TOKYO FM 夢の第九コンサート
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TOKYO FM 夢の第九コンサート(とうきょうエフエム ゆめのだいくコンサート)は、毎年12月に東京都心に於いて開催されている、一般公募により都度結成される合唱団を従えてのベートーヴェン「第九」演奏をメインとする音楽興行。
注釈
- ^ 2013年の第4回公演まで3年間使用してきた東京国際フォーラム・ホールAからの会場移転に関して公演指揮者を務める西本智実は、その第4回公演の開催約3ヶ月前に自身のブログに掲載した記事の中で「国際フォーラムは5000人がクラシックを歌うには難しい構造で、客席後方で歌った人たちは、音の交わりもない状況になりがち。後方と舞台はかなり遠く感じてしまう」と述べると共に、「5000人以上の場合はやはりドーム状の場所のほうがアンサンブルの実感は合唱にはあるのだろう。多分ここでするのは今年最後になる」とも述懐、翌年以降の会場移転を既に仄めかしていた[1]
- ^ 2012年(平成24年)開催の第3回公演までは、公演タイトルの後ろに「supported by SUZUKI」の表記が添えられていたが、2010年(平成22年)開催の初回公演のみ、前記でも示しているように、タイトル中の「夢の第九コンサート」のすぐ前に「SUZUKI presents」(”SUZUKI”の部分にはスズキの企業ロゴがきていた)の表記が加えられている。なお2013年(平成25年)開催分の第4回公演の公演タイトルに”SUZUKI”の表記は見られないが、関連番組放送告知のプレスリリースから、前年同様にスズキが協賛していることが確認できる[3]。なお、2014年開催の第5回公演に於いても同様に協賛を得られるかどうかは不明
- ^ 同等の人数規模を有する合唱団を従えての「第九」催事に於いて、招請回数は別にして、女性指揮者が公演指揮者として招かれるのは、同じく東京都内で概ね毎年2月下旬に開催される「国技館5000人の第九コンサート」に於いても前例が存在する
- ^ 『YouTube』に於けるTOKYO FM公式アカウントにて掲載されている、第3回(2012年)及び第4回(2013年)各々の「夢の第九コンサート」ダイジェスト映像を見てみると、第3回公演のダイジェスト映像では公演指揮者の西本がステージ上に乗るオーケストラやソリスト陣などに向けて指揮棒を振っているのが見えるが、第4回公演のダイジェスト映像では、約1秒間だけ(再生開始から11秒目あたりから約1秒間)だが、西本がオーケストラと共に客席側に180度転換させているのが見える[4]
- ^ ちなみに出演メンバーは以下の通り《合唱パート別に表記》[5]。
- ^ 当該公演回で管弦楽を担ったイルミナート・フィルハーモニー・オーケストラの所属指揮者である辻博之が、その場に居合わせた合唱参加者や聴衆を相手に、予め用意した楽曲を使って発声練習を行った[6]。これが「THE 発声」と呼称される演目の中身であり、その際、イルミナート・フィルも伴奏役として協力している。この「予め用意した楽曲」に関して、公演指揮者の西本は公演前月にイープラスが行ったインタビューの中で「発声をしながらみんなでやり取りができる曲を作りました」と語っている[7]
- ^ この年(2010年)に組まれていた当初の放送予定では、『TOKYO FMプレミアム・クラシック・ナイト~西本智実 夢の第九コンサートへの道』という番組タイトルの下、4月から12月にかけての第3又は第4日曜日の夜19時から19時55分まで放送されることになっていた。そして最終回となる12月放送分の放送期日は、当年の公演期日「12月21日(火)」の5日後にあたる「12月26日(日)」に設定されていた[9]
- ^ 尤も2011年(平成23年)にも、少なくともJFL系列加盟局であるエフエム大阪やエフエム北海道に於いて関連番組が放送されている模様[11]
- ^ リハーサルへの出席に関して、2012年(平成24年)開催分の第3回公演までは「出席必須」とされていたが、2013年(平成25年)開催分の第4回公演以降は主催者側が公式サイトを通じて「原則としてリハーサルからご参加ください。諸事情によりリハーサル時間に間に合わない場合は欠席いただけますが、リハーサルにはなるべく参加し、本番へ臨んでください」と呼び掛ける形に変わっている[14][15][16]
- ^ この”カジュアルシート”について主催者側では「(『パート別に分かれて合唱するのは難しい』という)初心者の方々、あるいは中・上級者がパートで別れずに友人や家族と一緒に座って参加できる」座席と説明している[14][15][16]
- ^ ”スタンダードタイプ”と”プレミアムタイプ”の違いは、”プレミアムタイプ”のみ公演前日にミューザ川崎(川崎市)に於いて実施されたゲネプロにも出席出来るということである[12]
- ^ 同類の国内「第九」催事で、同じく東京都内で毎年開催されている「5000人の第九」を初め、大阪の「サントリー1万人の第九」、広島の「第九ひろしま」の3興行については、合唱団員に対して楽譜を持たず暗譜による演奏参加を要求している[17]
- ^ オーケストラ楽団員やソリスト陣などへの光の反射で演奏を妨害してしまう可能性があるため。なお、本興行では表紙に無光沢(ツヤ消し)仕様の素材を使用したオリジナル楽譜(西本智実メッセージ入り)を有料頒布しており、この楽譜を使用する場合には譜面カバーの装着は不要とされている[15]
- ^ 第2回公演(2011年;平成23年)以降の公式サイト上に掲載されている「練習会、リハーサル参加要領」ページ内の練習会カリキュラムに関する記述の中に「参加される方々が毎回替わり、キャリアも様々となりますので…」との記述が見え、ここから練習会1回開く毎に受講生を総入れ替えしていることが窺える[20][21][22][23]
- ^ 初回公演が行われた2010年(平成22年)のみ、希望する開講日の2週間前までに主催者側が指定したメールアドレスまたはFAX番号宛に予約申込を済ませる必要があった《電話による予約申込は不可だった》
- ^ 初回公演が開催された2010年(平成22年)に関しては、当日参加に関する規定は存在しなかった
- ^ 初回公演(2010年;平成22年)に係る公式サイト上にはこの旨が明記されていないが、第2回公演(2011年;平成23年)以降の公式サイト上に於いて明記されるようになった[19][20]
- ^ 同年開催分の公式サイト内『第九合唱参加チケット』ページの中程に練習会に関する記載が見え、その中に於いて「西本智実さんが一部の日時で特別指導します」とだけ告知されている。なお同じ公式サイト内『練習会、リハーサル参加要領』ページでは、西本による直接指導に関する記述は見られない[12][19]
- ^ 当該宿泊施設から初回公演の会場だった日本武道館までの片道所要時間は、徒歩のみで21~25分程度、地下鉄利用〔1駅間(半蔵門→九段下)のみ〕の場合には徒歩分も含めて18~20分程度となっている[25]
出典
- ^ 『ヴェルディ生誕200年記念公演』 - 『西本智実オフィシャルブログ「智さんの小部屋」』2013年09月21日付掲載記事
- ^ 『TOKYO FM夢の第九コンサート2014のご案内(3/31 pm05:00更新)』 - 『「所沢で第九を」合唱団お知らせ』(「所沢で第九を歌う会」公式ブログ)2014年03月31日付け掲載記事
- ^ a b 『『TOKYO FM 夢の第九コンサート2013』12月28日(土)22:00~22:55、JFN系全国38局ネットで放送!』(→アーカイブ) - エフエム東京・2013年12月16日付けプレスリリース《2014年1月15日閲覧》
- ^ 『夢の第九コンサート2012 supported_by_SUZUKI~夢の第九への道~』・『TOKYO_FM_夢の第九コンサート2013』 - 何れもYouTube内TOKYO FM公式アカウント投稿映像《2014年1月15日閲覧》
- ^ 『スター混声合唱団様メンバー』 - 宇都宮第九合唱団公式ブログ・2011年12月16日付け掲載記事《2014年1月15日閲覧;宇都宮第九合唱団は第2回・第3回両公演に団体参加している》
- ^ 『ザ発声』(→アーカイブ) - 『ツジイズム!! Tsuji's BLOG』(指揮者・辻博之オフィシャルブログ)2013年12月13日付掲載記事《2014年1月15日閲覧》。当該記事に於いて「THE 発声」にて使用された楽曲について写真画像入りで簡潔に紹介されている
- ^ 『指揮者:西本智実インタビュー「鑑賞席で聴くだけの方にも是非歌ってもらいたい。ハミングでも。一緒に演奏する空間を感じていただきたい」TOKYO FM 夢の第九コンサート2013』(→アーカイブ) - 『e+(イープラス) CLASSIX』2013年11月08日付け掲載記事《2014年1月15日閲覧》
- ^ 『マンスリー・スペシャルラジオ番組『TOKYO FMプレミアム・クラシック・ナイト SUZUKI presents 西本智実 夢の第九コンサートへの道』』(→アーカイブ)or(→アーカイブ) - 『夢の第九コンサート in 日本武道館(2010年)』公式サイトより《2014年1月15日閲覧》。当該ページにはこのほか、西本自身によるレッスン音声アーカイブが番組放送回分(全8回)掲載されている他、西本や放送回毎のゲスト出演者に対するメッセージを送付するためのメールアドレスも掲載されている
- ^ 『マンスリー・スペシャルラジオ番組『TOKYO FMプレミアム・クラシック・ナイト~西本智実 夢の第九コンサートへの道』』 - 『夢の第九コンサート in 日本武道館(2010年)』公式サイトより《2014年1月15日閲覧→現在はインターネットアーカイブに残存(アーカイブ保存年月日「2010年7月29日」)》
- ^ 『『TOKYO FM 夢の第九コンサート2012 supported by SUZUKI』12月29日(土)22:00~22:55OA! 来年の開催も決定!』(→アーカイブ) - エフエム東京・2012年12月19日付けプレスリリース《2014年1月15日閲覧》
- ^ 『年末の特別番組とそれに伴う放送休止、放送時間変更のお知らせ(2011年)』〔エフエム大阪・2011年12月22日付けインフォメーション;→アーカイブ〕・『12月31日付け投稿記事』〔mixi内エフエム北海道(AIR-G')公式アカウントより;→アーカイブ〕{以上、何れも2014年1月15日閲覧}より
- ^ a b c 『第九合唱参加チケット(2010年)』(→アーカイブ) - 『夢の第九コンサート in 日本武道館(2010年)』公式サイトより《2014年1月15日閲覧》
- ^ 『第九合唱参加チケット(2011年)』(→アーカイブ) - 『夢の第九コンサート2011』公式サイトより《2014年1月15日閲覧》
- ^ a b c 『第九合唱参加チケット(2012年)』(→アーカイブ) - 『夢の第九コンサート2012』公式サイトより《2014年1月15日閲覧》
- ^ a b c d 『第九合唱参加チケット(2013年)』(→アーカイブ) - 『夢の第九コンサート2013』公式サイトより《2014年1月15日閲覧》
- ^ a b c 『第九合唱参加チケット(2014年)』(→アーカイブ) - 『夢の第九コンサート2014』公式サイトより《2014年5月25日閲覧》
- ^ 『第30回出演者募集要項』〔国技館すみだ第九を歌う会(「5000人の第九」主催者団体)Webサイトより;→アーカイブ〕・『応募から本番までの道のり』〔毎日放送(MBS)Webサイト内『サントリー1万人の第九』(第30回公演分)Webサイトより;→アーカイブ〕・『2013年合唱団員募集』〔中国放送(RCC)Webサイト内『第九ひろしま2013』(第29回公演分)Webサイトより;→アーカイブ〕《以上3サイト共2014年1月29日閲覧》から
- ^ a b 地図サイト『Mapion』より”東京都千代田区麹町1丁目~TOKYO FM社屋とその周辺”《2014年1月15日閲覧》
- ^ a b c 『練習会、リハーサル参加要領(2010年)』(→アーカイブ) - 『夢の第九コンサート in 日本武道館(2010年)』公式サイトより《2014年1月15日閲覧》
- ^ a b c d 『練習会、リハーサル参加要領(2011年)』(→アーカイブ) - 『夢の第九コンサート2011』公式サイトより《2014年1月15日閲覧》
- ^ a b c d 『練習会、リハーサル参加要領(2012年)』(→アーカイブ) - 『夢の第九コンサート2012』公式サイトより《2014年1月15日閲覧》
- ^ a b c d 『練習会、リハーサル参加要領(2013年)』(→アーカイブ) - 『夢の第九コンサート2013』公式サイトより《2014年1月15日閲覧》
- ^ a b c d 『練習会、リハーサル参加要領(2014年)』(→アーカイブ) - 『夢の第九コンサート2013』公式サイトより《2014年1月15日閲覧》
- ^ 『~西本智美さん指揮、日本フィルハーモニー交響楽団の演奏で第九を歌おう~『TOKYO FM 夢の第九コンサート』特別レッスン開催』(→アーカイブ) - 「EYS MUSIC SCHOOL」2012年11月30日付けプレスリリース《2014年1月15日閲覧》
- ^ 『グーグルマップ』を使ってのルート検索「グランドアーク半蔵門→日本武道館」より《2014年1月15日閲覧》
- 1 TOKYO FM 夢の第九コンサートとは
- 2 TOKYO FM 夢の第九コンサートの概要
- 3 演目および放送
- 4 合唱団について
- 5 レッスン(練習会)について
- 6 その他特記事項
「TOKYO FM 夢の第九コンサート」の例文・使い方・用例・文例
- スタンドの学生が TOKYO と人文字を書いた.
- 1999年にAFMM+3財務大臣会議が開催されました。
- 簡単にRFM分析を行うソフトウェアを発売する事が決まった。
- FM 放送は戦後音楽ファンに愛好されるようになった.
- AMまたはFMラジオ放送の製作と放送のための局
- ラジオとテレビ(またはFMラジオとAMラジオ)で同時に流される放送
- FM放送
- FM放送の受信装置
- ミニFM局という,狭い区域向けの放送局
- FM放送の周波数のすき間を利用した多重放送
- 電波法の規制を受けない微小電力のFM放送
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