪を引っ張り回していたことでブチギレ。全員をしばき倒し、翌日からは不良達に「姐御」と崇められる女番長になってしまった。 なお、作品初盤で同名の者が出ている。同作者による読み切り『A子シリーズ』の第2回では、今井と共にファミリーレストランで仲睦まじく会話するカップルとして登場している。 『週刊少年サンデー』1995年50号の人気投票結果は18票を獲得して10位。
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