椎名 まゆり(しいな まゆり)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/08/01 14:31 UTC 版)
「STEINS;GATEの登場人物」の記事における「椎名 まゆり(しいな まゆり)」の解説
声 - 花澤香菜 未来ガジェット研究所のラボメンNo.002。「線形拘束のフェノグラム」の主人公の一人である。一人称は「まゆしぃ☆」(通常は「まゆしぃ」と略記)だが、自分の心情を吐露する時に「私」と言うことがある。 16歳。1994年2月1日生まれ。身長152cm、体重45kg。血液型はO型。スリーサイズはB85/W56/H82。 御茶ノ水にある私立花浅葱大学附属学園2年生。岡部の幼馴染で、岡部の「人質にして、人体実験の生贄」という脳内設定に従って彼の傍におり、岡部に続くラボメンとなった。出会い、別れ際にかかわらず挨拶は「トゥットゥルー♪」。心情を表現する度に「まゆしぃは○○なのです」というセンテンスを用いる。おっとりとした性格かつ、マイペースで天然な楽天家である。劇中の要となるラボの研究内容にあまり関心を見せないが、そのほんわりした言動や性格からラボにおける清涼剤的な役割を果たしている。洞察力があり、一つの世界線では鈴羽の父親の正体に気づき、2人を出逢わせた。 ネコ耳メイド喫茶「メイクイーン+ニャン2」でアルバイトをしており、源氏名は「マユシィ・ニャンニャン」で金髪のウィッグを付けている。 趣味はコスプレのコス作りだが、自分でコスプレはせず、仲の良いコスプレイヤー友達である「ふぶきちゃん」「カエデちゃん」(#サブキャラクター参照)に着てもらいコミマ(コミックメガマーケット)で度々発表している。オタクではあるが、コミマでは同人誌などの入手よりもコスプレ発表をメインにしている。 食べ物の話題になると途端にご機嫌になる大食家で好物は唐揚げ(商品名:ジューシーからあげNo.1)とバナナ、他にはジャンクフードも好き。故にいつも何かを食べているが、父親と毎朝ランニングしていていくら食べても太らない。運動神経も良く、すぐ息切れする岡部よりタフである。 6年前に懐いていた祖母が他界したショックから、半年ほど毎日祖母の墓参りを続け、失声症同然になっていた事がある。それ以降、祖母の形見である懐中時計を常時携帯している。この様子を不憫に思った岡部が、あるアニメの悪の科学者の台詞を引用して慰めたことから、上述のように自ら「まゆしいはオカリンの人質」を実演するようになった。また、祖母と一緒に星空を見ていた影響で今でも唐突に空に向かって手を伸ばす癖(岡部曰く「星屑との握手(スターダスト・シェイクハンド)」)がある。 電話レンジ(仮)の使用を機にα世界線に入った場合、どのような手段を講じても2010年8月中旬に死亡する。そのため岡部は元の世界線(β世界線)への復帰を試みるが、そちらの世界線では紅莉栖が死亡してしまう。失敗に心が折れかける岡部を「らしくない」と一喝する。これにより奮起した彼が計画を成功させ、双方を救える「シュタインズ・ゲート」世界線へ入る事に成功、2人とも揃って生存するトゥルーエンドを迎えた。 2011年6月に行われた、電撃オンラインによるキャラクター人気投票では第4位(321票)を獲得した。 なおアニメ版の第23話(β)では前述の挑戦失敗の際、心が折れかけ苦しむ岡部を見て鈴羽やラボメンたちに「何故オカリンだけが苦しまなくてはならないのか」と言ってしまう。あくまでも岡部を思っての言葉だったが、結果としてこれがきっかけで岡部は紅莉栖救済を諦め、アニメ版の『ゼロ』へと繋がる展開が描かれている。 【ゼロ】 心に深い傷を負った岡部の事を気にしつつ、過度に負荷をかけないように見守っている。 本作では未来における彼女の姿も若干描かれており、そこでは幼かった頃の椎名かがりと共に暮らしている。 「謎の集団」による襲撃以降、岡部が自分の前では見せない様々な苦悩を抱えながら事態を解決しようと動いているのを察し、やがてその苦悩の根源的原因は自分が紅莉栖の救済を諦めさせたからではないかと考えるようになる。彼女は鈴羽が最後のタイムトラベルを実行しようとした際に同行を願い出る(まゆりはこれを「オペレーション・アークライト」と呼び、ラボメンナンバー002初の任務だと岡部に告げた)。しかし直後に「教授」が率いる「謎の集団」の攻撃に遭い、タイムマシンに乗ったまま鈴羽と共に消息不明になってしまう。
※この「椎名 まゆり(しいな まゆり)」の解説は、「STEINS;GATEの登場人物」の解説の一部です。
「椎名 まゆり(しいな まゆり)」を含む「STEINS;GATEの登場人物」の記事については、「STEINS;GATEの登場人物」の概要を参照ください。
- 椎名まゆりのページへのリンク