椎名 かがり(しいな かがり)
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「STEINS;GATEの登場人物」の記事における「椎名 かがり(しいな かがり)」の解説
声 - 潘めぐみ 未来ガジェット研究所のラボメンNo.010。β世界線上においての2036年において、椎名まゆりの養子となっていた少女。STEINS;GATE外伝小説シリーズにて初登場。 2026年生まれ。 元々は戦災孤児であったが、まゆりが引き取って育てていた。その後、阿万音鈴羽と共に過去へタイムトラベルし、その途中一時的に「1998年」に滞在していた際、アクシデントが発生。鈴羽と逸れ、12年の間行方不明となっていた。 【ゼロ】 2010年、千葉の某所で一切の記憶を喪失した状態で現れる。十数年の間、どこで何をしていたのか不明。「仮名」から「かな」と呼ばれるようになった彼女は、ある僧侶が寺でひとまず保護していたが、その寺では女人を長い間滞在させる事が難しかったため、僧侶は縁があった漆原るかの父に相談、しばらくの間神社に逗留する事となる。るかはその流れで岡部に相談を持ちかけ、ラボにおいて阿万音鈴羽と「再会」する事となった。成長した彼女は牧瀬紅莉栖にどことなく容姿が似ており、その面においても岡部を翻弄する。 「かな」を「かがり」とした決め手は、彼女が発見時に唯一つ所持していた謎のキーホルダー。まゆりから未来世界で貰ったもので鈴羽も彼女の宝物と知っていたため。なお、キーホルダーの正体は「森の妖精さんウーパ」。(2010年の)まゆりはこれを一発で言い当て「(正真正銘の本物であり)大変な激レアもの」とラボメンたちに説明した。 ラボメンたちと交流を深めるうち、子供時代の記憶を唐突に思い出し、まゆりを「ママ」と呼ぶなど幸せな日々を過ごしていたが、ある日ひとりで街中を歩いている際、何らかの要因によって再度失踪。ラボメンたちは八方手を尽くして探したが見つけられなかった。 それから数ヶ月後、「謎の集団」と同じスーツにヘルメットを装着し、ラボに1人でいた鈴羽を突如ナイフを持ち襲撃する。洗脳されたような状態で感情を喪失していたが、鈴羽が(かがりが失踪の際に持っていかず)ラボに置いてあった「森の妖精さんウーパ」を見せつけると激しく反応、これを奪い姿を消す。 彼女の正体は第三次世界大戦の世界においてレスキネンによる洗脳の被害者となった1人。鈴羽と供にタイムトラベルした際、洗脳による「神の声」に従いシュタインズゲート到達阻止のため脱走した。その後はその時代のレスキネンの元へ訪れ人体実験を受け、未来のレスキネンが行った洗脳による知識を得たレスキネンを歓喜させた。 ルート次第では整形して阿万音由季になりすましているかがり、もしくは牧瀬紅莉栖の記憶を埋め込まれているかがりと大きな違いがある。
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